渓流釣り遡行記2014
2014/5/1 晴れ 吉野川水系
2014/5/1 晴れ 吉野川水系
以前、入渓ルートを間違えて2時間のロス、25mの滝を前に源流域突入を諦めた。 滝の上はどうなっているのか?何処まであまごがいるのか?気になるところだ。
車道と渓が交差する下流部から入渓
緩い渓の印象があったが大滝、大エンテがあり何度も高巻きを強いられた。
※高巻き
「渓流、源流部で登行困難な場所に遭遇した時、山肌を登り遠回りして次の入渓ポイントに行く事」
「渓流、源流部で登行困難な場所に遭遇した時、山肌を登り遠回りして次の入渓ポイントに行く事」
高巻きNo1
入渓地点の淵は無反応
狭まった落ち込みの壁に取り付いたが岩が濡れて滑る・・・・初めから高巻きかいな。岩場を越えれば何とかなると思っていたが、岩場を越えると渓筋がパックリ・・・・とても降りられそうにない。 渓筋が切れるまで急斜面を4輪駆動で立木を頼りに這い上がる。 高巻いたのは良いが渓の流れまでかなりの高度感がある。 緩そうな斜面、樹木が生えている斜面を探して渓に立った。
入渓地点の淵は無反応
狭まった落ち込みの壁に取り付いたが岩が濡れて滑る・・・・初めから高巻きかいな。岩場を越えれば何とかなると思っていたが、岩場を越えると渓筋がパックリ・・・・とても降りられそうにない。 渓筋が切れるまで急斜面を4輪駆動で立木を頼りに這い上がる。 高巻いたのは良いが渓の流れまでかなりの高度感がある。 緩そうな斜面、樹木が生えている斜面を探して渓に立った。
高巻きNo2、No3
2段の滝が見えてきた。これが村兆さんが言っていた下流域の大滝か? 1段目は高さ10mと大したことはないが滝壺の周りがザレている。 安全を考えると樹木がある高い場所まで高巻きを強いられる。
2段の滝が見えてきた。これが村兆さんが言っていた下流域の大滝か? 1段目は高さ10mと大したことはないが滝壺の周りがザレている。 安全を考えると樹木がある高い場所まで高巻きを強いられる。
2段目の滝は30m以上ある見事な斜滝だ。広くて深い淵が印象的、 何とか下りられそうなので竿を出す。 龍神でも出来来そうな気配がする大淵なのに4寸1尾とは寂しい。 下ってきた斜面を登り返す。上を見あげると林道がみえる。あんなところまで登るのか・・・ 途中、石積みの道らしいところがあり、滝上の狭いテラスに導かれる。 乾いた落ち葉が滑りやすく、スリル満点で高巻くことが出来た。
高巻きNo4
やがて、見覚えのある石積みの壊れたエンテが見えてきた。 3段の淵になっている。1段目、2段目は竿を出したが、3段目は無理みたい。
やがて、見覚えのある石積みの壊れたエンテが見えてきた。 3段の淵になっている。1段目、2段目は竿を出したが、3段目は無理みたい。
たぶん、斜面の上に林道が通っている。 30m弱の高巻きだが急斜面、最後の最後で伐採で切り倒された樹木が重なり合って往生こいた。
高巻きNo5
渓を堰き止めた石積みのエンテ、堰き止めた水はトンネルを掘って流している。 植林に取り付いて高巻きを開始、植林の中に林道を発見。だらだらと登り坂になって大回りしてエンテの上に続いていた。 直接エンテの石積みを登った方が楽で早かった。(前回はそうした)
渓を堰き止めた石積みのエンテ、堰き止めた水はトンネルを掘って流している。 植林に取り付いて高巻きを開始、植林の中に林道を発見。だらだらと登り坂になって大回りしてエンテの上に続いていた。 直接エンテの石積みを登った方が楽で早かった。(前回はそうした)
高巻きNo6
斜面を広がって流れ落ちるきれいな滝、 前段の岩を登りはじめて気がづいた。この滝には滝壺がなかった・・・・ 滝横の張り出した小尾根に取り付いて高巻く、小尾根は細くて嫌らしいが岩のホールドと立木がしっかりいるので怖さはなかった。 滝の高さまで登ると昔炭焼きで使っていた古い道に出合うが素直に滝上には続いてないようだ。
