リハビリ釣行2

渓流釣り遡行記2024
渓流釣り遡行記2024  2024/9/14  晴れ/雨
吉野川水系
まだ、本調子ではない。
足は徐々に回復しているようだが前回の釣りで体力の衰えを余計に感じた。
足の痛みと夏の暑さにかまけ2ヶ月近く運動不足だったツケが来ているのだ。
オフトレで鍛え直して、来シーズン再スタートするってことを考えはじめていたが、禁漁期を間近した精神状態は穏やかではいられず、村兆さんから「釣りに行きませんか?」のお誘いに付いて行くことにした。
出合の小さな淵
ゴソゴソって鈍いアタリに合わせたら力強い引きが伝わってきた。
寄せて見ると魚体の柄が違う・・・・8寸強の岩魚だった。
支流で岩魚を見なかったので大水が出たときに本流から逃げ込んできた岩魚なんだろう。
深淵を持った大滝が連続する序盤のゴルジェ帯
如何にもって渓相をしているのだが、このゴルジェ帯で大物を掛けたことはない。
高巻きの難しそうな場所にはロープが垂れ下がり『専門家』が縄張りにしている印象が否めない。
祖谷の難しさは釣り人の多さにあると思う。
早期に入る渓だったので開けたイメージしかなかったが、樹々の葉っぱに覆われ苔の密度が濃くなると深山幽谷の美しい渓に変わっていた。
ゴルジェ帯を越えたら傾斜が緩くなると思いリハビリ2の渓として選んだつもりだったがソコソコの傾斜が現れるので回復途中の軟弱足はペースダウンしてしまう。
相棒の村兆さん、テンカラ向きの渓相にやる気になっている。
「7寸が釣れました」
玉網に収めたアマゴを嬉しそうに見せてくれた。
両岸の傾斜が緩くなり朽ちた作業小屋の奥に帰り道が現れる場所
いつもなら帰り道を越えると良型が釣れはじめるのだが偶にチビ助が餌の端をを引っ張るだけ・・・・
この辺りで一番いいポイントの白泡の中に仕掛けを沈めると喰ってきた。
良い引きだったけど8寸にはチョット足りないか?

渓と尾根が近づく場所まで釣り上がり尾根通しで帰ることにしているが、こんな足だし雨が本降りになってきたので納竿した。

林道を下っていると下から登ってくる怪しげな二人組に遭遇

水線より上は釣っていないことを告げ別れた。
「30分遅かったらハネられていましたよ」
「まぁねぇ、先行者を無視して源流に入るのは褒められた釣りじゃないね」
 
またしても『つ抜け』リーチ状態
本流のエンテ下で大岩魚を狙ったがエンテ下を漂う飛沫に濡れるだけの結果に終わった。
遡行データ
  2024/9/14   晴れ  吉野川水系
  遡行距離:4.2km 標高差:250m 
  釣果:9尾 最長寸:25.0cm
(岩魚)

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