源流でお昼寝 祖谷川支流

渓流釣り遡行記2005
渓流釣り遡行記2005  2005/7/29
  吉野川水系(祖谷川)Fg谷源流  
序文
5月の連休明けから仕事が忙しく「平地の人」に成り下がっていた。それでも一月に一度は渓流に行きたいと思い5月、6月は何とか頑張ってなんとか渓に立つことができたのだが7月・・・・月末になってしまった。今週末を逃してしまうとアブの季節になってしまう 。
さて何処に行こうか・・・久し振りに祖谷の上流部に行こうと決めた。祖谷の上流部だったら小島林道経由が一番だが、しばらく通行止めだったらしい。そういえば掲示板に、渓師会のはまちゃんが先々週祖谷へ行くとき小島林道を通ったという書込みがあった。詳しい情報を求めてはまちゃんに電話した。
「小島林道は大丈夫ですよ・・・・ところで会長 どの渓に入るんですか?」
「候補は二つあってね迷っているんだけど。たぶんFg谷の源流にまだ行ったことがないからFg谷にしようかと思っているんや・・・・」
「Fg谷の源流だったら行ったことがありますよ」
「釣れた?」
「源流でそこそこ。あっ・・・hpの釣行記に書いてありますよ」
「じゃ研究させてもらいます」
 
祖谷川支流 Fg谷源流
小島林道を経由してR439から林道に入る。去年の台風で林道は相当荒れている。車止めまで辿り着けるか心配したがスペースギアが頑張ってくれた。

車を降りたとたん十数匹のアブに因縁を付けられる。時期が早いのか襲掛ってくるほどの元気はまだないようで一安心した。(来週あたりヤバイかも)登山道から150m谷底へ下降した。水量はかなり少なめ。まぁ釣りをするには十分かも知れないが・・・・

登山道を150m下降する。
これより上流は原生林が続く

渓に降り立つ
水量はかなり少なめ・・・・
釣りをするには十分な量だ

最初の小渕で6寸が針掛り
「いるじゃない」

二又までチビアマゴが数匹、最大が6寸といったところだ。はまちゃんの釣行記では、二又から釣れはじめたと書いてあったから二又より上流に期待しながら初めの小渕に餌を入れると岩陰からアマゴが出てきた。反転したところで合わせをいれた。夏のアマゴは力強く引きが強い。十分楽しませていただいて取り込んだ。 

 
 
次の淵で流木の周りを丹念に攻めたがアタリ無し。こんな小場所にはいないだろうと小さな落ち込みに餌を入れるといきなり針掛り下の淵に引きずりだしてタマ網に収めた。こいつも8寸(26cm)あった。
「へぇ、いるじゃない」
それから滝上の小さな落ち込みで8寸 

アマゴ8寸(25.5cm)

最初の二又右支流の入り口に8寸が残っていた。
奥の落ち込み

アマゴ8寸(26cm)
こいつも朱点が薄くぼやけていた。

流木の両サイドを丹念に探ったが反応無し
流木の突端の落ち込みに餌を入れると
一発で針掛りした。

二淵連続で8寸
滝下に大物の期待をしたが6寸止まりだった。

滝は左から簡単に巻ける

アマゴ8寸(24cm)
こいつはオレンジの朱点が
鮮やかだった。

2段の落ち込み 上の段
深みはあるようだが小淵の幅は50cmに満たない。こんなところに8寸がいるとは思いもしなかった。

上流の二又
ここで水量は2分する。

右支流 納竿点
渓が狭まり傾斜がキツイ
もう少し水量があれば魚の反応は期待できる。

左支流 納竿点
こちらは渓の幅が広く傾斜も緩い。この水量では、よほど食い気が立っていない限り勝負にならない

6時から釣りはじめて、10時前に納竿
休憩していると、このところの睡眠不足で眠くなってきた。リュックを枕にお昼寝タイム

目覚めると原生林
広葉樹のはの隙間からやわらかい光が降り注いでいた。

支流から戻ってきて大休憩・・・・ここのところ睡眠不足でウトウトしていると眠くなってしまいリュックを枕にお昼寝タイムとなった。1時間ほど眠っていただろうか目覚めると広葉樹の葉の隙間から柔らかな光が降り注いでいた。癒されるとはこのような時なのだろうか?ゆっくりとした動作で原生林の中を流れる水で珈琲を沸かして飲んだ。

さて、これからどうしようか? 予定では下流の支流を釣り上がることにしていたのだが8寸を3匹釣っていることだし。もうどうでも良くなった。

二又まで戻ると怪しげな林道が目に入った。ここを平行移動していけば朝下って来た林道に辿り着くはずだ・・・・はまちゃんは相当迷ったらしいけど、何とかなるだろう。
何度か怪しい林道が途切れてチョッと心配になりはしたが無事登山道に合流した。

二又から平行移動
何とか登山道に合流した。

当日データ
  釣果10匹 最大26.0cm
渓流釣り遡行記2005
渓流釣り遡行記2005一覧  面河川源流 御来光の滝です。厳しい遡行の末、神々しい風景が待っていました。滝壺には魚影はありませんでしたが満足感一杯の遡行でした。今年は、どんな感動が待っているのやら・・・・・

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