緑アマゴの渓

５時過ぎに車止めに着いた。準備を整え林道に入る。

明日、釣りの約束をしているので体力温存のため林道を辿って二又から入渓する予定にしていたのだが、途中林道の踏み跡を外してしまった。林道から外れたといっても渓は直横を流れている。谷に降り易い場所から入渓した。

水量は３日前の雨で、ほぼ回復しているようだがアタリが全くない・・・・対岸に林道があったので二又を目指した。林道を辿ると５分ほどで二又に着いて再び入渓。

４３９さんの情報によると釣れ始めるのは、滝の上かららしい

それと、薄緑したこの谷の在来種がまだ、残っているかも知れない・・・・残っていたら写真を撮ってきて欲しいとリクエストを貰った。

大岩が点在して遡行しにくい。

水量は豊富、３日前の雨は、まとまった雨だったらしい。

二又を少し越えた辺り
アタリがない

渓相は抜群
殆どアタリがない
滝を越えればなんとかなるかもしれない？

緑っぽいアマゴが釣れた。

パーマークが歪で朱点が大きい？？？朱点が側線上にあるのも不自然な感じがする。

二又から大滝まで約１時間、ＧＷで釣り荒れしているのか６寸クラスを３匹しか釣っていない・・・・

大滝の大淵に大いに期待したが、ここでも６寸１匹を追加したのみ・・・・・４３９さんの情報の通り釣れ始めるのは大滝の上からなのか？？？右から大滝を高巻く

高巻いて渓に降りようとすると岩の上にミミズの白コットンが残されていた。先の釣り人は、まだまだ、やる気十分のようだ。こちらは戦意喪失に近い状態になってしまった。

滝を越えると、渓は滑床になってきた。
この渓本来の姿だろう。

大滝を越えると渓は滑床状になった。この渓の本来の姿だろう。

半ば諦めムード・・・・メインを外して竿抜けのような場所に竿を出すと大きなアタリがあって８寸が釣れた。「釣り忘れか？」と思ったのだがそこから上流は７寸クラスが淵毎に釣れるようになった。やはり滝から上が本命だった。

こいつも緑っぽかったが件寸定規で蓋をしたため暗くなってしまった。

最近、得意のパターン

岩陰に仕掛けを回りこませてアタリを待つ釣り方・・・・こちらの気配を消すにはいい方法かもしれない。岩陰の浅瀬でバシャバシャと音がするのでビックリした。

パーマク８個、朱点も少なく小さい、腹部の感じもいい・・・

在来種に近いと思われる。

相変わらず一淵１匹ペース、よく釣れる。見覚えのある２つの左支流越えた辺りから、魚のサイズが大きくなり９寸を２匹追加した。２匹目の９寸は緑っぽく４３９さんのいう、この渓の在来種に近い魚体だった。

ただ、この９寸を釣った上流から魚止めまでは、派手派手アマゴになってしまった。在来種だったとしても何れ交じり合ってしまうだろう。また、ひとつ渓独特の特徴を持つアマゴが消えてしまうのか。

納竿点
チョロチョロの流れになってしまった。

渓から車道にでる。
車道といってもご覧の有様だ。車なんて通りようがないくらいの荒れ放題　夏には絶対通りたくない道だ。

車止めまで、休憩なしで2時間、本当に疲れた・・・・明日の釣りは大丈夫かいな？