渓流釣り遡行記2010 2010/8/13 晴れ
那賀川水系
那賀川水系
7月は、 仕事が無茶苦茶忙しくて、とうとう釣りに行けなかった。
8月も、忙しいのは変わりないが夏休みは何日か取れそうだ。
久しぶりに徹底的に飲みたい気分なのでKEIZOUさんに連絡を入れると「どうせなら釣りに行ってから・・・・」という答えが返ってきた。
お盆の釣りということでテジロ出没が気になるところだ。
この時期テジロがいない渓などないが過去の経験から 「あの渓だったら少ないかも知れないなぁ・・・今年は異常気象だからわかんないけど」←テジロが居たときの言い訳だ。
この時期テジロがいない渓などないが過去の経験から 「あの渓だったら少ないかも知れないなぁ・・・今年は異常気象だからわかんないけど」←テジロが居たときの言い訳だ。
国道沿いに本流が見える。薄暗くてよくわからないが1日前に降った雨で濁流となっている。
少し明るくなってきた。それにしても凄い水量だ・・・・源流に行けば釣りになるってことは解っているが、林道を歩いて最初の渡渉が心配だ。
以前は橋が架かっていたが、何年か前の台風の大水で流されてしまった。確か2年前は、まだ橋が架かっていなかった。去年は入渓してないからわからない・・・・・あそこが渡れないとなると源流には行けない。
「水量が多いのだったらH谷に行きたいんだけど・・・・」とKEIZOUさん
「H谷???1時間くらいロスるけど・・・・・なんか釣れそうやなぁ」ということであの渓からH谷に方針変更
H谷の林道を走り出すと湿ったダートに2本のタイヤの跡、どう見ても少し前に走ったような跡だ。
1時間のロスが裏目に出たか・・・・・
しばらく走ると軽トラが止まっていた。車の傍に釣りの格好をした爺さん
「釣りですか?」
「この上で釣ろうと思ったんじゃが、水が多すぎてよう入らんわ」
「車止めから釣ってもいいですか?」
「わっしゃ下で釣るからええで。どこから釣るんや」
「車止めの林道をちょっと歩いてから釣り上がろうと思とんやけど」
「ほう、そらたいぎななぁ。気つけて行きや」
車止めに着いた。
タイヤに数匹のテジロがまとわりついていたが、しばらくすると何処かへ行ってしまった。
この谷も、テジロが少ないようだ。
絶対量が少ないのか、時期的なものなのか分からないが、覚えておこう。
標高差200m弱登り切って小尾根に立つ、正面に右支流との合流点が見える。
合流点を超えて、尾根が張り出した緩い場所から入渓するつもり。ここから林道は少し平坦になる。(登りには変わりない。)
1時間半弱歩いただろうか?渓までジャスト100mの高低差、緩い尾根筋から下降した。
下降した場所は小支流の滝淵。淵尻に、まぁまぁの型のアマゴが餌を待っている。
少し下に降りたKEIZOUさんを待っている間、1投目で8寸前、2投目で7寸、3投目で6寸、4投目で5寸・・・・なんとまぁ、初めから4連チャンだ。
H谷も水量が多い。本筋に餌がながれない。
6寸前後のアマゴはよく掛かるが大物は出ない。
このままじゃ、魚止めには届きそうもないということで、再び林道に登り返す。
林道まで、標高差100mもないのだが、渓を離れると汗が噴き出しメチャクチャしんどかった。
癒しの空間
気温20℃以下、下界の酷暑が忘れられる。
とりあえず8寸(24cm)
夏の8寸はよく引く
滝が連続するようになってきた。
横からも滝が落ちてくる。水量はまだまだ多い。
KEIZOUさんが釣り上げた9寸
彼は尺あると思ったんだろう。「網・あみ・アミ・ami・・・・」と連呼する。
残念ながら尺はなかったが、丸々と太った立派な魚体だった。
この水流の強さだと尺と思っても仕方ないだろう。
しかし、上を見上げると今にも崩れてきそうな崩落現場・・・・早々に現場を離れた。
一つ手前の二叉
この淵は6~8寸が釣り堀状態だった。
アマゴ8寸(24cm)
一つ手前の二叉辺りから朱点の多いアマゴが目立ちはじめる。
「源流を詰める」という感じの釣りになってきた。
アマゴ8寸(26cm)
源流の二叉
右は、右斜面ザレていて、魚は出なかった。
左は、魚は居たが50mも上がれば魚が棲めるようなポイントがなくなる。
左支流 納竿点
車止めまで2時間弱だろうか?
あと30分っていうところで大粒の夕立に遭いビショ濡れになってしまった。
納涼に癒された源流釣りだった。
当日データ
釣果:二人で70匹くらい
最大27cm(KEIZOUさん)
釣果:二人で70匹くらい
最大27cm(KEIZOUさん)
渓流釣り遡行記2010
渓流釣り遡行記2010一覧 穴吹川支流 魚止めの滝の上にある滝です。当然アタリはありません。それは、それで当たり前のことです。
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