2012/9/29 曇り/雨 吉野川水系
造林小屋の渓は、大物が釣れる訳でもない。、数釣りが出来る訳でもないのだが、渓自体が魅力的で俺が好きな渓の一つだ。変化に富んだ水の流れ、造形美にあふれる滝の連続、限りなく透明度な深淵・・・・遡行が厳し く達成感が残るところがまたいい。
厳しい渓が故、魚止め付近にある造林小屋跡を見たことがない。
1回目のチャレンジは18年前、2本目の林道と交差した場所でタイムアウト、エスケープは地形図の林道に導かれるまま東の尾根ルートを辿ったが支尾根に騙されて酷い目に遭った。
2回目のチャレンジは3年前、2本目の林道は越えて、もうそろそろ造林小屋付近だったのだが、完全のバテてしまい、帰りの体力を温存するため大休憩・・・今回の遡行で判ったのだが大休憩した場所から50mも進めば造林小屋跡があった。エスケープは、西側の登山道の登り口を見つけることが出来なかったが、何となく標高を保って登山道に至る帰り道を見つけたのは幸いだった。
3回目のチャレンジは2年前、アプローチでロスった時間を取り返そうとして初めての林道を使ったが林道が途切れてしまい低木をかき分けて進んだ先は断崖絶壁の尾根に唖然・・・なんとか回り込みながら下降して渓に立つことができたが、いつもの道を使った方が早かったかも知れない。でっ、またしても造林小屋には届かなかった。
結論は、『下から釣り上がったのでは造林小屋跡に辿り着けない。』
春先に439さんとリベンジの約束が出来上がっていたがお互いの日程が合わずにシーズン最終日まで持ち越した。4回目のチャレンジは、厳しい連瀑帯をパスして上流部から入渓する計画にした。
在来種だろうか?
無意味な卵放流で、ハデ派手アマゴに変わらないことを願いたいものだ。
念願だった造林小屋跡に着いた。2回目のチャレンジで大休憩した尾根の突端を曲がり50mの距離だった。
まだ、風呂釜が残っていた。人が住むことが出来る立派な造林小屋だったみたいだ。林業が盛んだった頃が忍ばれる。
439さんとKEIZOUさんが右支流の上流を釣査したがこれ以上、上流には魚は居なかった。
左支流は殆ど水が流れていない。
今シーズンの最終遡行は念願だった、造林小屋跡に辿り着き、魚止めの確認ができた。
釣果:5匹 最大19cm キープ0
東予水系
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