四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2015年度)
    
久しぶりの晴れ釣行
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吉野川水系

2015/7/24 晴れ

 6月になって梅雨入り・台風が2つ、雨の日の釣りが続いている。
 南海上に台風12号が居座っているが今日は終日晴れの予報
 ここ何日か気温が上がっているので、四国もそろそろ梅雨が明けるのか?
 もう少し、水量が落ち着いていると思っていたが水量が多い
 台風11号で水分を大量に含んだ山肌、少しまとまった雨が降れば渓に流れ込んでくるのだろう。
 合羽を着込んで汗だくになるより
 水に浸かり、濡れた衣服を乾かしながらの渓流遡行の方が気持ちが良い。

 最初のゴルジェ
渓を跨いで通過できるような場所でも、水量が多く高巻きになってしまう。
普段、何でもない溜まり・・・・今日はいい感じの淵になっている。
壁際を白泡に沿って流すと、いきなり9寸(27cm)が掛かった。

水量が少ない時、水量が多い時のことをイメージして仕掛けを入れれば
大物に出合える可能性があるかも知れない。

水量が多く中淵が大淵になっていた。
6寸、7寸は掛かるがそれ以上は出ない。
長竿、長仕掛けに変え、淵尻に立ち込んで落ち込みの中に大錘を沈めた。
目印がスーッと横に動いて合わせを入れた。
結構良い引き・・・・もしかして尺あるんじゃないかと𢮦寸したが29cm止まりの泣き尺
バッチシ上顎に掛かっていたのでお帰りねがいました。

ハング気味の岩壁
スキップ状の岩階段を登りクラックを手掛かりにしてヘツリながら横移動する。
過去2回は、大した怖さを感じなかったので難なくクリアー
何気に下を見てしまった。高さは5m弱、足を置いた場所が滑ったら確実に滑落してしまう。
ビビリが入って前に進めない・・・・結局、尾根通しの大高巻きになってしまった。

 大高巻きして源流部に降りた。
渓は緩くなったが、まだまだ水量が多く、相変わらずアマゴの活性は高い。
岩をブラインドにする得意の釣り方・・・・細めの9寸(27cm)が出た。

尺伝説 「三釣行連続・尺上二尾」に続く

大滝下の淵、いつも8寸がでるポイント
白泡の切れ間で竿先が水面に浸かるアタリ・・・・
淵を泳ぎ回り手前に寄ってこない、時間をかけて取り込んだ。
さっきの尺上より体高がある。
これも尺上か???っと思ったが寸詰まりの9寸(28cm)だった。

 釣果60オーバー、9寸4尾、尺上も釣れたし・・・・そろそろ撤収してもヨカッタのだが、この渓の魚止めを確認していない。標高差100m 見上げるほどの連爆に圧倒されて高巻く釣り人はそんなに居ないだろう・・・・この水量なら、何となく尺上がもう一尾釣れそうな予感がした。
 最源流部まで来ると流石に水流が落ち着いた。

二又の魚止め
高巻いたルートを素直に引き返せば良かった。
山道に導かれて、以前通ったことがある尾根道に取り付くと急斜面
「エーこんなキツかったけ・・・・」
積もった落ち葉に滑って転びながら、膝ガクガクで泣きが入った。


釣果:74尾 最大31.2cm キープ1 
遡行距離11.9km 標高差520m
 


 渓流釣り遡行記(2015) バックナンバー

道端から尺1寸(尺伝説)
7月 20日  愛媛の渓流 東予水系
釣果:2尾 最大33.5cm 遡行距離:4.0km 標高差:200m
 台風がらみの雨、渓は激流につきそうそう撤退しました

夏の渓流
7月 15日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果:51尾 最大30.4cm 遡行距離:11.7km 標高差:770m
 夏の渓流は涼しくて気持ちが良い

忘れ物
7月 9日  高知の渓流 物部川水系
釣果:15尾 最大25.0cm 遡行距離:13.8km 標高差:310m
 リュックとヘルメットを忘れた。さて、どうなるか

梅雨の釣り
7月 5日  高知の渓流 吉野川水系
釣果:11尾 最大31.0cm 遡行距離:19.8km 標高差:400m
 梅雨の時期 雨がどんな風に降るのか見極めるのは難しい

17年ぶりの渓
6月 30日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果:17尾 最大22.0cm 遡行距離:12.5km 標高差:380m
 17年ぶりに入る渓 記憶とはいい加減な物です。

釣れないパターン
6月 25日  徳島の渓流 吉野川水系 
釣果:18尾 最大29.5cm 遡行距離:13.6km 標高差:540m
 釣れないパターンに陥りましたが何とか帳尻が合いました

カモシカに笑われる
6月 20日  徳島の渓流 吉野川水系
釣果:19尾 最大22.0cm 遡行距離:10.1km 標高差:480m
 やっとの事で小ピークに立つとカモシカに笑われました