四国の渓流釣り 尺伝説 崩落谷の尺上 |
四国の渓流釣り |
2018/7/20 |
右支流が大崩落して10年以上経つが回復する兆しは見えない。 淵底が削り取られて荒々しい岩が剥き出しになっている。大石が沈み砂が溜まればアマゴが定住するようになるかも知れないが大水が出たら、大石もアマゴも押し流されてしまう急峻な渓相だから仕方ない。 右支流は帰り道のアプローチに使う、渓に取り付いて標高を稼ぎ原生林の中を平行移動して山道と合流した方が釣り上がった渓を引き返して下降した場所を登り返すより楽なのだ。あくまでもアプローチだから釣れる釣れないは期待していない。それでも竿を出しチビアマゴが2尾、まぁそんなもんだろう。 淵に大岩が覆い被さり竿を立てるのがややこしい場所 2節ほど竿を畳んだまま落ち込みの奥にピン飛ばし、餌が淵尻まで流れたところで喰いついた。 結構デカイ・・・・狭い淵を縦横無尽に走り回る。 竿を2節畳んだままでは動きを喰い止めることができないと判断してテンションを掛けたまま下の淵まで後ずさりして竿を伸ばした。泳ぐ姿が少し細身だったので、また得意の泣き尺か?と思っていたがメジャーを当てると30.3cm、ちゃんと本尺あるじゃない。 驚いたのは、同じクラスの雄が雌の後を追ってきた。 なんで崩落して荒れた渓に尺が2尾もいるのか? 誰かが放すなんてことは考えられない。 本流から上ってくるにしても出合にある10mの滝は越えられないだろう。 だとしたら大水が出て上流から流されてきた以外に考えられない。 否、上流は2年前に詰めたが崩落でアマゴの棲めるような場所はなかった筈 もっと上に崩落していないアマゴの桃源郷があるのか? 来年の宿題やな。 |
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渓流釣り遡行記(2018)『真夏の源流を楽しむ』へ |
アマゴ 30.3cm ♀ |
尺伝説 バックナンバー |
凜々しい面構えの尺上2本 | ||||||
30.0cm・30.5cm | 18/06/07 | - | ||||
中央の岩陰に隠れて滝壺の中央に仕掛けを入れた。 大滝を高巻いてから釣れそうな淵はアタリがありアマゴが出ていたのに反応がない。「おかしいな・・・・」落ち込みの壁際に沿って誘いを掛けてみた。 『誘い』と云ってもそんなに大層なものではない。 縦引きか横引き、あるいはその組合せ・・・・ |
狭壺の尺岩魚 | ||||||
33.0cm ♀ | 18/03/16 | 吉野川水系 | ||||
連爆途中の滝、壺は狭いが深みがある。 白泡近くに仕掛けを入れると目印が左に動き出したのでピシッと合わせを入れた。一瞬、尾鰭が水面を掻いた・・・・尾鰭がデカイ!!尺はありそうだと思った・・・・ |
大滝の尺上 | ||||||
31.5cm ♂ | 18/03/07 | 東予水系 | ||||
大滝の高巻きに失敗した。 戻ったり、別ルート探ったりで時間を喰われてしまい最源流行きを諦めた。 別ルートは高巻きを失敗した滝上に続いていた。最源流行き諦めたことで時間的余裕ができ、この先釣る場所も限定されるので滝下に降りた・・・・ |
2月の初尺 | ||||||
32.0cm ♀ | 18/02/16 | 吉野川水系 | ||||
チョットした連爆 いつもなら右から高巻きながら2つある滝壺に竿を出して釣り上がる。下から滝を見ると滝壺の降り口の岩壁は氷が貼り付いて降りられそうにない・・滝壺を諦めた。 右巻きは影斜面で雪が積もっているが左巻きは陽が当たって雪が無い・・・・ |
新魚止めの尺アマゴ | ||||||
31.0cm ♀ | 17/07/13 | 吉野川水系 | ||||
魚止めの淵 いつもなら7寸以上は確実なのに何にも起こらなかった。 このまま終わるのも釈然としない。30m先から連瀑がはじまるが深みのある壺はない、水量の多さに期待 連爆の下まで行って終わりにするか・・・・ |
青石谷の尺アマゴ | ||||||
32.4cm ♀ | 17/04/22 | 吉野川水系 | ||||
落ち込みの中で掛けた、なかなか浮いてこないのでデカいようだ。水流に載せて白泡の中から引き出してみると尺は越えている。さて、何処から取り込もうか? 渕の真ん中に数本の木が複雑に絡み合っているから渕尻に誘い込むのは無理みたい。だとしたら淵頭しかない。・・・・ |
尺岩魚2尾 | ||||||
30.0cm・32.0cm | 17/04/05 | 吉野川水系 | ||||
8寸、9寸と釣って、次は10寸の予定だったの7寸、6寸とサイズダウン傾向・・・・8寸が掛かる、それを追ってデカイのが岩の間から出てきてウロウロしている。場荒れしないように一気に抜く釣り方があるが、もう手遅れだ・・・・ |
遅ればせながら初尺 | ||||||
30.7cm ♀ | 16/08/28 | 那賀川水系 | ||||
淵の真ん中に大岩が鎮座して流れを二分している。 右、水量は少ないが30m以上の落差がある滝から流れ込みのある合流点、合流点との深みに仕掛けを入れるとチョンと小さなアタリ・・・・ |