関連遡行記

四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2015年度)
    
GWの釣り
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吉野川水系

2015/5/2  晴れ

 GWの渓選びは難しい。他の釣り人が入らないようなマイナーな渓か、釣り人が入れないような渓・・・・後者は嫌だなぁ。早起きしてめでたく入渓できたとしても渓が道から近いと途中から頭ハネされて早々に釣りが終わってしまうこともあるし、渓泊まりしている場合だってある。四国で普段の常識では考えられないことが起こるのがGWだ。いろんなことを想定しながら、真面目にGWの釣行場所を考えてみた。

 ①最終の車止めからアプローチする。
 ②車止めから渓まで200m下降、車止めから先は渓まで急斜面になっている。
 ③途中に退渓の林道があるが、そこから魚止めまで距離が短い。
 ④途中から入るので釣る距離は短くなるが未開拓の支流を含めると丁度いい距離
 ⑤支流側には林道がない。
 最初の100mは緩い斜面を下降する。広いバカ尾根だから下降方向が定まらないかも知れないと思っていたが植林に赤テープが巻かれていたので迷わずに済んだ。次の50mは結構な急斜面だが植林に掴まりながらだとなんとかなる。最後の50mはカシミールの断面図解析で45°の数値が出た場所・・・・傾斜45°だと何とか下れそうだが50mメッシュの平均値だから最後の20mはほぼ垂直だった。渓筋の緩くなった場所まで平行移動するとピンポイントで二又の上に出ることが出来た。

 まずは、支流から入る。滝上で二又に分かれるので渓の存在が解り辛い、もしかすると大物が出るかも知れないという期待。水量は平水よりチョット上だが深みがある明確なポイントがない。
 釣れるのは5寸がアベレージで偶に6寸といった感じで期待外れ・・・・。パーマークが大きく朱点が小さく少ないのが特徴で本筋の上流で釣れるアマゴに似ている。 

左の写真: 数少ない淵らしい淵、漸く手応えのある引き・・・・6寸のスレだった。
右の写真: 支流唯一の滝で深みもある・・・・期待とは裏腹にアタリがなかった。 

二つ目の二又を過ぎそろそろ魚止めで右のアマゴが掛かる。
いままで釣れていたアマゴと朱点の大きさと配置がが違う。
卵放流のアマゴか?15分程釣り上がったがアタリなしで納竿
卵放流のアマゴが釣れると、思っていた場所より上流が魚止めになるからややこしい。

本筋に戻ってきた。両岸が切り立って渓が狭まったゴルジェの渓相
いつもは大滝を高巻て、渓に降りるのが嫌らしそうだから植林からパスする。
滝でも現れたらアウトになってしまいそうだが意外と簡単なヘツリで通り抜けることが出来た。
ゴルジェの中で8寸(24cm)掛ける。
「さぁ、これからだ・・・・」と気合いが入るがアマゴの出が悪い
1~2週間前くらいに、誰かが入ったような足跡が続いていた。

途中にある退渓ルートの林道
本流の出合いから入渓すると1日釣りをして納竿するには、この辺りが丁度いい距離感なのだろう。
中淵が連続する辺りからアマゴが出はじめた。
アベレージは7寸の見釣りだから面白くなってきた。

2尾目の8寸(25cm)
良く太ったアマゴだったので良く引いた。
中淵が連続する場所は渓相が良く歩き安い。

渓に傾斜が現れはじめる頃、アタリが止まったのは前回と同じ
水線切れはもう少し先なのだが林道が交差する場所まで20分程沢登りしてエスケープした。


釣果:12尾 最大25cm キープ2尾 
遡行距離8.1km 標高差250m
 


 渓流釣り遡行記(2015) バックナンバー

渓 の回復力
4月 28日 吉野川水系
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 大崩落で壊れた昔好きだった渓は回復しているのか?

高巻きの渓 魚止め
4月 22日  愛媛の渓流 吉野川水系
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泣き・泣きの魚止め確認   
4月 18日  愛媛の渓流 東予水系
釣果:16尾 最大:29.0cm 遡行距離:11.3km 標高差:300m
 泣きが入った魚止めの確認でした。

お気に入りの渓   
4月 16日  徳島の渓流 吉野川水系
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 滝の直登とヘツリが楽しい お気に入りの渓

テンカラ日和 ナメ床の渓   YuoTube 祝・2014愛媛渓流解禁へ
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 ナメ床の渓 テンカラのに分がありました

久しぶりの新規開拓 新規開拓
4月 6日   徳島の渓流 吉野川水系
釣果:14尾 最大:21.0cm 遡行距離:17.0km 標高差:300m+350m
 久しぶりの新規開拓 アマゴが居ない渓を釣査

テンカラ 毛鉤の活性   
4月 1日    愛媛の渓流 吉野川水系
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 週の初め村兆さんがテンカラで活性を上げている・・・・