花冷えの渓

渓流釣り遡行記2014
渓流釣りモバイル2014
  21014/4/6 雪 吉野川水系  

今年初めてJUNNさんとの釣行。祖谷の支流を目指す
今日は晴れる予定になっているが昨日からの雨が降り続いている。増水が気になるが出かけにWebで確認すると積算雨量は50㎜・・・・ちょうどいい頃合いだ。猪原付近に差し掛かると雨は激しさを増す。

「チョット降りすぎじゃないかい」
トンネルを抜けて徳島側に入ると激しい雪に変わる。「猪原がこれじゃ祖谷越は無理かも知れない・・・」目的の場所を貞光の標高が低い渓に変更した。吉野川沿いを少し走ったところで大事なことに気が付いた。

『しまった!!ベスト忘れた』 昨日仕掛けを作ってそのままになっていた。
家まで30分、ベストを取りに帰る了解をもらった。

再び猪原トンネル、雪は薄らと積もりかけていた。そして香川側でも雪・・・・「今日は、どこへ入っても釣りにならんから帰ってヤケ酒でも飲む?」

朝から宴会の話になりはじめた。

家まで帰ると西の空が明るく見える。
「よっしゃ。銅山に行くか」 2転3転の方針変更 銅山川に向かう。銅山の赤橋をわたると天気は小康状態だったが目的の車止めに近づくと雪が降りはじめた。
「これくらいだったら釣りになるだろう」と渓に下りた。

渓の出合いから少し入ったところの大滝の淵、ここはいつも何にも釣れない。
JUNNさんの話によると渓の途中から鉱毒が流れ込んで入るのでそこまで魚はいないそうだ。以前,釣り始めて1時間半アタリも、魚の姿もなかったのはそのせいなのか?今更ながら納得 した。
林道を歩いて鉱毒の区間をパスする。
鉱毒が流れ込む区間を過ぎて、
この滝からアマゴが出はじめる。
以前も同じだった。
アマゴ7寸(22cm)
真ん中の浅い瀬で7寸が2尾でました。
マメに竿を出してみるもんだ。
本日の相棒はJUNNさん
何を隠そう、俺のお師匠様。
本命ポイントに仕掛けを沈め
大物のアタリを待つ男らしい釣りだ。

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アマゴ7寸(23cm)
ムチャクチャ引きが強く竿は大きく曲がったまま走り回る。
もしかしたらと思ったら背掛かりのスレでした。残念
二又 左が本筋
規模はそれほど大きくないが
程よい落ち込みと淵が連続するいい渓

アマゴ8寸(25cm)
漸く8寸が出た。尾が長くきれいな魚体だ。先週、JUNNさんは尾っぽが5㎜くらいしかなくて泣き尺に甘んじたそうです。(この話は今日5回くらい聞いた)尾っぽを半分分けてあげようか?
アマゴ8寸(26cm)
上の淵の真ん中付近でスーと持って行かれるアタリ、今年は大物の扱いになれていないのでなかなか手前によらずJUNNさんの玉網で掬って頂きました。
9寸はあると思っていたが𢮦寸すると1cm足らずの26cmで今年初の9寸に届かなかった。でも最長寸・・・・2尾めの8寸 ムチャクチャ嬉しい。 いつものハリス0.5号だったらプッツンしていたかもね。0.8号に変えた効果が出ました。 
今日は変な天気、雪が止んだり降ったり、日が差して青空が見えているのに雪が舞う・・・雪も止んでいい天気になってきたと思っていたら辺りが暗くなり本格的に雪が降り出し一面真っ白な世界になりはじめた。
アマゴ7寸(23cm)
最後と決めた淵の真ん中からアタリ
いよいよ、雪が激しく降り出し仕掛けを何処に降り込んだのかわからない状態になってきた。魚止めは、あと少し先なのだが、これ以上遡行するのは困難になってきたので上右の写真の淵で納竿となった。

斜面を滑りながら這い上がって水路沿いに車道に出る。いつの雪が間に積もったのか目が痛いくらいに真っ白けっけ、車で無事帰れるか心配になってきたが、車止めまで戻る頃には、天気が回復して本線道路の雪は溶けだし助かった。
金砂湖沿いの桜は満開で沢山の花見客、見頃は今週半ばくらいまでだろう。それなのに今日の雪はどうしたことか?もう4月なんだけど雪とのせめぎ合いは、まだ続くのか。
当日データ
 釣果:16匹 最大26.0cm キープ1尾
 遡行距離5.8km 標高差220m

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