四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2016年度) 釣れなくても楽しい渓 |
四国の渓流釣り |
那賀川水系 |
2016/8/6 晴れ |
テジロシーズン到来 コイツさえいなければ夏の渓流はパラダイスなのに・・・・ 那賀川とか物部川の剣山系は何故か少ない 時期的なタイムラグの差があるのだろうか? |
広尾根から標高差400mを下降して、最源流の魚止めまで釣り上がる計画 これだけ尾根が広いなら何らかの目印がある筈と楽観的に思っていたが薄い踏み跡があるだけだった。 平行移動しながら尾根筋に回り込もうとするが出合ったのは、分かれた支尾根 尾根筋にハッキリとした尾根道が続いていた。 こちらから下ったとしても下降地点はそれ程変わらないが 最後200mの等高線が混み合っているから苦労するのは目に見えている。 小ピークまで登り返して漸く尾根の分かれに立つことができた。 『尾根は小ピークで分かれる』・・・・定説通り 尾根を探しながら自然林の森を彷徨っている途中、赤テープを見つけた。 赤テープの横には固定カメラ、正面に甘い匂いを放つ筒 どうやら、四国熊の生態を定点観察する固定カメラのようです。 カメラの前でピースポーズ・・・・電池を消耗させて申し訳ございません。 そうなんです、ここは熊が棲む流域です。 熊を見たい気持ちはあるが逢いたくない。 |
泳いでいるアマゴは沢山見かけるのに全然針掛かりしない。 渓の流れから孤立した溜まり、餌を落とすと素直に喰いついた。 典型的な竿抜けポイント この先の釣りは苦労するかも知れない。 |
相棒の源流テンカラ師はザッグとヘルメットがおNEW ザックはフランス製・ヘルメットは沢登り用と自慢された。 都知事選で話題だった百合子グリーンで戦闘モード 沢登りのヘルメットは視界を広くするために庇が付いていないそうだ。 軽量化のために穴が開いているし雨が降ったら困るよねぇ やっぱり、工事用のヘルメット一番なのだ。 |
ある場所を堺に植林がなくなり原生林の渓になります。 滝と淵、重なり合う大岩、渓を覆うように囲見合う大樹 もう少し釣れれば最高なんだけど・・・・ いやいや、こんな素晴らしい渓で源流釣りができる幸福を十二分に感じています。 |
傾斜が上がり最源流域に入っていきます。 岩を覆う苔の密度が増え、数百年生きた大樹が渓に横たわります。 |
アマゴ6寸 それにしても釣れない・・・・コイツで漸く『つ抜け』 ここで釣れなかったら渓変わりしようと思っていたが どこまでアマゴがいるのか確かめて見ようと思う。 |
釣れなくても、遡行するだけでも楽しい渓は存在する。 源流釣りとは渓魚を釣ることだけに魚だけに非ず 渓丸ごと楽しめる渓師を目指しています。 釣れない負け惜しみなのか? この渓の源流域の特徴は渓の中に大岩がドォーンと構えている。 その大岩に大樹が根を張り颯爽と聳えている。 大岩を抱え込んで青々とした葉を広げる姿は力強く感動に価する。 |
2段20mの滝 しばらくアタリがなくなりアマゴの姿も見えなくなった。 地図を見る限りは次の二又までアマゴがいるような気がする 一応仮に、この滝が魚止めとしておこう。 次にチャンスがあれば、水がなくなるまで釣り上がろうと思う。 |
釣果:12尾 最大20cm キープなし 遡行距離10.9km 標高差400m |
渓流釣り遡行記(2016) バックナンバー |
小支流で渓遊び | |||||
7月24日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果9尾 最大19.0cm 遡行距離6.0km 標高差280m 夏の小支流で遊んできました。 |
夏の渓流釣り | |||||
7月18日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果12尾 最大23.0cm 遡行距離8.1km 標高差360m 濃い緑に覆われた夏の渓流は最高です。 |
東京より釣り人来たる | |||||
7月16日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果12尾 最大22.0cm 遡行距離9.1km 標高差300m 東京からなまずねこさんが四国の渓流へ釣りに来ました |
雨の渓流釣り | |||||
7月10日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果25尾 最大26.0cm 遡行距離11.9km 標高差400m 雨の日は喰が立ち良い釣りができる筈なんだけど |
連爆帯を越えて源流へ | |||||
7月2日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果14尾 最大27.0cm 遡行距離10.6km 標高差770m 夏の渓流釣りに突入、シャワークライムが気持ちいい |
祖谷川源流で遊ぶ | |||||
6月26日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果20尾 最大25.0cm 遡行距離7.8km 標高差300m 久しぶりに祖谷川源流で遊んできました。 |
魚止めを2本 | |||||
6月17日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果30尾 最大27.5cm 遡行距離12.5km 標高差550m 魚止めを2本 結構シンドかった。 |