四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2023年)
源流の二又を探る |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 2023/4/9 晴れ | モバイルサイトはこちら |
纏まった雨が降った。 気象庁の積算雨量データで観測地点の72時間雨量は82㎜だったが山は100㎜を越えていたと思う。恵みの雨なんだけど流石に降り過ぎなので釣行を1日伸ばすことにした。 本流を渡る。 浅瀬を見計らったつもりだが結構な水圧に身構えた・・・・昨日じゃ渡渉は無理だったかも知れない。 |
今日の目的は源流の二又の釣査、出合から竿を出したのでは源流に届かないので渓沿いの林道を経由して下流をパスします。この辺りは下流の流れが緩い場所なのに白波が立ち水量相当は多そうです。 |
水線の中間点にある幅広の大滝 この辺りから釣りはじめればいいと思っていましたが滝からの水流が強くて0.8号の大錘をプラスしても直ぐに渕尻まで流されてしまいます。唯一、仕掛けが止まる左の縁はアタリなし・・・・ 滝上の緩い淵で本日の1尾目 渇水気味で雨待ちのところがありましたが水量が多すぎても釣りは難しくなります。 |
滝上は渓の傾斜が急になるので白波だらけです。 水量が多く渡渉できる場所も限られるので左岸から高巻きながら水流の弱くなったポイントに竿を出しますがいつもの半分も攻めきれません。この辺りから良型のアマゴが出はじめるのに勿体ない・・・・釣行をもう1日伸ばせば良かったかも知れません。 |
渓の傾斜が緩くなりはじめ源流域に入りました。 大岩に囲まれた落差3mくらいの滝、落ち込みから3段目の上に岩が被さった暗く浅い淵から良型のアマゴが飛び出してくる不思議なポイントは今回も健在でした。 |
アマゴはお腹がパンパンで肛門が飛び出していました。 大量のご馳走にありつき消化が追いつかないくらい喰い続けた結果がこの肥満体だろうと思います。 一体何を喰ったのかが気になるところです。 |
もう直ぐ源流の二又です。 漸く渓の流れが落ち着き釣り易くなってきましたがアマゴの型が1サイズ小さくなりました。 竿を出すポイントが少なかったおかげで二又を探る時間に余裕ができました。 |
右又は原生林の素晴らしい渓です。 |
アタリがないまま渓が複数に分かれる正面までやって来ました。 アマゴが居ても不思議はないのですが普段はもっと水量が少ないのでアマゴが居着く場所がないのかも知れません。 |
左又も原生林の良い渓です。 右又より水量が多く(6:4くらい)深みのある場所が点在しています。 二又からアマゴの行き来に障害になる様な段差が少ないのもアマゴが居着く要因なのでしょう。 |
3mくらいの滝を越えてからアタリがなくなりました。 キリがいいところで納竿したいのですが原生林と渓相が良すぎて遡行を止めることができません。 落葉したままの明るい渓ですが深緑の季節も見てみたい渓です。 |
岩に付いた苔が美しい谷筋の流れ込み これくらいの傾斜なら近くなった稜線まで辿り登山道から帰えれば気持ちいいだろうと思いましたが相当距離が長くなるのでオンボロ足に速攻で拒否されました。 釣る気などとっくに失せていましたけどここで納竿 帰り道は怪しい踏み跡に誘われ、谷筋を通過する度にハラハラ・ドキドキでした。 『あの林道は使わない方が早く帰れる』が今日一番の教訓です。 |
遡行データ 2023/4/9 晴れ 遡行距離:5.3km 標高差:400m 釣果:17尾 最長寸:26.0cm キープなし |
渓流釣り遡行記 バックナンバー |
北斜面の谷 | |||||
霧に包まれたホームグランド | |||||
魚止めの下がった渓 | |||||
アプローチのハードな渓 | |||||
源流は雪だらけだった | |||||
渓が春めいてきた | |||||
中流域に甘んじる | |||||
釣り少々、概ね山歩き | |||||
南斜面の小谷を釣る | |||||
祝・愛媛渓流釣り解禁2023 | |||||
最終釣行 2022年 | |||||
渓流釣り遡行記(2020) 一覧へ |