渓流釣り遡行記
那賀川水系 2022/8/23 晴れ
那賀川水系 2022/8/23 晴れ
3時間近くノンストップで走って来た。
夜打ち・朝駆けは慣れているとは云え暗く細い曲がりくねった山道を走るのが疲れるお歳頃になってしまった。
濡れた路面と水溜まり、下界は暑く乾いた日々が続いているけど山は雨が結構降っているようだ。
水量が多いと本流を徒渉できるのか心配しなければならない。
本流はあっさり簡単に徒渉できたのはいいのだが渓の水量が少ないじゃないか。
最初の浅淵に数尾のアマゴが泳いでいるのが見えていたが仕掛けを入れ瞬間に何処かに隠れてしまった。
最初の浅淵に数尾のアマゴが泳いでいるのが見えていたが仕掛けを入れ瞬間に何処かに隠れてしまった。
流れがあるところならどうかな?と落ち込みの中に仕掛けを入れたら喰ってきた。
泳ぐ姿は7寸MAX位に見えていたが針掛かりしたアマゴは8寸オーバーだった。
1尾目が8寸とは嬉しいが水量の少ない中、流れの中でしか釣れないとなれば厳しい釣りになりそうだ。
両岸が切り立ったゴルジュの渓
ザレ場を斜めに這い上がれば薄い踏み跡が目に入りそれに従えればいい。
まぁ、高度感があるザレ場をズリ落ちながら渡るには勇気がいるけど足切りをしっかりすればなんとかなる。
大物を期待していた大淵はスッカリ砂に埋まり浅くなっていた。
それでも落ち込みの白泡の中に仕掛けを入れたら8寸が喰ってきたのには驚いた。
この渓には丸い大石がゴロゴロ転がっている。
滝上にあるこの大石は下がスカスカでどうやって止まっているのか理解し難い・・・・大岩の上には木が生え長年この状態なのだろうけど滝を左から巻いて大岩の下を潜らないと通過できないのはなんとも気色悪い。
4尾目の8寸
数が出ないのは寂しいが釣れれば良型なのに救われている。
下流のアマゴに比べると朱点が多くパーマークが乱れ気味だがやや幅広で引きが強い。
苔の上に赤い葉っぱが落ちていた。
秋を感じるにはまだ早いが8月も終盤、渓流シーズンの終わりが近づいている。
漸く9寸が出た。
エラ下のスレ掛かり、俺の軟調竿では食い止めることできず自由に泳がれ引きの楽しさが堪らなかった。
いつもは爆釣になる区間なんだけど水量が少ないせいでアマゴの警戒心が強いのか餌を落としても巣穴から出てこない。
等高線が詰まる場所まで探る計画だったがこのチョロチョロ水じゃ全く勝負にならないと判断して昼過ぎに納竿した。
何となく下に続いていそうな帰り道を見つけたが苔の付いた石がゴロゴロで歩き難い、それにミンミンセミの暑苦しい大合唱に耐えかねて渓筋まで下りクールダウンした。
夏場は渓通しのエスケープを選択した方が汗まみれにならなくて快適です。
気がつけば1ヶ月空いた久しぶりの釣りになってしまった。
この夏は暑さが身に滲み結構参っていた。
体力も削がれていたようでザックの重さが肩と腰に負担となった。
禁漁まで残り1ヶ月・・・・気合いを入れ直さないといけない。
遡行データ
2022/8/23 晴れ
遡行距離:3.5km 標高差:300m
釣果:17尾 最長寸:28.0cm キープ:なし
2022/8/23 晴れ
遡行距離:3.5km 標高差:300m
釣果:17尾 最長寸:28.0cm キープ:なし
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