祖谷川の春はまだ遠く 笹平谷

渓流釣り遡行記2000
渓流釣り遡行記2000  2000/3/11
  吉野川水系(祖谷川)  
4時に起きるつもりが、8時になってしまった。いつもなら釣行を諦めて不貞寝と決め付けるのだが、このところの天候でホームグランドの祖谷川が解禁から、一番よい時期となっている筈と思い遅い出発をした。
祖谷は、名頃以遠はわからないが国道、その周辺には雪はなかった。笹原への林道(小島峠越え)に入った途端に雪が見え出し、渓は雪に覆われていた。笹原入渓点の電力取水の緩いたまりが凍っていたのには驚いた。
取水横の林道に、本日の入渓者と思われる足跡があったが車が無かったため、天候が悪くなる前に早々と引き上げたと思い入渓した。(この時間帯だと渓変わりをしていると相当のロスとなってしまう)
事実2番目のエンテを越えた時点で入渓者の足跡はなくなった。入渓と同時に雨が雪に変わった。この時期雨よりも雪のほうがまだマシかと思いながら釣り始めたが全くアタリがない。
一番目のエンテの手前で寝坊すけ釣り人に待望の一匹、先ほどの入渓者が止めた地点からボツボツと釣れはじめ
二又からは、淵ごとに魚が出だし何とか様になった。
雪が激しくなり積もり始め、時間も時間だったので目的の支流を前にして午後4時納竿した。
この雪で祖谷渓が本格的に明けるのも1~2週間伸びた模様
笹平谷川前の支流で大規模な伐採中

笹原入り口 電力取水を過ぎたあたり穏やかな渓相だ
この上に3つのエンテがある二又を右に曲がったところにもう一つ、川原に鹿の骨を発見 事故だろうか?この辺はまだまだ自然が残っている。
サビが残っているがネイティブなアマゴ23cm
中央の落ち込みから当たりは雪が深くなってきた
帰ってきたら完全に雪景色5cm以上の積雪となっていた。ゆっくりと国道への道を降りていった。
当日データ
  釣果19匹 最大23cm
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渓流釣り遡行記2000
渓流釣り遡行記2000一覧  2000年度の渓流釣り遡行記です。写真は那賀川槍戸川の源流深い原生林が渓を覆いその中を清い水がゆったりと流れます。その流れに棲むアマゴは凜々しくて美しい。私が大好きな場所です。

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