高知東部水系

二又から入渓
本筋が早く終われば左支流にも入渓したいと思っていた。
地図を見て思っていた通り、渓は緩いのだが大岩が点在して渓相はすこぶるいい。ただ釣れてくるアマゴは7寸がマックス魚影もさほど濃くはない。やはりここは有名筋で釣り荒れているのだろうか?

渓相は良好

この落ち込みの上は渓が切り立ってきた。ゴルジェになっているようだ

高巻いてゴルジェを覗き込む439さん

ロープを使ってゴルジェの中へ下降した。

ゴルジェの核心部を釣る439さん 大物を掛けた様子だが針外れ
上の段の滝には近付けなかった。

ゴルジェを越えると渓は緩くなった。

魚影が濃くなったがやはりマックスは7寸程度だ。地図上にある林道が近くなり帰り道は確保したと思いきや途切れ途切れになっていてなぜか怪しい。

納竿点 上流の二又
段々と斜面がきつくなってきた。地図では150mほど等高線が込み合っている場所だ。
「チョッと様子を見てくるわ」と439さんが滝上を偵察に行ったが見上げる限り連瀑だったそうだ
アタリがあって合わせを入れると竿が大きく弧を描いて動かない。「根掛りか?」少しテンションを緩めると魚信が伝わってくる。「もしかしたら・・・・」
ここのアマゴは腹部に黒点が多く超天然ポイ、先週入った支流のアマゴとは明らかに違う『在来種』か?

アタリがあって合わせを入れると竿が大きく弧を描いたまま上がってこない。

がまちゃん

納竿点:高度1000m
水量が少なくなってきたがアマゴはまだまだいる。釣っても釣ってもキリがないため納竿した。
標高1000mもう少しで水線切れに届くところ、水量は細くなったがアマゴはウジャウジャいる。いくら釣ってもキリがないので納竿することにした。
帰りのエスケープ道を探す。渓の直ぐ横に怪しい伐採道・・・・怪しい伐採道はほぼ平行に伸びていた。最近人が通った後はない様で獣道だそれでも進んでいくと林道らしくなってきた。もうこれで安心と思いきや谷の部分が大きく崩れていて立ち往生になる。
さて、朝越したゴルジェの上にいるのか?下にいるのか?デジカメに撮ったゴルジェの写真が記録した時間の高度と現在の高度をプロトレックで比較する。まだ、ゴルジェの上にいるようだ・・・・チョッと厄介なことになるかもしれないと思いながら川通しで下っていった。
予定では、二又の右支流も釣り上がる筈だったのだが、二人とも完全に疲れてしまった。もう一本支流を釣り上がる元気はなかった。車止めに戻りビールをプシュー・・・・やっと生き返った。

この斜面を高低差150m
転がりながら下りてきた。
二人の釣果60匹 最大23.5cm





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