リハビリ解禁 東予N谷

渓流釣り遡行記2005
渓流釣り遡行記2005  2005/2/20 晴れ
  東予水系  
去年の8月にバレーをしていて左足を痛めた。分かっているとは思うけれどバレーといっても『白鳥の湖』じゃない方ね・・・・スパイクとかブロックに飛んでならまだしも目の前のボールを取るために手を伸ばしただけで「バッシ・・・痛。。。。」カッコ悪いたらありゃしない。
 それ以来、たくさんの人から「年とったんだから無理しなさんな」とか「源流釣りは止めた方がいいじゃない」とか「本流釣りに転向?」とか暖かいとは思えぬ慰めの言葉をいただき感謝感激しておりました。しかし、まだまだ、源流釣りを諦める訳にはいかず 半年間の厳しい?リハビリの末、渓流に出かけることを考えられるようにな った今日この頃です。あとは緩い渓でリハビリ釣行を繰り返して脚力を回復するしかないと思っていましたが、寒いとまだ、足首が痛むこともあり2月1日愛媛解禁から釣行を自重して きた。
緩い渓でリハビリ釣行。。。。解禁の渓は以前から決めてあった。
目的の谷は東予の小渓だ。このあたりは去年の台風で大きな被害が出たところだ。林道の状況が心配だ。林道の先に民家が数件あるから多分大丈夫だろうと思いながら高速の側道を林道へと車を進めた途端に土砂崩れの現場が現れた。それにしても凄い崩れ方だ・・・・・何とか車が通れるように応急処置をしてあるが再び雨が ふれば・・・・考えたくないとアクセルを踏む。
民家を越えて橋の袂に1台のミニバイク、ちょうど年輩のおじさんが釣りはじめようとしているところ・・・・・ちょっと遅かったか?
挨拶をして話を聞いてみると
「2時間くらい釣ったら帰るから・・・・」
「ホンじゃ、林道から上釣ってもいい?」
「林道まではいかんから、ええよ」   交渉成立!!

橋を渡ってカーブを曲がると土砂崩れ道がない・・・・ここから歩きだ。

足首に使い捨てカイロを巻きつけ、軽くストレッチをしてから歩き出した。

民家上の林道は崩れていた
これより先は歩きとなった。

林道が再び渓と交差するまで
数箇所の土砂崩れがあった。
復旧までどのくらいかかるのか?

N谷

数箇所の土砂崩れを高巻きながら30分少々で渓と林道が交差するところに到着、途中小雪が舞い始め
『寒い!!』
初めの淵でアタリがあってゆっくり合わせると「ポチャン」と落ちた。ちょっと慎重すぎたか?再び同じところを流すとパクリ。今度は大きく合わせた。いい感じの魚信が伝わってきて8寸クラスのアマゴが釣れた。

大滝まで4尾、大滝で大物の期待があったが、滝からの瀑風で近付けない。長竿を一杯に伸ばしたが竿に飛沫がついて凍り付いてします。何度がトライしたが『寒さ』に耐えかねて不発に終わった。

さて、これからどうしようか。滝上を釣り上がるには30分以上急斜面を登らなければならない・・・・雪が積もって滑りやすいし・・・・不自由な足では無理かもしれない。何かあっても洒落にもならないと納竿した。

 


 

今年の初物8寸(24cm)
初めから8寸に喜んだ

右側 流れの筋から

大滝

大物の期待があったが瀑風が凄く近付けない。長竿を一杯に伸ばしたが竿に飛沫がついて凍り付いてします。何度がトライしたが『寒さ』に耐えかねて不発に終わった。
納竿はしたものの30分歩いて4淵とは不満が残る解禁だ。朝、あったおじさんが言っていた「2時間釣ったら帰る」・・・・もう既に2時間は過ぎている。植林帯を下りて様子を見に行くことにした。大エンテの上でおじさんにバッタリ遭遇 小雪が舞ってきたのでもう帰るからと上流を譲ってくれた。
大エンテ上から渓と林道が交差するところまで仕切りなおし。渓相は抜群にいいのだが寒いのか魚の活性は今一だったが久し振りの渓流釣りを楽しむことが出来た。足のほうはもう少し様子を見てみないと不安である。当分緩い渓でリハビリ釣行が続きそうだ。

良淵が連続する。
滝上には何度か行ったことがあるが滝下の渓もいいかもしれない。

アマゴ7寸
この時期にしては太っている。

帰り道 上流を望む

滝上は完全に雪景色だった。
「行かなくて良かった」

もう少し、体調と体力を整え 源流部へ足を踏み入れるのは何時の日になるのか

当日データ
  釣果6匹(キープ1) 最大24.0cm 

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