四国の渓流釣り 尺伝説 黒サビ尺アマゴ |
四国の渓流釣り |
東予水系 | 2007/2/7 |
尺滝を前にして、左から小支流が流れ込む淵に着いた。淵といっても水深は浅い、セイゼイ2、30cmといったところだろうか。 6、7寸くらいのアマゴが数匹泳いでいた。手前に餌を放り込むと数匹のアマゴがアタックしてきた。糸にテンションが掛かった瞬間、一気に抜き上げると7寸クラスのアマゴが飛んできた。針を外して下流にアマゴを放してやる。 下流に目をやるが、まっつんの姿がない。・・・・まだ、下の淵で手間取っているのだろうか? できれば、この上の尺滝をまっつんに釣ってもらいたかった。彼を待つ間、もう一流し・・・ さっきと同じ場所に餌を入れると本流の落込みから黒い影が走り餌に突進してきて、クネクネと身を捩っている。 「掛かったか?・・・・」 しかし、奴がクネクネしている横には、餌が残っているまんまや・・・・ 「こいつ、なにやってるんや・・・・餌はこっちやがな・・・・」 しばらく、クネクネしたあと自分のアホさ加減に気がついたのか、何食わぬ顔をして岩陰に身を隠した。身を隠してもこっちから丸見えである。 岩陰に餌を寄せて誘ってやると岩陰からゆっくりと出てきて餌を吸い込んだ一呼吸おいて小さく合わせを入れてやると右へ走り出した。 右手前には岩があって魚体の大きさがわからない。 「たぶん尺はあると思うのだけど?????」・・・・・・確信はもてない。 岩の間に入られたら面倒だ。竿を立て無理やり反対方向に引きずり出した。 「おっでかい。でかい。尺はありそうや」 そして、意外と簡単に玉網の中に納まった。 取り込んだところに、まっつんが釣り上がってきて 「何ですか、それ・・・・」 「アマゴ」 「こんなでかいのがいるんですね・・・・・」 釣った本人より、まっつんの方が感激していた。 |
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落ち葉の右に餌を入れると本流の落込みから黒い影が突進してきた。 |
アマゴ ♂ 30.8cm 流覇 5.6m硬調 仕掛け寸法 3.5m |
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尺伝説 バックナンバー |
黄金の尺アマゴ | ||||||
30.5cm ♂ | 06/04/30 | 高知東部水系 | ||||
二つ目の大エンテを越えると、エンテが連続しているのが見えた。一つ目、二つ目のエンテは仲良く並んで釣りをしたのだが時間がかかってしまう。3つ目からは交互に釣り上がることにした。7つ目のエンテを釣っている439さんを横目で見ながら8つ目のエンテに向かった・・・・ |
水線無し谷の尺物2本 | ||||||
30.0cm ♂ 30.9cm ♀ |
06/03/21 | 吉野川水系 | ||||
渓に傾斜が現れはじめ、小規模だが良淵が連続するようになってきた。しかし、アマゴのアタリがない針掛かりするのはモッチャンだらけだ。今日は餌貧乏である。キジ餌を3箱用意したのだが1箱傷んでいた。もう一箱のキジ餌も元気がない・・・ |
幽霊渓の尺アマゴ | ||||||
30.2cm ♀ | 04/03/13 | 東予水系 | ||||
8寸が6匹、9寸が3匹そろそろ尺物が出そうな雰囲気は多分にあった。小谷が崩落した場所を過ぎると渓相は良くなったのだが釣れてくるあまごのサイズは6寸〜7寸にダウンした・・・・ |
源頭前の尺アマゴ | ||||||
31.5cm ♀ | 03/04/19 | 那賀川水系 | ||||
時刻は、2時半を過ぎていた。いつもなら、釣りを止めて帰りの準備をする時間なのだが・・・・・今日の予定は、渓の源頭をつめ尾根筋に出て、尾根ルートを利用して車止めに帰還することになっていた。渓の流れも細くなって、もう、渓をかなりつめてきていると思うのだが・・・・ |
尺アマゴ+尺岩魚 | ||||||
33.5cm ♀ 30.2cm ♀ |
02/04/06 | 那賀川水系 | ||||
岩魚は本筋、アマゴは淵尻から、この渓の主導権は完全に岩魚に移っているらしい。岩魚の口はアマゴより硬い。アタリがあってアマゴの調子で合わせると取り込むとき針外れすることがあるためいつもよりきつくあわせる様にしていた・・・・ |
紅葉アマゴ | ||||||
30.2cm ♂ | 01/09/22 | 高知の谷 | ||||
3段滝の最初の滝壷、落込みから離れた岩下に餌を沈めた。水量が多く流れが早かったのだが、餌がスーっと底に落ちて行ったのが解った。 「絶好のポイントだなぁ」 と思っていると小さなアタリあった。小さく合わせると穂先が曲がったまま・・・・ |
滝の主 | ||||||
30.4cm ♂ | 01/02/10 | 東予水系 | ||||
左支流から戻ってきて本流へ、正面に25mの大滝がある。滝の水深は、何かの大水で埋まってしまったのか意外と浅く1mより深いところはない。去年ここで釣ったのは5寸程度のチビアマゴが2匹あまり期待はできないと思った。それよりも滝上にある淵に魅力を感じていた・・・・ |