2012/3/28 晴れ 吉野川水系
渓流釣りらしきものをはじめたのは銅山川支流の落合谷下流部だった。
らしきもの???足回りは磯の長靴、竿はのべ竿、大淵にはリール付きの磯竿を持ち込んだこともあった。現在から30年ほど前のことである。釣れた?・・・・釣れていたら磯竿は持ち込まないでしょうね。
銅山川は支流の多い渓だ。大小合わせて30本以上の渓(水線あり)があるが主要な渓は、いよいよ最後の渓に出かけることにした。本日の渓がなぜ最後になったのか?理由はいくつかある。
- 何度か行こうとしたが先客がいた。
- 鉱毒の渓(下流部)
- あまり触れたくないのでパス
入渓ルートを間違えた。地図は持っていたが下流部が載っていない。車のナビは渓と交差するまでの車道が続いているが、だんだん道幅が細くなって車が通れなくなってしまった。
「なんでだ?」と思ったが橋のたもとに林道を見つけたので「これを辿っていけば、いずれ入渓場所に着くだろう」と林道を歩き始めた。林道はしばらく渓沿いを通っていたが違う方向に登りはじめた。
仕方ないので渓通しを歩くことにしたのだがまだ下流で大場所が連続して滝を越えるのに一苦労・・・・しゃぁないのでちょっとだけ竿を出すことにした。ムチャクチャいいポイントなのにアタリすらない・・・・鉱毒の影響
大場所で竿を出す。
こんないいポイントで釣れない筈はないだろうと思っていると4寸ほどアマゴが掛かった。
渓通しは、ますます厳しくなって前に進めなく なった。この時点で入渓ルートを間違えたことに気がついていた(遅い)引き返すか?本来の車道にでるか?・・・・
植林の急斜面を登ると20分程で車道に出た。手持ちの地図で現在位置を確認することができたが入渓地点まではまだ遠い「全然進んでいないじゃないか!!」ここで車まで引き返す手があったのだがそのまま歩いて進んだ。(帰りのことを考えると引き返した方がよかった・・・反省)
漸く本来の入渓地点・・・・2時間のロスや・・・・ロスを取り返すために渓沿いの林道を渓と交差する場所まで歩く。
鉱山居住地区の廃墟
多くの人が生活していたことが忍ばれる。
山奥でこんな廃墟に出くわすと
不思議な気配を感じるのは私だけだろうか?
しばらく釣り上がったが、5寸程度のチビアマゴしか出ない・・・・・いいポイントだけ竿を出して先に進むことにしているといきなり強い引き8寸(25cm)がでた。
手を抜いてばかりもいられない。
渓相は明るくて釣りやすい渓だ
適度な落ち込みと適度な淵
入渓する人は多いと思われる。
20mの綺麗な滝が現れた。
期待は大きかったが滝壺を持っていなかった。手前の浅い場所で7寸が出た。
滝を越えた深みで
8寸(24cm)が出た。
またまた、25mの滝、越えれないことはないが、時間が時間だし・・・・病み上がりの体力じゃここまでが限界に思えたので納竿とした。2時間のロスが悔やまれる。
釣果:16匹 最大25cm キープなし
吉野川水系(銅山川)
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