渓流釣り遡行記2006 2006/2/18 晴れ
面河支流 439道中記
面河支流 439道中記
待ち合わせの入渓点で朝飯を作っているとシンディさん登場、「おはようございますー」、「おはようさん早かったですね雪がないですよ、これだったら上流部へ行けるかもしれませんねー、まだ飯ができてないので今の内に林道を見に行ってもらえませんかねー?」
「了解!」。
昨夜の夜食、車中でかきあげうどんを作った、一人でも美味かった、
寂しかったので慰めてもらおうと思ってJUNNさんとかいちょに携帯を入れたけど、
山姥が出るとか何とかが来るとか逆に脅かされてしまった。
今夜の真の友はSトリーの角ビンだった。
寂しかったので慰めてもらおうと思ってJUNNさんとかいちょに携帯を入れたけど、
山姥が出るとか何とかが来るとか逆に脅かされてしまった。
今夜の真の友はSトリーの角ビンだった。
シンディさんとは初めての釣行、面河水系の渓流に詳しいので今日は安心して釣行できる、早速上流へ向かう林道の雪の状況を見に行ってくれたのだが、はたして何処まで行けるのか、源流二股まで入れると嬉しいのだが・・・。
ワンタンスープができたのでパンを齧りながら気温をチェック、0℃と予想より高い気温だ、これなら上流でも良い釣りができるだろう。
確認の携帯を入れてみる、「雪はどうぜよ?」、「雪はまったく無いけど、林道に落石があって奥まで行けません、三叉路から3Kmぐらいの所です、どうしますか?」、「そんならそこまで行くき待ちよってや」。
標高900mあたりの林道に雪が全く無いということは源流部も釣りになりそうである、夜明けを迎えて薄白くなってきた林道の先にSGのヘッドライトがチラチラと見えてきた、思ったより手前のようである、予定していた下流部はキャンセルしてきたのでもう此処からのアプローチしか手段が無い。
大きな滝音を下方に聞きながら入渓準備を済ませた、車止めからの下降はあまりにも急斜面で危険である、とりあえず林道を歩いていくと落石、これを人力で除けるのは無理がある。
最奥部に源流二股らしき地形が見える、
山の中腹には雪が残っているので
源流部からの釣りは雪の中になるかも知れない。
山の中腹には雪が残っているので
源流部からの釣りは雪の中になるかも知れない。
下からは滝の音が聞こえておいでおいでしている、「ん んーーーんもう我慢できない!!、あの植林を使って下降しようや?」、「OKです」。
右側の落ち込み手前からアタリ
二つ目の取水を超えて水量は十分だった。
二つ目の取水を超えて水量は十分だった。
シンディさんの装備はウエイダーだ、わたぐじもウエイダーを持っているのだが、歩きにくいので長靴とガムテープスタイル、ガムテープでカッパと長靴の境目を幾重にも巻くのは、リュウホウ幹事長率いるサチナゲガブ隊の真似である、水が入りにくいので一瞬の水没には耐えられるが何秒も浸かっていると靴下が水浸しになるので、そこのへんが今一危険だ。
最初の大渕で7寸2匹と上々の釣り始めだったが、イキナリ50mの右高巻きだった、どうやら左が正解だったようだ。
高巻きの後シンディさんに待望の8寸がヒット、次の渕でも7寸がヒットこれは爆釣か?と思ったが次第に釣れなくなってきた、下降しやすい所を選んで釣っているのだろうか?。
やがて滑床の早瀬に変わり渓が開け魚信はサッパリ、そして3段の渕に到着、岩盤が深くエグレて大きな釜になっている。ここでは6.5mの長竿の長仕掛けで対応したが魚信はなかった。
3段滝は左巻きが正解だった、堰堤下の釜でシンディさんが長仕掛けを振り込んでいる、竿先にアタリがあるがまだアワセを入れない、目印が横に動いた時アワセが入った、バッチシのタイミングでヒット、この釜では2匹釣ったようだ。
堰堤下の釜
堰堤の上からは緩やかな滑床が続き所々にエグレた大小の渕が現れる、早瀬の水深は長靴の限界線を越える所が多い、シンディさんは右に左に自由自在に渡渉しながら遡行しているが、わたぐじの場合すぐに高巻きをせざるを得ない、ここで気が付いたのだがもう遅かった「ウエイダーにしちょったら良かったのね(TT)」。
扇状の大場所が現れる。今度も長竿で対応、
7寸8寸とヒットしたが後が続かなかった。
7寸8寸とヒットしたが後が続かなかった。
安山岩もしくはそれに近い岩(だと思う)の岩床が
滑床の早瀬を作り出している、
此処は面河独特の渓相で美しい
滑床の早瀬を作り出している、
此処は面河独特の渓相で美しい
渓もアマゴも美しい
漏れ日に身を寄せてカップ麺を啜るシンディさん
昼飯を食い終えて空を見上げる、もう春はすぐそこだ
高巻の途中で撮影、面河の渓流に包まれて釣りをするシンディさん、
画面のホボ中央下で落ち込みに竿を出している、
こんな素晴らしい渓流で釣りをしてるなんて、うらやましい限りです。
画面のホボ中央下で落ち込みに竿を出している、
こんな素晴らしい渓流で釣りをしてるなんて、うらやましい限りです。
午後2時、まだまだ源流二股までは距離がありすぎる、帰りの時間もあることだし潔く納竿することにした。
納竿点の渓相
新規開拓 よさくの渓No.205 渓相抜群、シンディさん同行ありがとう。
当日データ
釣果 二人で29匹 max24cm
釣果 二人で29匹 max24cm
渓流釣り遡行記2006
渓流釣り遡行記2006一覧 高知東部水系の源流です。穏やかな渓相に突然ゴルジェが現れました。右に巻くのか、左に巻くのか、帰り道は大丈夫か?経験を紐解き、五感を研ぎ澄まして遡行を続けると新たな感動が生まれる。さて 今年は、どんな感動が待って...
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