CPLフィルターで滝を撮る

写真で語るフォトブログ
写真で語るフォトブログ  No157
  2023/6/2  
OM-1のライブNDを使うようになってから滝撮影でNDフィルターや三脚をカメラに装着する煩わしさがなくなったのをいいことにCPLフィルターを使いはじめました。
 
CPLフィルターとは
レンズの前に付けるフィルターで目に見えない細かなスリットが刻まれた偏光膜を回転させ角度を変えることで反射光を抑えることができます。
CPLの効果
  • 反射光を抑える
  • 色を鮮やかにできる
  • 立体感(コントラスト)を強調できる 

【No157-1】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:2.8 S:1/100sec ISO:200

CPLフィルターで反射光を抑えることで空は青く、花桃のピンクと白、地面の緑が鮮やかになり夫々色の境界線が強調された写真になります。


【No157-2】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:5.6 S:1.3sec ISO:100

【No157-3】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:3.3 S:1/3sec ISO:250

撮影した時期と画角が異なりますが上がCPL無し、下がCPL有りです。

水面の反射が抑えられ淵底が見えるようになりました。

【No157-4】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:3.0 S:1/3sec ISO:200

【No157-5】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:4.0 S:1/3sec ISO:200

【No1577-6】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:7.1 S:2.5sec ISO:200

CPLフィルターを使った滝の写真

水面の反射が抑えられ淵底の表情を表現できます。緑

の写りこみは反射光なのでCPL効果をマックスにすると水の色が透明になることがあるのでCPL効果をマックス手前にします。なのでCPLは反射光を抑えるのではなく反射光を調整するのが正しい使い方です。

【No157-6】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:20 S:1/3sec ISO:200

虹は反射光なのでCPL効果をミニマムにすればCPL無し状態より見かけ上の反射を増やすことができるので虹の輪郭がハッキリさせることができます。

HAKUBA CPLフィルター
アマゾンでチェック

【No157-5】 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm
F:4.0 S:1/3sec ISO:200

魔法のようなCPLフィルター、ついついレンズに付けっぱなしになりがちですがスリットで減光され露出が2段分暗くなるのでシャッタースピードが遅くなったりISOを上げることになるので適時に使うのがいいと思います。


写真で語るフォトブログ
写真で語るフォトブログ四国の渓流釣り写真部メインのテーマは源流釣りで出合う風景写真です。源流に一眼カメラを持ち込むようになり滝以外の写真も沢山撮影するようになりました。渓流釣り遡行記で紹介しきれなかった源流の写真や趣味として楽しんでいる写真...
渓流釣りカメラ
渓流釣りカメラ渓流で釣ったアマゴの記録写真からはじまったカメラ最近は、渓流動画の世界にどっぷり入り込んでいます。防水カメラ、スライドドリー、3軸ジンバル・・・・渓流釣りで使っているカメラ機材の紹介です。渓の道具箱キャンプ道具

コメント

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました