雷とアメゴ

渓流釣り遡行記2006
渓流釣り遡行記2006  2006/9/10 雷雨
  高知の谷  439道中記
宿の窓を開けると本流は濁流でかなり水位が上がっている、源流でもキビシイ感じがする、ここまで来て今更仕方ないから天気予報は見てない、雨はさほど強くないが長時間降りそうな雲行きである。
まあ行って見ないとわからないので予定の谷へと車を走らす、ところが途中で県道の山側が崩れて土砂と電柱と木で道が埋まり通行できない、国道へ迂回すると2時間のロスとなってしまう、もと来た道を引き返しながら昨日の反省と今日の作戦を練る。
それにつけても昨日は良く釣れた、JUNNさんの90匹釣りはたぶん渓師会の記録であろうと思う、二人合わせて155匹の釣果を計算してみると2分と少しの間に1匹釣ったことになる、JUNNさんは「しょうもない記録やけどなー」なんて言ってるが、まんざらでもなさそうである、実は今までの数釣りの記録は2人とも68匹で同記録だったのだが、今回で大きく水を空けられてしまった・・・。尺(30.1cm)、9寸1匹、8寸4匹と大物も良く出たとおもう。
一日目の谷、短いがゴルジェ壁の上が狭まっている、
右からの古い巻き道があった
一日中雨に打たれての釣行はズッシリとした疲労感がある、ザックカバーをかけてないので荷が水を含み着衣も全て水浸しでとにかく重たい。撤退は林道が復旧されていたので楽勝だったが、途中から腰が痛くなり遅れ勝ちの撤退となった。

一日目の尺(30.1cm)

尺が出た渕、手前は埋まっているので中ほどまで立ち込み、泡切れの下から抜きした

この滝は右から巻く

この滝は左からの大高巻き、前回来た時は左の窪みをすり抜けようとして失敗
続いて右高巻きを慣行したがこれも失敗して左を登った、すると旧林道があった。

源流二又の水線を越えてもこの渓相と水量、素晴らしい源流だ、8寸が出た

源流の8寸、腹が白い・・・

宿の晩飯は鮎の塩焼き、コンニャクの刺身、天ぷらの盛り合わせ、山菜(ゼンマイ、蕗、筍、イタドリ

 



 
【2日目 9月11日 雨】
さて今日の釣りをどうする?ネットで各地の雨量を調べてから釣行先を決めるのが得策ということになり朝飯を食って雨量を調べ再び車で移動して30分歩き、釣り場に立ったのは結構遅い時間だったと思う。
最初の渕の8寸
谷が短く2時間で魚止めに着くので今日は粘れるだけ粘る作戦だった、最初の渕で8寸が釣れて粘っていると雷を伴ってのザンザンぶりに変り谷の水が濁ったが直に小振りに戻ってよかったよかった。
それからが凄かった、尺一寸五分を頭に9寸4匹、8寸(数?)と大物の入れ食い状態に二人顔を見合わせる場面が何回もあった。

尺一寸五分がでた渕、普段は浅いのだが粘って泡の下から引きずりだした。
対岸で掛けてこっちに居たJUNNさんに玉網で取り込んでもらった。

JUNNさんの9寸

右側に入力する内容

9寸が出た小渕

魚止めに着いた時は雨があがって空が明るくなっていた、次ぎの谷は道路のすぐ下なのだが6、7寸が良く釣れてPM5時に納竿とした。

昨年もそうだったが雷が鳴った日は良く釣れる・・・しかし色々危険なので考えものでもある。
 
忘れ物: デジカメの電池、二日目の昼飯
写真提供:JUNNさん
大雨洪水警報、雷注意報発令中だったそうです。
当日データ
  釣果:9/9 二人で155匹 max30.1cm
  釣果:9/10 二人で74匹 max34.5cm

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