斜面を広がって流れ落ちるきれいな滝、 前段の岩を登りはじめて気がづいた。この滝には滝壺がなかった・・・・ 滝横の張り出した小尾根に取り付いて高巻く、小尾根は細くて嫌らしいが岩のホールドと立木がしっかりいるので怖さはなかった。 滝の高さまで登ると昔炭焼きで使っていた古い道に出合うが素直に滝上には続いてないようだ。
高巻きNo7
左に炭焼きの石積み、斜面の所々に植林が見えているから左巻きかなと思ったのだが、どうも渓を渡って右巻きらしい。 涸れた小沢のザレ場を滝の高さまで登ると壁面に隙間があって滝上に続いている。 滝の真上を細いテラスから高巻くのでメチャクチャ怖い。 途中50cmくらいの段差 落ちてたとしても滑落しないことを確認してズリ下がる。
左に炭焼きの石積み、斜面の所々に植林が見えているから左巻きかなと思ったのだが、どうも渓を渡って右巻きらしい。 涸れた小沢のザレ場を滝の高さまで登ると壁面に隙間があって滝上に続いている。 滝の真上を細いテラスから高巻くのでメチャクチャ怖い。 途中50cmくらいの段差 落ちてたとしても滑落しないことを確認してズリ下がる。
滝を高巻くと、また滝が待っていた・・・・次の高巻きは岩場 手のホールドも足の置き場もしっかりしているが帰りが心配・・・・果たして後ろ向きで降りことができるだろうか???? 行きはよいよい帰りは何とかである 。 こんな場所は決して、前向きで下りてはならない。
7寸(21cm)
高巻きNo1から下った淵で7寸が出た。
色ひかえめのいい感じのアマゴだ。
高巻きNo1から下った淵で7寸が出た。
色ひかえめのいい感じのアマゴだ。
高巻きNo3の滝壺 広く深い、龍神でも出来来そうな気配がする大淵なのに4寸1尾とは寂しい。
アマゴ7寸(22cm)
ポツリ、ポツリとアマゴが出るようになったが連続しない。渓相は抜群で釣りやすい。世間はGWまっただ中・・・人が入ったような形跡はない。この渓は人気がないのか?
高巻きNo7の滝上
渓は緩いが適度な落ち込みが連続して水量も多い。
源流らしい風景になってきた。
渓は緩いが適度な落ち込みが連続して水量も多い。
源流らしい風景になってきた。
あまご8寸(25cm)
漸く8寸が出た。
産卵出来なかったのか?まだ、腹の中に卵を持っている。
漸く8寸が出た。
産卵出来なかったのか?まだ、腹の中に卵を持っている。
左支流納竿場所
しばらく遡行すると造林小屋がありその上流で二又に分かれる。地形図の水線は右支流にあるが水量は左支流の方が多い2:3くらいの割合だろうか?先に左支流を釣り上がる。落ち込み毎にアマゴがいる。二又から標高差50mチョット、遡行したところで時間が少なくなったので右支流に向かう。この水量だと、まだ魚止めは遠いだろう。
右支流 納竿場所
左支流も標高50m釣り上がったがアタリも魚が走る姿もなかった。ここでアタリがなかったら居ないのだろうと納竿した。(上の写真)この分だと左支流の魚止め確認に源流を詰めた方がよかった。
あけぼのつつじが満開
この渓のあけぼのつつじは色が濃い
この渓のあけぼのつつじは色が濃い
帰りのエスケープルートは左側にあった。(高巻きNo7の岩場は通らなくてよかった。 「ホッ」)しっかりした林道だが、途中谷筋が崩れて危険な箇所にはロープが張られている。 渓までの斜面が急なのでロープがあっても嫌な感じだ。GW中にもかかわらず人気がないのはこんな理由かも知れない。
当日データ
釣果:20尾 最大25cm キープなし
遡行距離7.9km 標高差500m
釣果:20尾 最大25cm キープなし
遡行距離7.9km 標高差500m
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