渓流釣り遡行記2013
2013/3/3 小雨 東予水系 祖谷川
2013/3/3 小雨 東予水系 祖谷川
四国全面解禁・・・・今年も渓流シーズンがはじまった。
3月の解禁日は仕事なんかしたことがない時期もあったけれど、この年になるといろいろあって、そう思い通りにも行かない。禁断症状は1ヶ月前にはじまった愛媛解禁で治まっているし、源流シーズンはもう少し先だから、そんなに焦る必要はない。
思い返してみると解禁日はあまりいい思い出がない。
- 夜討ちを敢行、明るくなり歩きはじめた渓にはベタベタの足跡があった。
- 有名筋、まだ暗いうちに到着すると5組の釣り人が焚き火を囲んで盛り上がっていた。
「渓割りは終わったから、帰れ」と言われた。それから、渓を探したが迷走 - 暖かい年だったので、快調に車を飛ばして目的地に向かっていると、
そこだけ路面が凍結していて、まだおろして間も無いの新車が山肌に突っ込んだ。 - 日が変わるまで車中宴会して就寝、朝起きると雪で車のドアが開かなかった。
もう止めようか?と思ったのだが同業者に追い立てられて雪まみれになった。 - 2日釣行、宿泊予定の温泉宿が閉館??
- 解禁祝いに飲み過ぎてしまって2日酔いでヘロヘロ、
目的の渓が厳しい渓だったので諦めた。 - ・・・・・・・まだ、いろいろある
まぁ、解禁日の『お祭り気分』は最高潮だったんだけどね。
本日の相棒:村兆さん
釣りはじめの大淵が連続する場所。全くアタリが無い・・・・・どうしたことか?
木に絡まった仕掛けの目印が色あせていない。去年引っかかったものとは違う。帰りに仕掛け巻きが落ちていたが殆ど汚れていなかった。・・・・アプローチの林道にも渓筋にも、足跡は残っていないから解禁日前の入渓だろう。ルールは守ろうよ。
手前に俺湖のみの長淵、奥に2条の滝(今日は、水量が多いのか4条になっている)、かつて8寸、9寸が釣れた絶好のポイントだったのだが、ここ何年か7寸以下の顔しか見たことがない。
右岩横の浅瀬に9寸クラスが浮いていた。奥に仕掛けを入れるとゆっくり近づいてきたが上から小物が餌に猛突進してきたので仕掛けを横に振ってアタックを躱した。小物の動きで活性が出たのか9寸も猛突進してきて餌を咥えたところに合わせを入れた。一瞬『尺』あるかと思ったのですが検寸してみると29cmの泣き尺でした。
奥の滝に進んだ村兆さんの竿が大きく曲がって取り込みにかかっている。
近づいてみること今シーズン初8寸と喜んでいた。
11時過ぎ 漸く渓全体に日差しが差し込んで来た。
お日様の力は偉大だ。
奥の白泡の中で掛かった。
8寸(24.5cm)
小さなポイントで8寸が掛ける。
この辺りは、系統の違ったアマゴが釣れだした。右から支流が流れ込んでいるから支流に卵放流されたようだ。
この辺りは、系統の違ったアマゴが釣れだした。右から支流が流れ込んでいるから支流に卵放流されたようだ。
村兆さんが支流を偵察に行った。派手目の7寸が2匹釣れたそうだ。
終盤の連瀑
去年の釣行では全くアタリがなく、魚の姿すら見ることがなかったのに、連瀑帯のはじまりの滝でまずは8寸(25cmが掛かる。次に8寸前の7寸(23cm)、そして8寸(25cm)が掛かる。連瀑帯を越えた源流部に棲息していたから下流に落ちてきたのだろうか?
去年の釣行では全くアタリがなく、魚の姿すら見ることがなかったのに、連瀑帯のはじまりの滝でまずは8寸(25cmが掛かる。次に8寸前の7寸(23cm)、そして8寸(25cm)が掛かる。連瀑帯を越えた源流部に棲息していたから下流に落ちてきたのだろうか?
村兆さんが釣ったアマゴ
パーマークが7個・・・チョットバランスが悪い。
パーマークが7個・・・チョットバランスが悪い。
源流部
まだまだ、魚が居付くような落ち込みと深みがあり、7寸が掛かった。
魚止め
釣れなかったが、最後に魚を見た場所
釣れなかったが、最後に魚を見た場所
納竿場所
植林が逼った中を渓が細く流れる。普段の水量を考えればここより上流に、魚は居ないだろう。かつての魚止め付近まで魚は戻っているようだ。
植林が逼った中を渓が細く流れる。普段の水量を考えればここより上流に、魚は居ないだろう。かつての魚止め付近まで魚は戻っているようだ。
渓にアマゴが復活してきたことは喜ばしいことだが、地味で野性味あるアマゴを見かけなかったのは寂しいことだ。
当日データ
釣果:34匹 最大29.0cm キープなし
遡行距離:10.8km 吉野川水系(祖谷川)
釣果:34匹 最大29.0cm キープなし
遡行距離:10.8km 吉野川水系(祖谷川)
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