四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2016年度) 右支流の魚止め |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 |
2016/4/26 晴れ |
昔、ガタガタで岩が転がったダート、手前にあるヘヤピンは土砂崩れでいつも通行止めだった。 30分程歩けば、奥に入らなくても数と型が出る良い渓だった。 道が舗装されてから釣れなくなった。 ある日、渓から降りてくると車が止まっていた。 もう日暮れが近いのに今から釣りに入るのか?不思議に思っていると向こうから話しかけてきた。 暗くなってから淵に潜ってアマゴを突くそうだ。 2、3淵やれば型そろいが結構取れると自慢げに言っていた。 釣れなくなったのは道ができたからではなく、この親爺が突いているせいだと思った。 『こんな山奥の暗い渓、しかも1人でようやるわ』 それから、この渓に入らなくなったのは言うまでも無い。 |
車道の出合いから両淵が続くが反応なし・・・・まだ、あの親爺は突いているのか? 本流の水量が少なかったので車道の出合いから竿を出したが二又までアタリゼロ 今日は右支流の魚止め確認にやって来た。 右支流は間伐した木や流木が渓を塞いで歩き難いし釣りにくいから途中で止めて魚止めの確認は中途半端ままだった。地図を見る限り奥は深そうだ。 |
アマゴ7寸(21cm) ハッキリ・クッキリの生々しい足跡を追いかけながらの釣り 絶対通るはずの岩が濡れてないから今日じゃ無いと思うのだけど・・・・ 何処をどう攻めたら釣れるのか考え倦んでいた。 最初の1尾は落ち込みの中に仕掛けを入れると一発で喰ってきた。 |
アマゴが泳ぐ姿が見えるようになって来た。 生々しい足跡の主は引き返したようだ。 大水が出たのか流木は流され歩き安い やがて緩い斜面は原生林に変わり、若葉が眩しく気持ちのいい渓になってきた。 |
アマゴ7寸(23cm) 型は小さいがやっと淵毎に釣れるようになって来た。 奥を詰めるとはこういうことです。 |
魚止めは二股付近 広くなった場所に3本分岐の凄い木がそそり立っていた。 左又の奥に滝が見えたので行ってみたが壺の水深が10cmくらい 地図では、もう少し奥まで渓になっていそうだがこれ以上は無理だろう。 |
アマゴ7寸(23cm) 二又に戻って左支流を釣り上がる。 人が竿を出さないチョットした場所じゃないとアマゴが出てくれない。 |
アマゴ8寸(25cm) 漸く8寸が出た。 渋い釣りだったけど8寸が出れば納得です。 |
左支流の魚止めも二股付近 20年前は水が涸れた奥の淵までアマゴ棲んで居たが埋まってしまった。 |
釣果:19尾 最大25.0cm キープ1 遡行距離6.8km 標高差200m |
「四国の渓流釣り 右支流の魚止め」 アップロード:2016/4/28 |
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渓流釣り遡行記(2016) バックナンバー |
河原の源流 | |||||
4月16日 愛媛の渓流 東予水系 釣果5尾 最大27.0cm 遡行距離12.6km 標高差:900m 河原の源流 やっぱりアプローチが厳しい |
原生林の源流釣り | |||||
4月9日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果16尾 最大28.0cm 遡行距離8.2km 標高差:180m 最源流 の源流 昔はいい渓でした。 |
魚止めの再釣査 | |||||
4月5日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果7尾 最大28.0cm 遡行距離12.0km 標高差:480m 最源流 魚止めの再調査 アマゴは居ませんでした。 |
物部川 遠征 | |||||
4月2日 高知の渓流 物部川水系 釣果23尾 最大24.0cm 遡行距離10.0km 標高差:400m 久しぶりの物部川 2時間半はやっぱり遠く遠征です。 |
3月の源流釣り | |||||
3月26日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果32尾 最大28.0cm 遡行距離9.7km 標高差:750m 3月末、そろそろ源流釣り |
テンカラの季節 | |||||
3月21日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果33尾 最大24.0cm 遡行距離12.3km 標高差:440m 源流も気温が上がり、アマゴは上を向いてテンカラの季節 |
達成感が残る渓 | |||||
3月13日 愛媛の渓流 東予水系 釣果25尾 最大29.0cm 遡行距離11.9km 標高差:570m 遡行距離に標高差 達成感が残る渓でした。 |