撮影用水槽のお試し

渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007  2077/5/13 曇り
  吉野川水系(祖谷川)
5時過ぎに車止めに着いた。夜打ち車が1台、諦めて車をUターンさせていると初老の親爺が車から降りてきたので交渉開始
「左に行こうと思ってきたんですが・・・・」
「おれは、滝を越えて右に行くから左やったらええぞ」
話はあっている。『ラッキー(^^♪』
準備をしているとおばちゃんも出てきた。夫婦で釣りに来るなんて羨ましい・・・
とりあえず二又まで一緒に行くことになった。15分ほど歩いて右支流を横切って歩いていく・・・・親爺!右支流過ぎちゃったよ?上の林道から入るのかと思っていると林道の別れ叉を左に向かって歩いて行く。親爺!そっちは左支流だってば・・・・・どうやら親爺の思っている右支流は俺の釣りたい左支流みたい(^^ゞ

渓の優先権は親爺にあるので右支流に行くことにしました。

右支流は短い、林道が渓に近づく場所から入ったのでは勿体無い!対岸の支流の窪みを目印にして滝上に下降することにした。急斜面を立ち木に捕まりながら、なんとか滝上に立つことができた。・・・・大成功である。

滝上に下降
水量も何とかなりそうである。
本日の目的は、撮影用水槽を試すことだ。試作品は3月初旬に出来ていた。アクリル板を両面テープで固定兼シール、ビス止めの構造で何とかなるだろうと思っていたのだが、水圧を甘く見ていたため見事に水漏れ・・・その後、瞬間接着剤で補強してみるも水漏れが止まらずしばらくそのままにしていたが、先週アクリル用接着剤を入手して水漏れがなくなった。
内寸32cm×5cm×10cm アマゴが水の中で泳いでいる姿をそのまま撮影することができるし、放すときに弱らせずにすむことが何よりだ。面白くなってきそうである。
アマゴ7寸(23cm)
背鰭がピンと立っているのが素敵じゃないか
アマゴ9寸(27.5cm)♂
9寸を釣った滝淵
木と木の間からアタリがあった。
この滝を高巻くのが怖かった。滝の側面に細いテラスがあって落込み口の少し上に続いていた。手掛かり、足掛かりでヘつりながら落込み口の直横まで来たのだが、最後の最後で足元が口が開いて滝下が丸見え・・・・生木に掴まって先の岩場に足を置こうとするのだがビビリが入り足が動かない・・・戻って大高巻きしようか?少し考える。

上をみると丈夫そうな木の根っこが張り出している。背伸びをして木の根っ子にぶら下がり生木を足場にしてすり抜けることができた。

大高巻きした方がましだったかもしれない。(安全第一である。)

 



 
二又の少し手前
木が重なり合ったところに
土砂が堆積して天然のダムになっていた。
アマゴ8寸(25cm)
頭でっかちの親爺アマゴ
ダムの上に水溜り
15,6匹のアマゴガ群れていた。
右支流納竿点
右支流は、入り口の滝で1匹釣れただけで
その上流には魚がいなかった。
アマゴ7寸(21cm)
左支流で最後に釣れたのは、朱点が派手派手アマゴだった。
左支流の魚止めはほぼ水線だった。
左支流の納竿点

左支流の納竿点から少し下がると、植林の中に細い林道があった。谷筋が崩れていて林道を見失ったがなんとなく地図に書かれている車道に出ることが出来た。(車道といっても車は通れない)一旦下まで戻って、滝下を釣ることにした。滝までの途中で8寸が掛かった。

滝下で8寸が掛かったということで二又手前から、橋まで釣りあがることにしたが、大物は出なかった。

アマゴ8寸(25cm)
右支流 の二条の滝と手前の滝(8m)
二条の滝の滝壺は浅い
林道下の滝を直登
当日データ
  釣果:15匹 最大27.5cm
  キープ
なし
渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007一覧  吉野川最源流の滝です。30分以上前から魚信は止まっていました。それでも、遡行を続けられる魅力ある渓です。今年も源流に拘った釣りになると思います。

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