春日和の源流釣り

渓流釣り遡行記2025
渓流釣り遡行記2025  2025/3/26  晴れ
  吉野川水系  
車止めの気温は12℃だった。
前回は0℃、1週間も経っていないのに季節の暦が随分進んだような感じがする。
去年、足を痛めた渓
入渓するまで、2km・標高差100mチョイを1時間かけて歩く、距離は長いが登りらしい登りはなく、道も一部を除けばしっかりしている。
どうしてフクラハギに傷みを感じることになったのか?考えながら歩くが答えがない。お年寄りは無理しないでホドホドの釣りをしときなさいって戒めかな?
雪解け水で水量が多く、水もアマゴも冷たい。
今日から足回りを春仕様に変えようと思っていたが思いとどまって良かった。


2条の大滝
良型が出るのは右奥の岩の向こうなんだけど、水量が多くて大滝のヘリを渡れない・・・・無理したらいけそうなんだけど水流に足を取られて転んで寒中水泳になるのは嫌だ。
大滝の砂地に新しい足跡が残っていた。今日のものじゃないけどチビしか釣れないのはそういう理由なのだろう。
支流の入り口で8寸近いのが釣れた。
淵毎にアタリがあって6寸クラスが釣れる・・・・足跡の主は支流を釣っていないのか?
深みのある中淵で良いアタリに合わせたら竿を絞り込んで浮いてこない・・・・岩と岩の間に入ろうとしたので竿を立てたら針外れ・・・・デカかった???
支流を釣り終えて帰り際に、もう一度仕掛けを出したら7寸を掛けた。
さっきのは君じゃないよね。
本流は、どうも釣れない・・・・偶に釣れても6寸クラス
水流が強くて本筋に仕掛けが入らないのか? 足跡の主?・・・・この水量なら釣り人の影響はないと思うけどね。
漸く8寸が出てくれた。
この標高まで釣り上がってくると北斜面の影に残雪があって冷たい水が染み出していた。茶色いサビを纏った源流アマゴは冷たい水など関係ない様子で速い流れの淵を泳ぎ回り元気だ。


2段の滝
1枚岩の斜滝は小支流からの流れ込みも合わさり複雑な水の流れが美しい。上の滝はハングした水が放物線を描く姿が水量の多さを物語っていた。
足跡の主は源流部を釣っていないのか?イメージ通りにアマゴが出るようになった。何処に仕掛けを入れば何処で喰ってくるのか・・・・予測と現実のイメージが合えば納得できる。
 
パーマーク12個、背中にも同じ数のパーマーク、アマゴの特徴の一つとは云えパーマークだらけじゃないか・・・・この渓ではよく見かけるタイプだ。
9寸に少し足りない。
尾鰭がね・・・・産卵が上手くできたようなのでヨシとしよう。足を痛めたときは全く釣れなかった源流部だが魚影は戻っているようだ。
魚影が戻ったことで大滝の滝淵に期待していたが絶好のポイントに倒木が倒れ込んでいた。
大物が釣れるのは落ち込みの速い流れが手前の岩のエグレに仕掛けが潜り込んだとき、渓の落ち込み横から仕掛けを入れてみたが倒木の枝に仕掛けが引っかかりどうにもならない。
この状態が長く続くなら来シーズンにはデカイヤツに出逢える可能性が大きくなる。
 
帰り道
腰に付けた玉網がないことに気付いた。落とさないようにピンオンリールに取り付けていたが、ピンオンリールのワイヤーが切れたのを放置していたのが原因・・・・なんでステンレスのワイヤーが切れるのだよ。
どうも最近、この渓との相性の悪さを感じずにはいられない。
遡行データ
 2025/3/26 晴れ 吉野川水系
 遡行距離:7.8km 標高差:340m 
 釣果:21尾 最長寸:26.0cm
 キープなし
渓流釣り遡行記2025
渓流釣り遡行記2025一覧    初めて入った小谷連瀑の最後は2段の滝になっていた。台風前の渇水もう少し水量があれば釣りも写真も変わってくるのにね。

 

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