四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2016年度) ゴロゴロのゴーロ谷 |
四国の渓流釣り |
那賀川水系 |
2016/8/28 曇り/雨 |
この水系の遡行計画は、地形図の等高線間隔から読み取れる傾斜だけで見積もっていると想像以上に厳しくて途中撤退なんてことになりかねない。渓を挟む両岸の等高線が混み合って厄介だ。たとえ5m前後の滝であっても急斜面がザレている場所が多く安全を確保するために上へ上へと押し上げられ大高巻きになってしまう。高巻きながら源流域を詰めて安全に撤退するには林道の有無、植生、尾根の状態を事前に確認して置くべきだろう。 今回の渓は上記にプラスして、何処から転がってきたのか?とんでもない大岩が重なり合ったゴーロ帯が次から次に現れ渓を塞いでいた。 |
ゴロゴロのゴーロ谷 手足の長い相棒はスルスルーと登って行くが、逆に手足の短い俺は大変だ。 岩と岩の間を手と足で突っ張たり、岩を抱え込んだり、反動を付けて身体を引き寄せたり・・・・ 端から見ていればカッコ悪く鈍くさい遡行に違いないと思う。 そして、体力と筋力の消耗具合は半端なく疲れが蓄積された。 |
アマゴ6寸 最近の傾向、釣り始めから最初の1尾までが長くかかってしまう。 餌を入れるとアマゴが近寄ってくるのが見えるのだが 途中でUターンしたり、餌の周りをウロウロするだけだったり、餌の先だけ咥えて走ったり 数少ないやる気があるヤツしか針掛かりしない。 渇水の影響だと云えばそれまでだが他に何かあるのだろうか? |
渓の幅が狭まった場所に滝が現れる。 赤テープがあったり、ロープが垂れ下がっていたりで巻き道はは明確だが それが正解とは限らない。 |
アマゴ7寸 左の岩に深みがあり、餌の着水と同時に咥えて走った。 本命は、奥にある滝壺なのだがアタリすらなかった。 |
アマゴ7寸(23cm) 二又を越えると渓が落ち着いて、大ゴーロ帯から解放された。 相変わらず、岩が重なり合っているが身の丈にあう大きさで 竿を伸ばしたままでも遡行できる。 雨が降りはじめ、釣り人の気配が消えることでアマゴの活性が上がり始めた。 |
尺伝説 「遅ればせながら初尺」へ |
尺を釣ってから魚心が途切れた。 魚止め?まだまだ水線が続き奥は深い 更に雨粒が大きくなり渓の水嵩が増したように思える。 そうなれば、朝渡った本流の増水が気になる。 尺物も釣ったし、初めての渓だし上の写真の滝で納竿した。 |
釣果:10尾 最大30.7cm キープなし 遡行距離7.9km 標高差300m |
渓流釣り遡行記(2016) バックナンバー |
渇水と頭ハネ | |||||
8月13日 徳島の渓流 那賀川水系 釣果6尾 最大25.5cm 遡行距離10.6km 標高差260m 渇水と頭ハネの苦行、遡行は楽しかった。 |
釣れなくても楽しい渓 | |||||
8月6日 徳島の渓流 那賀川水系 釣果12尾 最大20.0cm 遡行距離10.9km 標高差400m 釣れなくても遡行するだけで楽しい渓って存在する。 |
小支流で渓遊び | |||||
7月24日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果9尾 最大19.0cm 遡行距離6.0km 標高差280m 夏の小支流で遊んできました。 |
夏の渓流釣り | |||||
7月18日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果12尾 最大23.0cm 遡行距離8.1km 標高差360m 濃い緑に覆われた夏の渓流は最高です。 |
東京より釣り人来たる | |||||
7月16日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果12尾 最大22.0cm 遡行距離9.1km 標高差300m 東京からなまずねこさんが四国の渓流へ釣りに来ました |
雨の渓流釣り | |||||
7月10日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果25尾 最大26.0cm 遡行距離11.9km 標高差400m 雨の日は喰が立ち良い釣りができる筈なんだけど |
連爆帯を越えて源流へ | |||||
7月2日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果14尾 最大27.0cm 遡行距離10.6km 標高差770m 夏の渓流釣りに突入、シャワークライムが気持ちいい |