渓流釣り遡行記2008 2008/9/25 晴れ
吉野川水系(祖谷川) 気になっていた谷①
吉野川水系(祖谷川) 気になっていた谷①
勤続30年で、リフレッシュなんとかという、ながーーい休暇を会社から有り難く仰せつかった。
俺の場合リフレッシュするには釣りしかないのはわかりきっているが、禁漁日まで、残りわずか・・・ 「30年長く勤めたなぁ」なんて感傷に浸っている時間はないのだ。
祖谷川で気になっている谷がいくつかある。
祖谷なら大体の状況はわかっているから、出たとこ勝負でなんとかなるだろう。
9時過ぎに家をでた。(ずいぶん遅い出発だ)
途中、釣具屋で餌を買った。小箱のあまりが1箱ある。
大箱が2箱もあれば十分だろう。3日釣るとなったら少々心細いなぁ。先日「渓流と里山」のまっちゃんと一緒に釣りにいったとき、ブドウ虫の方が食い込みがいいといっていたのを思いだし、ブドウ虫を1箱追加・・・・禁漁日まで、もう1回くらいは釣りにいけるだろうと、もう1箱奮発した。
YouTube動画 『祖谷 気になっていた谷』
気になっていた谷①
去年、2つの支流を釣ろうと思い、短い支流の上流から二叉まで釣り下がって長い支流を釣り上がった。
短い支流は水量が少ないから完全に舐めてかかっていたのだ。
尺物が掛かったが合わせ損ねてポチャリ・・・・でっそれっきり! その下の小淵で尺近いヤツが泳いでいたので上から竿を出したのだが目と目がバッチリ合ってしまい・・・・でっそれっきり!!
今年になって、秋の釣り大会、関西支部の遠征組と4時過ぎ入渓地点に着くと先行者の車があるではないか・・・・これが、4日前の話。
長い支流は、普通1日かかりの谷だから短い支流は釣ってないだろうという計算


ミミズの箱ぐらい持って帰ろうよ。
車を横付けしてあるんだから。


尺近い大物が泳いでいた淵・・・・・
全く難の反応なし。
水量が多く条件はいいはずなのに。
全く難の反応なし。
水量が多く条件はいいはずなのに。

去年、尺物を落とした滝淵(完全に尺はあった(^^;))
時間をかけて粘ったが
5寸が1匹とはちょっと寂しい。
時間をかけて粘ったが
5寸が1匹とはちょっと寂しい。

大物の気配は全くない。
惨敗だった。
いやしの温泉郷の温泉でさっぱりしたかったのだが、水曜日は定休日ということで癒されなかった。
綿密な計画は必要だ。

レシピは得意の焼売鍋
渓流釣り遡行記2008 2008/9/26 晴れ
吉野川水系(祖谷川) 気になっていた谷②
吉野川水系(祖谷川) 気になっていた谷②
気になっていた谷②
何度か釣りに来たことがあるのだが車止めには先行者の車が止まっている。
源流部が気にかかっている。たぶん標高1400m近くまで魚はいると思われる。

30mの幅で崩落している。
少し風が吹いて怖かった。

背丈ほどの茅の密集が続く
「ヤダ。ヤダ。こんな林道は通りたくない!」

これ以上進めないのか?

お助けロープがなくてもクリアーできそうだ。

高さ7、80m幅50mの崩落現場
上の大岩が今にも落ちてきそうな感じだ。
谷は大岩で埋まって通行不能だが斜面に上がると獣の踏み後があり、何となく楽勝で通行できた。

崩落現場を越えると源流らしくなってきた。源流らしくというより獣臭くなってきた。
獣臭い・・・・・熊が出そうな雰囲気や リュックを余計に振って熊よけの鈴を大きく鳴らす。
今のところ対処方法はこれしかない。
『引き返す』って方法があるが崩落現場を過ぎてから魚が出だした。

やっと8寸が出た。
下あごが曲がりかけた、いい感じのアマゴだった。



標高1400m近い
流石にポイント毎にあったアタリはなくなった。

右支流も二又から高低差100m上がったところでアタリがなくなった。
こちらが本筋で水線を少し越えた辺りが魚止めだろうか?

大木がそそり立つ
帰り道は、何となく二又の尾根筋から右側の渓沿いを大滝のロープ道まで続いていた。
大滝を降りると杣道は途切れた。どうせ左斜面の林道まで登らなければならない思い左斜面に取り付いた小尾根を越えると壁面の谷筋 「ヤバーー」ここで下ればよかったのだが登 ることしか頭になく、壁面を越えるために大高巻きをしてしまった。
『無用の高巻き危険が増すばかり』である。なんとか植林帯に逃げ込んで難を逃れた。
さて、祖谷川の気になる谷は、まだ2つ、3つある。
酒も食料もまだあるし、もう一泊するのも悪くないが、霧雨が立ち込め野営は苦しいかも・・・・それに一人は寂し過ぎるということでこれにて帰還することにした。
当日データ
①⇒ 25匹 最大21.0cm キープ3匹
②⇒ 40匹 最大24.5cm キープ無し
①⇒ 25匹 最大21.0cm キープ3匹
②⇒ 40匹 最大24.5cm キープ無し

渓流釣り遡行記2008
渓流釣り遡行記2008一覧 吉野川支流の源流です
コメント