四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2018年度) 

  釣れない連爆のゴーロ谷


四国の渓流釣り

那賀川水系 2018/8/4 晴れ 
 
 何かモタモタしていて家を出るのが遅くなってしまった。
 一旦帰りまで持つだろうと判断した油の残量に不安を感じ山道途中から引き返した。
 素直に通り過ぎたスタンドまで戻ればいいのに、逆方向に走った方が早いだろうと思った。
 結構な距離を走ってもセルフスタンドがない!!
 どうなっているんだ徳島の国道・・・・結局、前述のセルフスタンドまで引き返して大ロス
 まだ、峠を2つ越えないといけないのに空が明るくなってきた。
 今日は緩い渓をのんびり釣り上がる予定にしている。
 まぁ、いいかと思っていたら車止めに1台の車、どう見ても釣り人の車だった。
 やることなすことが裏目に出る日ってこんなもんや

 次の渓を何処にしようか?
 もう8時過ぎ、釣れそうな渓を物色する時間は残されていない。
 取り敢えず近くの渓に入ることにした。


 アマゴ8寸(26cm)
 いきなり8寸が釣れるとは幸先がいいじゃないかと思ったのはここまでだった。
 最初の滝は『通らず』で正面突破できない。
 少し回り込んで垂直の岩壁にできた人一人分の隙間を手足を突っ張りながら高巻く
 3m程登ると根っ子のホールドに手が届き身体を押し上げたら横にロープが垂れ下がっていた。
 5年前も同じように登り切った後で気づいたような記憶・・・・学習がたりません。
 水量も渓相も抜群、渓筋は覆い被さった天然林で日陰になって涼しい
 不思議なことに今が盛期のテジロが寄ってこないから天国だった。
 しばらく釣り上がると渓に傾斜が現れ渓相が連爆のゴーロに変わる。
 一つ一つは大した滝じゃないけど、こう連続すれば脚力や腕力が磨り減ってしまう。
 やっぱり、規模の大きいゴーロは苦手やわ。
 如何にも大物が潜んでいそうな雰囲気のある深淵が続くのに6寸クラスが精一杯
 餌を沈めると数尾のアマゴが寄ってくるのに喰う寸前でUターンして深みに消えてしまう。
 逆走台風の後、釣り人が入ったような足跡はなかったはず
 見切られているのか?餌が違うのか・・・・答えが見つからない。

 横引き、縦引きあるいはその組合せで誘ってみるのだけど
 怪しさプンプン下手クソな俺の誘いに乗ってくれる奇特なアマゴは少ない。

 5年前も連爆途中は喰いが渋かったような気がする。
 大物が出はじめるのは支流を2つ過ぎた源流ぽくなった場所からだ。
 朝3時間の出遅れ、もう源流に届きそうにない。
 漸く渓横に山道が現れた。
 一気に連爆をパスして源流に向かおうとしたがザレと崩れが入り思うようにスピードが上がらない
 源流に辿り着いたとしても帰りが大変になりそうな感じなので連爆の釣りに甘んじた。
 全然釣れなくなった。
 アマゴが居ないわけではない、姿が見えても完全無視を決め込んでいる。
 大岩を越えるのもヘトヘトになりテンションが続かない。
 今日はこれくらいで勘弁してもらおうか・・・・早めの納竿となった。
 
釣果:
12尾 最大26.0cm キープなし 遡行距離5.5km 標高差200m 
 


中途半端な釣りだった
7月27日
釣果:14尾 最大28.0cm 遡行距離:10.5km 標高差:350m
最初の渓が釣れず渓変わり、中途半端な釣りになった
何とか痩せた9寸が救われた

真夏の源流を楽しむ
7月20日
釣果:30尾 最大30.3cm 遡行距離:15.7km 標高差450m
真夏の源流を楽しんできました
全然期待してない場所で尺、何が起こるか分からん

大雨後の源流
7月11日
釣果:37尾 最大26.0cm 遡行距離:10.5km 標高差350m
大雨後の源流に行ってきました
もう少し釣れると思っていたのに・・・・

峠越えの入渓ルート 新規開拓
6月28日
釣果:32尾 最大:29.5cm 遡行距離:20.5km 標高差700m
峠越のルートを使えば歩く距離が短くなると考えた
9寸4尾は出来すぎだった。

苔生す緑の渓
6月22日
釣果:39尾 最大:26.0cm 遡行距離:10.1km 標高差450m
苔生す緑だらけの大好きな渓
この渓は最源流まで詰めないと終われない


渓流釣り遡行記(2018) 一覧へ