第22回 もっこく池釣り大会

もっこく池

流行病で2回中止になっていたもっこく池釣り大会が3年ぶりに開催されました。

事務局の知り合いによれば例年より少し少ない150名の募集に対して170名のエントリがあったそうです。まだ流行病が収まりきらない中、難しい論議の末による開催、マスク着用と検温・アルコール消毒での受付・・・・釣り大会の関わられた方々のご努力は感謝しかありません。
釣り大会も然る事ながら虹鱒の放流によってのべ竿の大物釣りを渓流解禁まで楽しめることが悦ばしいと思います。

勿論、のべ竿で勝負します。
2年以上のブランク・・・・どんな仕掛けだったのか?思い出せません。それなりの工夫はあったと思いますがここは道糸とハリスを結び錘と針だけを付けたシンプルな仕掛けにして無用なトラブルを避けた方がいいと判断しました。

釣り大会開始と同時に次々ヒットして虹鱒の活性はいいようですが餌釣りには全く反応してくれません。放流から間もない虹鱒は表層に多く居るのかボトムを狙う餌釣りよりトップを狙うルアーに分があるようです。1時間打ち込んで漸くアタリが出てくれました。アタリさえ出れば針掛かりさせるのはのべ竿の真骨頂です。40を越えた800g、一気に竿を曲げ忘れていた虹鱒の手応えを手元に伝えてくれますがその時間は短くてまだ、まだ物足りません。同サイズを5尾、ボーズじゃなくて良かった。


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10時を過ぎるとアタリがなくなりました。
流石に池の異様さに気づいた虹鱒が深い場所に逃げ込む時間帯です。遠投できるルアーマンだけが偶にヒットするだけになってしまいました。

1発逆転のドラマか?
隣で釣っていたタカさんは1回アタリがあっただけで未だボーズでした。
2回目のアタリに合わせを入れると竿が大きく曲がりリールのドラッグが滑る音
「これはデカいんじゃない・・・・」
ギャラリーが増える中、なかなか浮かんできません。
玉網を準備して長い間待っていると浮かんで来ました。
「チョット、虹鱒とは泳ぎ方が違うんじゃ・・・・」
鱗のラインが目に入ったとき野鯉と確信しました。
「初めての魚やから引きを楽しませて・・・・」とタカさん
「俺の釣る時間がなくなるからはよ寄せて・・・・」素っ気なく
後ろで見ていた検寸係の方が何か賞を作るからと野鯉を測定してくれました。
『特別賞!!』で賞品を頂きました。
だって、優勝重量の倍以上もあるのだからと彼は大満足でした。

入賞サイズから今後のもっこく池を考察
1770gは60ギリギリくらいってところかな 1200gは50オーバーやね
会長は2kg以上が入ってるって云ってたけど60オーバーは何尾いるのか?
何回か竿を出して見ないと状況はつかみ辛いですね。

釣り大会の虹鱒は持って帰れるので燻製の仕込みが終わったところです。
魚が重くていつものフックでは燻製途中に自重で落ちる可能性があるのでエラからたこ糸を通して吊しました。あと、塩加減がアバウトになってしまったので出来上がってみないと何とも言えません。

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