渓流釣り遡行記2011 2011/2/20 晴れ
吉野川水系(銅山川)
吉野川水系(銅山川)
今週の初め、地元の怪しい研修旅行で東京にいた。いざ帰ろうとすると高松空港が積雪で着陸できないようで羽田に足止めをくらった。
その日は都内のホテルに泊まり翌日の便で帰ってきたのだが空から見た高松空港周辺は真っ白けっけだった。 (てっいうゆうか日本中真っ白けっけ)
高松でこんなに雪があるんじゃ渓で釣りができるのは、まだまだ先のことなるなぁ。その時は、そう思っていた。
しかし、その日を境に、どんどん暖かくなってきた。おまけに雨が降って高速から見える赤石山系中腹の雪は殆ど見えなくなったようだ。
「そろそろ、行けるかな???」・・・・・釣りのムシが疼く。・・・・・「様子見に行くしかないな!!!」
去年から予定していた渓は、北斜面の渓だ。 行けるところまで車で行ってダメになったら、その時考えるつもりで車を進めたが先に民家があるようで車道は除雪がされていて、あっけなく渓との出合い の橋に着いてしまった。
まぁ、『あっけなく』・・・・は車道だけで渓には相当の雪が残っている。
まずは、解禁の儀式
今年一年の安全祈願からはじまった。
今年の1匹目6寸(上の写真)
朱点がやたら多い金魚アマゴでした。
金魚アマゴが釣れた淵をのぞき込むと、同サイズの赤いアマゴが数匹泳いでいた。背中が赤いから岩の中にでも隠れない限り、何処を泳いでいても目で追える。
アマゴの体は、白い砂地が住処なら白っぽくなるし、青い岩に囲まれていれば青っぽくなるといった具合に保護色になっている。
水面から見て、こう目立ってしまったんじゃ、鳥の餌食になってしまうだろう し、釣り人もそこに居るとわかれば徹底的に粘って釣るだろうし・・・・・なんだか可哀想な気がして左の淵でこれ以上釣るのはやめた。
その後も金魚アマゴしか釣れない。積雪も深くなってきたので1時間未満、標高差100mも釣り上がらないところで納竿した。
こんな時はセオリー通りが一番 南斜面の渓に向かったが、こちらは民家がないので車道を除雪していない。
陽の当たらない蔭の部分は雪が凍ってバリバリになっている。
四駆だから登る分には何とかなるが下ることを考えると不安になる。長く急な坂が続く手前で引き返すことにした。
さて、どうしようか???
安全祈願も終わったし、ちょっとだけの様子見だけだからねぇ
車道が横にある=釣れない!!」・・・・今更ながらこの釣りの方程式だが,渓流釣りをはじめた頃は、「車道が横にある=安心感」 でよく通った二叉が近くにある。
右の渓はなんとなく覚えているのだが左の渓のことは全く思い出すことができない。ちょっと左の渓に行ってみるか
方程式は正しい。
5寸が数匹しか釣れなかったが、曖昧な記憶を辿る遡行は懐かしくいろんなことを途切れ途切れに思い出した。
渓の横の車道はこんな感じ 春はまだまだ遠いってことでした。
当日データ
釣果:10匹 最大6寸
釣果:10匹 最大6寸
渓流釣り遡行記2011
渓流釣り遡行記2011一覧 納涼釣行 核心部にある滝です。15mの豪快な滝、その上に左から2本の小支流が滝となって流れ落ちる。見たこともない深山幽谷の光景の中にいる幸せ苦労して来てよかったと思える瞬間だ。
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