東予水系
「もしもし ×△○□☆・・・・・・・・」
「さぁ行きましょう」
6時半、空が明るくなり始め車止めを後にする。20分ほどで林道の入り口に到着、植林帯に入り、まだ、薄暗い中を黙々と歩く2番目の小支流と交差するところで、これからのキツイ登りに備えて長めの休憩をとる。
それから40分程かけてキツイ登りをやり過ごし、後はダラダラと下降地点を目指してひたすら歩く。歩き始めて2時間ようやく下降地点に到着、水の流れる音に誘われて早速下降、少し下降地点を間違えてしまい立ち往生。2時間の歩きでへばってしまい今更上に引き返すのもしんどいからロープを使って強引に下降した。
下降した場所には、全く雪がなかった。リュウホウさんが水温を計ると4℃先週より1℃上がっている。それならと最初の4mの滝に仕掛けを投入、快いアタリがありアマゴが針がかりした。
「ここ、先週はアタリがなかったから、魚の活性は上がっているみたいですよ」
それから、先週納竿した3段淵まで数匹のアマゴを上げ気を良くしたのだが3段淵の手前でタバコの空き箱、ワンカップ2本と新しい足跡
「これ昨日くらいの足跡やなぁ」
それから、全くアタリがないまま25mの滝まで、滝上から足跡が消え、アタリが戻りアマゴが針がかりするようになった。大きなアタリがあり竿を絞込みなかなか上がってこない「これは・・・・」と思ったが7寸のスレだった。
やがて二又に到着、二又で少しはやめの食事をすることに
W谷二又
左支流は100m程上がると
通行不能の滝に阻まれる。
今日の目的は左支流だ
リュウホウさん (二又の中央)
標高800m
南国四国といえど、ここまで上がってくると
雪は残っている。
風が吹き寒くて仕方なかったので
枯れ木を集めて焚き火をすることにした。
リュウホウさんが持っていた
ガムテープを着火材代わりに火をつけた。
こんな寒い日は、焚き火が何よりだ
昼飯
カップ麺に穴が開いていたから
鍋でカップ麺を作っている。
このへんの臨機応変さが頼もしい
ちなみにカップ麺はカレーヌードルビッグです。
「旨そうーー」
二又までの釣果は、二人とも先週の釣果と同じ(偶然といえば偶然)リベンジは二又以遠の釣果にかかっている。二又を少し上がったところで私が6寸くらいのアマゴを釣り上げ
「リベンジーーーー」
リュウホウさんのリベンジ
25.5cm
この時期の支流のアマゴにしては
体高がありなかなかのものだ
釣り上げた場所をバックに万遍の笑み
釣果12匹(キープ無) 最大21.0cm
リュウホウさん 6匹 最大25.5cm
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