渓流釣り遡行記2014
2014/7/16 晴れ 那賀川水系
2014/7/16 晴れ 那賀川水系
KEIZOUさんと那賀川の源流を目指す。
KEIZOUさんは何度か目的の渓に来たことがあるそうだが、いつも車止めには車が止まっていて別の渓に変わるしかなかったようだ。今日も似たような状況、湿った路面から抜けたところにちょっと前に通過したと思えるタイヤの跡がクッキリと付いている。もう、主な支流は過ぎてしまった・・・・こんな朝早く・・・・釣り人か?・・・・目的は同じか?・・・・もう少し早く家を出ればよかった。(実は予定より30分早く出発した。)等と考えていると広くなった場所で車を回している。釣りかどうかは確認できなかったけど、何とか悪い予感は消えてなくなった。
車止めに到着、準備をしていると1台の車がやってきた。
徳島ナンバーのフライマン二人
「釣りですか?」
「釣りですか?」
「まぁ」
「どちらへ行かれますか?」
「ずーっとまっすぐ・・・・左支流は行きませんからどうぞ 」
「じゃ少し下流から左支流を釣り上がります。」
5分チョッとタッチの差 何を思ったのか出発を30分早めたのが幸いしたようだ。悔しいやろな。俺らもさっきまで、そんな思いでタイヤの跡を見てたからなぁ。
下流に向かう車を見送った。
台風から1週間、まだ水量は多め。
愛すべき原生林の渓
渓は緩めだが、流れは透明
四国の熊が棲む場所なので熊鈴を取り付ける。
渓の流れる音と鳥の囀りの中に熊鈴がチリンチリンと響く
渓は緩めだが、流れは透明
四国の熊が棲む場所なので熊鈴を取り付ける。
渓の流れる音と鳥の囀りの中に熊鈴がチリンチリンと響く
釣りはじめて1時間、「釣れったぁ」って聞くと「4尾」 さらに2尾追加
殆どアタリがない。偶に掛かってもポチャリと落とす、6対0が続く。この渓でボーズなんて考えていないけど少々焦りが・・・・漸く7寸が掛かる。
殆どアタリがない。偶に掛かってもポチャリと落とす、6対0が続く。この渓でボーズなんて考えていないけど少々焦りが・・・・漸く7寸が掛かる。
左の写真 連続で2寸が掛かる。餌は太虫、針はマス8号だぜ。「うまいなぁ・・・」って褒められたが皮肉にしか聞こえない。一方、KEIZOUさんは8寸強(26cm)
この差はなんなんだ!
巨木が渓の中に生えているのがこの渓の特徴、そして、倒れた巨木が渓に横たわっている。自然が豊で深いって証だ。
ホラ貝の滝 2段30m
らせん状に落ちてくる様はホラ貝そのもの、初めてこの滝を見たとき滝壺は広く深かったが砂利が堆積して浅く狭くなってしまった。
KEIZOUさんが大滝で釣った泣き尺(29.5cm)右の落ち込みを滝登りしようとしていたのはコイツだろう。こんな大滝登れないだろうに・・・・もの凄いド根性だ。
根性に免じて流れに返してやった。って
最源流までやって来た。
水量は少なくなるが気持ちのいい渓だ
水量は少なくなるが気持ちのいい渓だ
数は少ないがアマゴが出だす。
型は7寸
左が在来種タイプで右が卵放流タイプ、漁協の高齢化、放流予算の圧縮など 卵放流が必要なのはわかるが何故、在来種が棲んでいるところに放流するのか理解できない。
左が在来種タイプで右が卵放流タイプ、漁協の高齢化、放流予算の圧縮など 卵放流が必要なのはわかるが何故、在来種が棲んでいるところに放流するのか理解できない。
魚止めの風景
前回は右の写真が魚止めだったが
今回標高差で30m程下がっていた。
ここで納竿
帰り道の林道から渓を見る。
林道から見てもいい渓だ。
林道から見てもいい渓だ。
当日データ
釣果:16尾 最大22.0cm キープ0
遡行距離10.6km 標高差280m
釣果:16尾 最大22.0cm キープ0
遡行距離10.6km 標高差280m
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