渓流釣り遡行記2007 2007/3/27 曇り/小雨
那賀川水系
那賀川水系
在庫の削減とかで年度末5連休になった。
「平日釣行」なかなかいい響きである。温泉を絡めて1泊で何処かの渓へ行きたいと前々から密かに計画を立てていた。だが、平日である同行してくれる相棒がいない。独りでもいいやと半ば諦めていたのだが、岡山の彦七さんに電話をすると「今年はまだ釣りに行っていないのよ、1泊で行きましょう。温泉いいね。是非ツレッテッテ下さい」と予想外の返事が返ってきた。
キャンプか?温泉で1泊?するか迷ったのだが、当日は雨の天気予報・・・・四季美谷温泉1泊ツアーが決まった。
那賀川の源流ということで最高の渓相だ
アマゴ8寸(24cm)
中央左の落込みからの流れが緩んだところでアタリがあった。
魚影は濃いと思われるが、なかなか針掛かりしない。最近、暖かくなり山頂の雪解け水が入り魚の活性が低くなったのだろう。水は非常に冷たい。
彦七さん
上流部の大滝
淵が倒木で埋まって二つに分かれていた。
淵が倒木で埋まって二つに分かれていた。
大滝を越え最源流部へ
標高1450m ここは、四国で最も高所にアマゴが棲んでいる場所だ。原生林の中にゆったりとした渓の流れがある。雨さえ降っていなければ気分は最高なのだが・・・・
朱点の多いアマゴが1匹釣れた。温泉の夕食で彦七さんの皿の上にのったアマゴと同じ姿かたちをしていた。もしかしたら、この聖地でも卵放流が行われているのかも知れないと心配になったがそれ以外に朱点の多いアマゴは釣れなかった。
最源流部の渓相
渓が山頂まで駆け上がるしばらくの間、緩やかな渓相が続く
渓が山頂まで駆け上がるしばらくの間、緩やかな渓相が続く
四国最高高所のアマゴ7寸(22cm)
高度1490m
以前が1450mだから40mの記録更新である。
最高高所のアマゴが釣れた渓相
納竿点
高度1520mに近い
魚止めは1500mの辺りだったと思う。
斜面を駆け上がり林道に交わった。
この林道は名峰「剣山」の頂上に続いている。
四季美谷温泉
4時 過ぎに、温泉に着いた。冷たいビールを飲んでから温泉に入る。雨で冷え疲れた体を癒す、渓流釣りと温泉最高の組み合わせである。6時から宴会、生中一杯が体中を駆け回る。
7時前に部屋に帰ってきた。酒もビールもたんまり用意してある。さて、2次会に突入・・・・二人とも寝不足が祟って布団に転がり朝までグッスリ寝てしまった。
渓流釣り遡行記2007 2007/3/28 晴れ
那賀川水系
那賀川水系
次の日、再び温泉に入って朝飯をゆっくり食べてからの出発
温泉近くの渓へ、地図を確認するとなかなか厳しそうな渓である。地図にある林道を15分ほど歩いて電力の取水から入渓した。渓は大岩が重なり合うゴーロ帯生半可な釣り人を寄せ付けない渓相が続く。
15分ほど林道を歩く
電力取水エンテからが釣り場である。
電力取水エンテからが釣り場である。
渓相は大岩のゴーロ帯
入渓して行きなり高巻きか?大岩と大岩に詰まった岩に抱き付いて何とかクリアした。
渓相は抜群ののだがアタリがない・・・・
大場所を乗り越えていくもアタリがない。昨日くらいの新しい足跡が続いていた。そのせいだろうか・・・・・二又で休憩、 気を取り直して遡行を続ける。5m位の落込みに長細い淵をもつ場所で7寸が釣れた。
二又を過ぎて7寸
中央の窪みから出てきて喰いついた。
お助けロープ
どうやら、この渓の専門家がいるようだ
納竿点
大岩と大岩が重なり合った渓相
二日目の釣行では、これ以上体力的に無理だった。
香川の車の待合せ場所まで帰ってきた。もう一度、温泉に入ろうということでみかど温泉の湯船に浸かった。そして、長田うどんで楽しかった温泉ツアーを締めた。
当日データ
釣果:1日目 23匹 最大24.5cm
2日目 2匹 最大22cm
釣果:1日目 23匹 最大24.5cm
2日目 2匹 最大22cm
渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007一覧 吉野川最源流の滝です。30分以上前から魚信は止まっていました。それでも、遡行を続けられる魅力ある渓です。今年も源流に拘った釣りになると思います。
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