渓流釣り遡行記2010 2010/4/17 晴れ
吉野川水系(嶺北)
吉野川水系(嶺北)
前々回の遡行記で15年以上前に6寸以下が7匹しか釣れなかった渓のことを少し書いたが、いったいどんな渓だったのか全く思い出せない。
地形図には、渓を3分2を釣り上がってから本流に逃げた遡行記録が残っている。
想像できるのは全く釣れなかったっと言うことだろうか・・・・・この付近の渓に詳しいFさんに、どんな渓なのか聞いてみると、一時期釣り荒れしたようだが今は回復しているそうだ。
「まぁ水量によって、バラツキはあるけどなぁ」と付け加えてくれた。
まだ釣っていない源流部の魚止めが気になるし、雨量を受ける面積が本筋の半分以上ある左の二叉支流も良さそうだと思った。そして、過去の記憶が途切れた渓を再び訪ねてみることにした。
以前来たときは、民家から続く林道を回り込んだような記憶があるが、渓の北側に車道が500m程延びていた。
今日は、源流部の魚止めの確認と左の二叉支流も見てみたいから 、車止めから30分少々林道を歩いて二叉支流を越えた場所から入渓した。
渓は川幅が広く、明けている。
上の写真のような広い淵が現れる。
二叉支流までは、しっかりとした林道が付いているからなのだろうか魚は見えているのに針掛かりしない・・・・釣り荒れているような感じがした。
右支流の出合いから7寸(23cm)が出た。本流から上ったのか?、支流から下ったのか?支流を釣ってみないと、どうにも分からない・・・高低差で100mほど釣り上がったがアタリは全くなかった。
どうやら、本流から上って居着いたようですね。
右支流
高低差で100m程釣り上がりましたがアタリはなかった。
高低差で100m程釣り上がりましたがアタリはなかった。
メチャクチャいい感じの落ち込みなんだけど
6寸1匹しか出なかった。
左支流までは総じて緩い渓です。
左支流との出合いで漸く8寸(24cm)が出ました。
左支流の落ち込みの手前からアタリがありました。
アマゴ6寸(20cm)
8mの滝下(下の写真)の浅瀬に浮いていた。
8mの滝下(下の写真)の浅瀬に浮いていた。
8mの滝上の溜まりで 5寸を1匹、それより上流に魚はいませんでした。
高低差で100m登ったところで左支流納竿
左支流を越えると渓は滝が連続し、傾斜が出てくる。
2匹目の8寸(24.5cm)
浅瀬に餌を落とすとアマゴが寄ってくる。
餌をパクリと食った瞬間に合わせを入れる。
所謂「見釣り」である。ムチャクチャ楽しい。
右の浅瀬に餌を落とすと左の落ち込み付近からゆっくりと魚がでてきて餌を咥えた。
アマゴ8寸前(23cm)
左支流を越え3連続の滝を過ぎた辺りから入れ食い状態。
最近、人が入っていないんだろうね。
渓相は益々よくなってきた。
アマゴ8寸前(23cm)、こいつも「見釣り」
淵尻で餌を咥えて、合わせた瞬間、3mの滝をダイブしやがった。
無茶スンナよ・・・・竿が折れるかと思ったじゃない。
上流の二叉、ここが魚止め。これより上流に魚はいない。
右支流は大エンテで終わり
左支流は5mの滝上の淵を最後に魚が棲めるような溜まりがなくなる。(下の写真)
ンテ横に退渓路があるが獣道に毛が生えたくらいの怪しい林道だ。
小谷を跨ぐ度に林道がなくなるが、目を凝らして探し回ると続きの林道がなんとなく現れる。
三つ目の小谷を跨ぐと完全に林道を見失った。
仕方なく渓まで下ると渓沿いに林道が現れた・・・・・小尾根の一筋が林道だったのか???そんなの分かるわけない!!
そんな、こんなで二叉左支流まで予定外に時間が掛かってしまった。
こんなことだったら渓通しの方が早かったかもしれないな。。。。。
二叉支流の二叉、左が植林の渓、右が自然林の渓・・・・さてどちらの渓へ行こうか?3時を過ぎて、陽が当たらない影の部分が少し暗くなってきた。
明るい自然林の渓の方へ、 それに歩きやすいしね。
原生林の中を静かに流れる源流域って感じ。
いい雰囲気をもった、俺好みの渓だ。
釣れてくる魚は5寸から6寸
溜まり毎に魚信が現れるから魚影は濃いと思う。
当日データ
釣果:38匹 最大24.5cm キープ10匹
釣果:38匹 最大24.5cm キープ10匹
渓流釣り遡行記2010
渓流釣り遡行記2010一覧 穴吹川支流 魚止めの滝の上にある滝です。当然アタリはありません。それは、それで当たり前のことです。
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