四万十川温泉ツアー S谷

渓流釣り遡行記2006
渓流釣り遡行記2006  2006/3/4 晴れ
  四万十川水系
楽しいことを3つ 「渓流釣り」+「温泉」+「宴会」・・・・たまりませんな

3月の解禁を向かえたこの時期に、温泉付き渓流釣りツアーを計画する。いつもなら高知東部の馬路温泉なのだが今年は場所を変更して四万十川沿いにある下津井温泉をベースにして渓流釣りを楽しむことにした。

目的の渓はS谷

「まぁ、あんな谷誰もいかへんでーー 物好きは俺たちだけやで」
ということで高知発を4:30とした。
計画ではS谷の右支流を439さん、左支流を439さんの弟子モッチャンと私が釣りあがることにした。帰りの林道が崩れて不安定との情報があったため左支流の上を通っている車道までモッチャンの車をデポして、釣り終った我々が 車で反対側の林道まで439さんを迎えに行くことにしていた。デポする車道はダート道で意外と長く30分もかかってしまった。それから、林道を下ってS谷の入り口に到着したのは8:30になってしまった。しかし予想通り物好きは我々だけだった。
【S谷】
S谷沿いに昔の森林鉄道の軌道跡が続いていた。
林道を歩きながら谷を覗き込むと涎が出そうな良淵が連続する。 
ここから釣ったんじゃ魚止めにとどかん」
30分程歩いて
左支流組は、ちょっと短いからここから入りますよ」
「ほんじゃ むかえにきてね」
S谷入り口に到着
15mくらい林道から下って、渓に到着。 いかにもって感じの流れがそこにあった。
ワクワクしながら第一投目 モゾモゾ・・・・ナンカ違うぞーー
「やっぱり、おまえか」
最初の1匹はもっちゃんだ・・・・
モッチャンももっちゃんようだ・・・なんかややこしい
注釈 ここから→モッチャン=人間(439さんの弟子)  もっちゃん=魚
アマゴがいるようなポイントからもっちゃんのアタリ・・・・
それからもっちゃん攻撃が続いた。
「モッチャン、もっちゃんがうるさいから大きいポイントだけ釣って二又までいこうや」
ゾクゾクしそうなポイントなのだが
もっちゃんが相手してくれるだけだった。
大きなポイントだけを釣りながら、エンテ下に来た。
一投目もっちゃん、2投目もっちゃん・・・・エンテをどっちから巻こうかと考えながら適当に3投目・・・・アタリがあって「また、もっちゃん???」チョット合わせるとものすごい勢いで魚が走る。「大物かも・・・・」竿を溜めて満月状態・・・・・♪♪♪♪♪
暫らくたって、魚が浮いてきた。。。。。それほど大きくない
「ナンヤ得意のスレじゃない・・・・残念」
背掛かりのスレ どうりで引きが強いわけだ。でも、8寸あれば大満足
アマゴ25cm 実はスレでした。
8寸クラスのスレは、大物が掛かったと大慌てした。
エンテのほぼ中央でスレ掛り
やがて、二又に到着。 二又前からチビアマゴが相手をしてくれるようになっていた。二又から渓の側面が切り立ってゴルジェの様相になってきた。
絶好の落ち込みだがアタリはなかった。
この落ち込みは右から高巻く、
高巻いた先は連瀑帯になっていて近づくことができない
連瀑帯を越えると、渓が緩くなった。アマゴもボツボツ出るようになった。しかし、間伐の木が渓に倒されていてなかなか前に進めない。今日は渓を詰めて車を取りに行かないとならない。前進あるのみだ。午後2時過ぎに二又前に到着、遅めの昼食にした。
そろそろ飛ばしていかなければ車止めまで届かない・・・439さんも迎えに行かなければならないし・・・ここで納竿した。納竿すると皮肉なもので流れをアマゴが走るようになった。
緩い谷沿いには、細い林道があった順調に車道まで続くと思われたが最後、標高差100を上るのに苦労した。
さあ、439さんを迎えにいこうと車道をくだり、温泉の駐車場遠巻きに覗き込むとスペースギアが止まっていた。右支流から引き返してきたのかなと聞くと
「全然釣れなんで、早めに渓をつめて予定通りの道を帰ってきて車を取りに行ってきた・・・14kmは遠かったでぇーー」
右の谷は地元の噂どおり全くアマゴがいなかったようだ。やれやれご苦労様でした。
午後2時過ぎ
二又の直前で遅めの昼食
そろそろ飛ばしていかなければ車止めまで届かない・・・
439さんも迎えに行かなければならないし・・・
ここで納竿した。
  


 
下津井温泉    温泉やー+宴会やー
下津井温泉に到着して、先ずは、ビールを飲みながらひとっ風呂、風呂から出るとまた、ビール・・・・・宴会の準備が整ってまたビール・・・・今回はカドヤンに気を使っていただき実家から猪鍋の差し入れ 旨かった

「かどやん、ご馳走様です。」

部屋に帰ってから・・・・昨日は2時間しか寝てないもんで「もう、限界やーねるでぇーーー」

2時間ほど寝ただろうか?
「会長、釣りに行くでぇーハヨ起きてやーー」とおこされて、またまた、宴会の続き・・・・・・そして、四万十の夜は更けていくのでありました。
下津井温泉
田舎の雰囲気のあるおんせんです。

部屋に帰って2次会なのか起きてからの3次会なのか分かりましぇん

とにかく楽しかったです。

左から、モッチャン、あほな私、これから、あほなことをしようとしている439さん

2日目 四万十川小渓  晴れ
温泉宿を出たのは、朝食をいただいて8時過ぎ、昨日の釣果に不満が残るので帰り道の小渓で釣りをして1時に須崎のラーメン屋「宇宙軒」で待ち合わせすることにした。
気軽に上流まで車で行こうと考えていたのですが、そう甘くはありませんでした。林道は大石が転がっていて歩く羽目になりました。

少し歩くと、林道下の淵が良く見えたので渓へ急降下この淵で6寸クラスを6匹・・・「こりゃとんでもないことになるかもしれんなぁ」と思ったのも束の間、淵から上は音なし。魚の影すら見えなかった。

30分歩いて上流部を目指した。

上流部はボサボサ
渓に小樹木が立ちこんで4.5mの竿に1.5mのちょうちん仕掛けでも難儀する。それでも、なんとかアマゴが出始めた。
当日データ
  釣果:1日目 9匹 最大25.0cm
     2日目10匹 最大20.0cm
渓流釣り遡行記2006
渓流釣り遡行記2006一覧  高知東部水系の源流です。穏やかな渓相に突然ゴルジェが現れました。右に巻くのか、左に巻くのか、帰り道は大丈夫か?経験を紐解き、五感を研ぎ澄まして遡行を続けると新たな感動が生まれる。さて 今年は、どんな感動が待って...

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