渓流釣り遡行記2006 2006/4/16 晴れ
吉野川支流 439道中記
吉野川支流 439道中記
先日は雨に濡れて寒かった、体力を消耗してとても連荘で釣りに行く気になれず大滝の展望所でミミズを捨てたのだが、家に帰って晩飯を食ってぬくぬくしていると、せっかくの休みやから釣りに行こうかななんて思える余裕が出てきた。
モッチャンと連絡をとってみると昨日仁淀川で雨にうたれたらしい、大物を取り込みでバラシてしまったらしく、かなり悔しいし思いをしたようだ。今日の午後には用事があることだし疲れも十分とれていないので、新規開拓で短い谷へ行くことにした。
あまり釣人が入っているとは思えない、
しかしアメゴが棲んでいそうな風意気を持った谷なので
期待十分だったが、不発だった。
しかしアメゴが棲んでいそうな風意気を持った谷なので
期待十分だったが、不発だった。
まだ時間はあるし「もう一丁行きますか」ということで、尺物の実績のあるD谷へ行ってみると先客の車が停まっていた、「じゃ隠し谷へ行きますか」ということになった。
【隠し谷】
この谷は本流出合から3連続の滝があり、どれもヨダレの出そうな大渕を持っているがアメゴは全く釣れない、2番目と3番目はかなりの高巻きになる、そして滝上からポツポツとチビアメゴが釣れるが魚影が極端に薄い、連漠の滝が続きここでは全くアメゴが居ない、そして少し緩くなってまた魚の棲まない連漠帯、そうこうするうちに左側に山道が現れ谷に接近して消えている。
F1
F2
F3
きょうもここまでは今までどおりの感じで釣り上がってきた、もうそろそろ魚が出だすやろなーしかし3年前と比べて谷がかなり壊れてしまったような気がする、地図で現在地を確認しているとモッチャンがアメゴを抜き上げたのが見えた、次の渕でも6寸か?、「3連続で釣れましたよ」と明るい顔でモッチャンガ笑ってる、「下に山道があるやろ、たぶんこの道は車止めへと続いているはずや、この上のアメゴの状況を知らない釣師は100%ここで納竿するとおもうで」、今日の水量は昨日と3日前の大雨で十分に見えるが普段は細々とした流れである。
思ってたとおりにアメゴが出だした、植林が倒れこんで重なり合った瀬を抜けると良いポイントが続くようになった、一渕1匹の入れ食い状態に入っていった、3年前は3寸ぐらいのチビアメゴのオンパレードだったが今日は6寸前後が良く釣れる。
もうそろそろ魚止めの二又が近くなってきたところで、モッチャンが8寸弱をゲット、そして尺を釣ったことのある魚止めの渕で7寸が釣れた。
もう一度餌を流すと大物のアタリがあった、浅いので直に魚体が見え9寸は十分ありそうな感じである、慎重に岸に引きずり上げると、27.2cmの雌だった、写真を撮って直に流れに返した。
ゼンマイがでていた
本流に岸ツツジが咲いていた
当日データ
釣果: 二人で39匹 最大27.2cm
釣果: 二人で39匹 最大27.2cm
渓流釣り遡行記2006
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