吉野川水系(祖谷川)
入渓点は、植林の林道を最終まで辿り、連瀑帯を登りきった所から始めた。どうせ先週、釣った谷なので、あまり、いい釣りは期待できないが、9寸クラスを2匹バラしているから、それを何とか釣れないものかと密かに思っていた。
連瀑帯の途中にある土砂崩れ
連瀑帯の淵、下流200mは土砂に埋まっている。
連瀑帯も崩れた岩と土砂に埋まって、
殆ど水は流れていない。
岩と岩の間を伏流している。
地図を持たない釣り人であれば、この水量を見て
これより上流に、素晴らしい源流地帯があることに気づかずUターンしてしまうだろう。
連瀑帯より上も、水量は先週より少なめだった。週の間で雨が降った筈なのだが・・・・
「だ~れだ 渓を荒らしたのは?」
アマゴ20cm
小滝の上の淵尻から
淵尻に静かに近づかないと魚は散り、
岩の中に隠れてしまう。
アマゴ22.5cm
中央の岩のエグレに餌を持ち込んだ
引きが強かったので8寸はあると思ったのだが・・・・
この渓は、山ワサビの多い渓だ、
採取時期はもう少し経たないと駄目
アマゴと山ワサビ実にいいコントラストだ
先週は、かなり残雪があったが、
今日は魚止めの滝の前に少々
滝より上流にも、雪は無かった。
ここは、1200mをはるかに超えている。
すっかり春の渓だ
魚止めの滝
これより上は渓も狭まりアマゴはいない
魚止めの滝を越えて最源流部へ
「竿、有りました。」
薄情なご主人様を文句も言わず待っててくれました。
もう二度と忘れはしないから、許してね
「えっ信用しないって?」
「そんなぁーーわざわざ迎えにきたのに」
テンカラ竿4m
テンカラはしないが源流部では、
そのパワーが頼りにしてますよ
納竿地点、今は落葉して、殺風景だがやがて新芽が吹いて、新緑となれば素晴らしい風景となる。私は、ここの新緑時の風景がたまらなく好きだ。
大地に張った根に、広葉樹の力強さを感じる。
先週はこの斜面を詰めて尾根を目指した。写真ではわからないが、斜度はかなりきつい。今週も先週のルートをトレースしようと思ったが、先週あまりにも、しんどかったので止めた。
川通しで林道を経由して、車止めまで1時間半強、先週が3時間半、先週のルート取りがあまりにも無謀だったことを認識した1日だった。
釣果14匹(キープ1匹) 最大22.31cm
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