渓流釣り遡行記2010 2010/3/27 晴れ
東予水系
東予水系
前日は、会社の飲み会で愛媛泊まりだった。
4時過ぎに起きて5時にホテルを出た。
林道に入ると道の真ん中に大石がゴロゴロ転がっていて10分かけて片付けた。
50mくらい走ると4mの木が道を塞いでいた。
これもテコの原理でなんとか道横に片付けた。
そして100mくらい走ると土砂崩れでこれ以上は車で走ることができない。。。。。
車止めはもう少し先だと思っていた。
こんなことなら林道に入る手前の広い場所に車を止めて歩いた方がよっぽどましだったかもしれない。
20年前は林道の終点まで車で行くことができたが、現在は、人一人が歩けるだけの一筋が続いている獣道になってしまった。
魚にとって、これはいいことなのだろうけど、二日酔いのへぼ釣り師にとってシンドイだけのなにものでもない。
「焼酎のロックは、やめておけばよかったのに・・・」などとブツブツ言いながら林道を歩いて行くのだった。
前回、納竿したところから入渓して最源流部まで釣り上がろうと思っていたが、ここから標高差3、400m上流は雪が積もっているようだ。
・・・・・・最源流部は諦めた方がよさそうだ。
ヘヤピンを少し越えた 張り出し小尾根を下降して入渓することにした。
入渓地点
1投目、支流からの落ち込みで4寸を掛ける。
1投目、支流からの落ち込みで4寸を掛ける。
車止めの気温は-1℃だった。とにかく「寒ッブー」である。
陽があたるまで、どれくらい辛抱したらいいのか・・・
アタリがあるのに針掛かりしない。針掛かりしてもポチャリと落ちてしまう状態が続く。
水温が低く活性が悪いようだ。腕はもっと悪いのかもしれない。
漸く6寸を掛ける。
釣りはじめてから2時間弱、漸く陽の光が渓に届くようになってきた。
暖かさが気持ちいい 太陽様・さまである。
7寸(22cm)が釣れはじめた。
8寸前(23.5cm)
尾鰭がもう少しあれば8寸あるのに・・・
尾鰭がもう少しあれば8寸あるのに・・・
ここの魚の多くは尾鰭が傷んでいるのはなぜなのか?
成魚放流ってのも有り得ない場所だ。
正常な産卵が行われているからなのだろうか???
右の写真の落ち込み手前に餌を落として、高い岩が切れる辺りで喰ってきた。
アマゴ7寸22cm
パーマークの大きい、いい感じのアマゴだ。
パーマークの大きい、いい感じのアマゴだ。
アマゴ7寸(22cm)
扇状の綺麗な淵だ
アマゴ9寸前(26.5cm)
エラ下に掛かったスレ
淵中を走りまくられて、なんとか網に収まった。
この水系のアマゴらしい、綺麗な雄だ。
スレだったので淵中を走られた。
最初に掛けたのは右の大石の下だった。
アマゴ8寸(25.5cm)でっぷりと太っていて、よく引いてくれた。
上の写真の左上、影の部分で目印が落ち込みの方に動いた。
さぁこれから爆釣モードに入る と思ったのだが、これより上流はアタリが無くなってしまった。
前回もそうだったが、営林署の小屋がある辺りで魚信は無くなる。
水量は十分あるし渓相も悪くない。
水線切れまで標高差で250m以上あるのだが魚信がない。
いったん林道に出て標高差100m弱、渓を詰めて竿を出すが反応がない。
雪も出てきたのでここで納竿とした。
納竿地点の二叉
納竿地点の山容
斜面がきついためか植林は殆どない
渓沿いに林道があるが途切れ途切れである。
斜面がきついためか植林は殆どない
渓沿いに林道があるが途切れ途切れである。
帰り道、林道から舗装道に出るところで監視員のおじさんに車を止められた。
ついさっき、無鑑札の親父が遊漁券を買うからって言うんで先に渡してお釣りを車に取りに行っている間に遊漁券を持ち逃げされてしまったと機嫌が悪い。
「俺は、毎年買っているよ」と遊漁券を見せると機嫌を直して、いろいろ貴重な情報を話してくれた。
昔は源流部まで魚がいたそうだが大水が出てからいなくなったらしい。
今は営林署の小屋辺りからしか稚魚放流をしていないそうである。
なるほどね。
東予水系
釣果:28匹 最大26.5cm キープ5
釣果:28匹 最大26.5cm キープ5
渓流釣り遡行記2010
渓流釣り遡行記2010一覧 穴吹川支流 魚止めの滝の上にある滝です。当然アタリはありません。それは、それで当たり前のことです。
コメント