渓流釣り遡行記2007 2007/2/11 晴れ
東予水系
東予水系
3連休、3日前の初釣行で、まだ足に張りがあるため3連休の初日は自嘲した。
家でゴロゴロしていると439さんから電話がかかって来た。
「尺3本釣ったでぇー 掲示板に速報流しといてや・・・・」
「えーーーそれは、凄い!・・・・」
「明日、何処へ釣りにいくんな」
「○×△□谷の支流に行こうかと思とんやけど」
「ええなぁ、俺も一緒に行ってもかまん?」
「どうせ一人やし。ええよ」
「ほな、高知まで帰るのめんどくさいから泊めてくれる?」
「尺3本の祝勝会の準備して待っちょるわ」
次の日釣りに行くにしては、飲みすぎた・・・・まぁ尺物3匹の祝勝会なんだから 仕方ないといえばしかたない。
車道から本流と支流の出合の滝が見えた。推定10mかなり手強そうな谷の印象を受けた。しかし、おいしそうである。
ヨダレガでそうな淵
針掛かりしたのはモッチャン1匹。期待は薄くなった。
針掛かりしたのはモッチャン1匹。期待は薄くなった。
車道から急な斜面を80m下降、本流に立った。目的の支流はもう少し下流だ。ヨダレ がでそうな淵が何箇所か出迎えてくれた。439さんが竿を出したがアタリがない ・・・。
やっとアタリがあったと思ったらモッチャン1匹・・・・期待は薄そうである。
尾根の張出しがゴルジェになっていて通行不能・・・・出合いの滝をあきらめて小尾根に取り付くと支流への林道が伸びていた。林道を利用して出合いの滝上に出る。10mと思っていた滝のうえにもう10mの滝があり連瀑になっていた。
アマゴ7寸(22cm)
なかなかの美形である。
なかなかの美形である。
流れは細いが釣りをするには十分な量だ
支流は、なんとなく期待が持てそうである。
支流におりて1投目、7寸が針掛かりした。サビがとれた綺麗なアマゴだった。
「支流はちょっと期待がもてそうやな」
天然化した美形のアマゴだったので写真を撮ってから439さんを追いかける。カーブを曲がった淵で竿をだしていた。
439さんが尺を掛けた淵
なんとも申し分のない絶好の淵である。
なんとも申し分のない絶好の淵である。
439さんが釣った尺(31.0cm) ♀
これも美形だ・・・完全に天然化している。
「ええ淵やなぁ・・・」と声をかけると奥の落込みの手前でヒットした。さすがや
かなり大物らしく竿が大きく曲がっている。デジカメの動画で撮影していると
「ハヨ掬ってクレヤ・・・」と催促された。
渓相は1枚岩の滑床
写真のような淵が連続する。
写真のような淵が連続する。
愛媛の尺谷
尺伝説(大物記録) 東予水系 2007/2/11 1尾目の尺アマゴ 34.0cm ♂ 2尾目の尺アマゴ 30.0cm ♂ 1尾目 34.0cm♂439さんが尺物を釣った後、良淵で尺近い大物をバラした。「今の尺あったんとちがう?」「9寸...
大淵
尺を越える大物が悠然と泳いでいた。
上から仕掛けを入れたが相手にされない。
掛けたところでどうしようもないことはわかっていた。
アマゴ8寸(25cm)
439さんが釣り上げた9寸
綺麗なアマゴだ
綺麗なアマゴだ
渓相は大淵の連続
高巻きの連続で疲れる。
高巻きの連続で疲れる。
アマゴ8寸 所謂 「金魚アマゴ」
泳ぐ姿も赤く見えた。
上流になるとこんなアマゴが何匹も釣れた。
下で釣ったアマゴとは明らかに違う魚体だ。
泳ぐ姿も赤く見えた。
上流になるとこんなアマゴが何匹も釣れた。
下で釣ったアマゴとは明らかに違う魚体だ。
上流に来ると朱点がドギツイアマゴが数匹釣れた。背中や側線上に朱点がビッシリ、腹部やエラまで朱点がある。泳ぐ姿も赤く見える。いわゆる、『金魚アマゴ』である。支流や下流で釣れたアマゴとは明らかに違う個体である。
439さんの言葉を借りれば
「繁殖に関してなんらかの人為的な操作が行われた結果だと・・・・・」
最近、上流でもこんなアマゴが釣れることある。
アマゴは私の中で、素朴で清楚なイメージがある。
しかし、このアマゴは、朱点、パーマーク・・・アマゴの特徴は備えているものの、全く別の種類の魚に思える。 真意はよくわからないが これ以上、こんなアマゴが増えることはやめて欲しいものだ。(このアマゴにはなんの罪もないのですが・・・・)
当日データ
釣果:二人で35匹
最大34cm 31cm 30cm
キープ3匹
釣果:二人で35匹
最大34cm 31cm 30cm
キープ3匹
渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007一覧 吉野川最源流の滝です。30分以上前から魚信は止まっていました。それでも、遡行を続けられる魅力ある渓です。今年も源流に拘った釣りになると思います。
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