祖谷川支流2本

渓流釣り遡行記2014
渓流釣り遡行記2014
  2014/8/25 晴れ 吉野川水系  
祖谷方面に向かう。
一昔前は、車1台がやっと通れるような道だった。今ではバイパスやトンネルができて走りやすい道に変わって秘境というイメージは変わりつつある。昔はよく通った祖谷川だが、このところ年に数回の釣行になってしまった。祖谷川は支流の多い渓だが殆どの支流には電力の取水堤防があり下流は水が流れていない。よって釣り場は取水から上流域になるから1日遊べる様な渓は少ない、だから何本かの渓をハシゴすることが多い。1本の渓を源流まで詰めて戻ってきてからもう1本となると体力的にシンドイ、昔は元気だった・・・・たぶんこれが理由なんだと思う。 本日の予定も2本の支流を予定している。足が持つかどうかが心配だ。

車を降りると2、30匹のテジロが飛び回る。

歩きはじめると数匹纏わり付くが凶暴さはなく、うるさいハエくらいだ。今年は雨が多いせいだろうかテジロが少なく快適な夏の渓だった。このまま居なくなってしまえばいいのだけど・・・・

渓相は厳しいが滝が連続してきれいな渓だ。
この辺りまで来ると水量は落ち着く。

KEIZOUさんが2時間かけて取ってきたバッタ
横で見ていると魚は咥えているが合わせを入れるとスッポ抜けて針掛かりしない。大物が居れば一発なんだろうけどねぇ・・・・彼は意地でバッタ餌を通したが報われなかった。

アマゴ7寸(23cm)
7寸は掛かるがなかなか8寸に届かない。

最大の淵で8寸(24cm)がでる。


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いつも8寸か9寸が出る場所
6寸が精一杯だった。

二又の3つ上の滝で納竿、水線切れの屏風滝付近までアマゴがいるが深追いはやめた。産卵前のこの時期、種沢は静かにしておいた方がいいとの判断がはたらいた。・・・・それもあるが正直なところ2本目の渓にそなえて体力の温存です。

帰りの林道は荒れている。二又の作業小屋付近の林道は明確だがこれを信じるとやがて毛獣道(獣道に毛が生えた林道)になり急斜面の崖で途切れる・・・・川通しで来た場所を辿った方が安全だ。もしくは隣の渓を釣って尾根回りで帰ってくるという選択肢もある。短い渓ではあるが魚影が濃いのは遡行が厳しいのと林道が荒れていることが影響しているのだと思われる。
渓変わり2本目
取水下の渓、普段は水量が少ないから釣り人は毛嫌いして入らないだろう。水量は少ないが深い淵が程よく点在して少なからず小谷からの流れ込みがあるので水量が切れることはない。前回は7寸クラスがよく釣れた。水が出たら大変なことになるかも知れないと思っていた。このところの雨で取水はオーバーフローしているようで絶好のチャンスかも知れない・・・・。
30mの大滝
前回は2条のチョロチョロ落ちるだけだったが、今日は大迫力で幅いっぱいに流れ落ちる。滝の飛沫が下の淵まで届いていたので先に行ったKEIZOUさんに任せた。チビアマゴの入れ食いだったそうだ。アベレージサイズは6寸・・・・前回より1寸小さい。
大変なことにはならなかった。

赤アマゴが釣れる。右のアマゴは上半身しか朱点がない。卵放流だと思われるが、なんだか可哀想になる。こんなアマゴを放した責任は誰が取るのか?赤アマゴの渓になってしまったら取り返しが付かないのでキープした。

取水まで釣り上がる。
期待の深淵から大物は出なかった。
当日データ
 釣果:31尾 最大24.0cm キープ5
 遡行距離12.4km 標高差400m

 

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