きつ谷

四国の渓流釣り
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四国の渓流釣り渓流釣り遡行記(2009)
　　　　坂のような渓

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東予水系　きつ谷	2009/4/26　晴れ
何年も前から飲み会がある度、ＫＥＩＺＯＵさんに『きつ谷（仮名）』に行こうと誘われていた。　『きつ谷』→入り口から上流の二叉までの高低差６００ｍの間、途切れることなく等高線が混み合った渓だ。以前本筋を釣り上がった時、出合いから『きつ谷』を見たとき、樹木が重なり合った渓筋を『見上げる』といった感じだった。　『あんな場所に魚はいるのか？』　『そんな場所まで行って魚は釣りたくない！』　『きつ谷・・・・俺はやだよ』　と冷たく言い放っていた。　確か・・・去年の忘年会だった・・・・　またまた、ＫＥＩＺＯＵさんから『きつ谷』のお誘い　「そんなに行きたいんやったら、俺が一緒にいくでぇ・・・ウィ・・・」　酔った勢いか・・・不覚にも、ＯＫ承諾を口にしてしまった。
	車止めから30分弱歩いて二叉に到着した。入渓地点の風景「普通の渓じゃないか？」と思いきや正面に見える滝から上は傾斜がきつそうだ。

序盤戦は連瀑帯５～１０ｍの滝が重なり合うように続く当然、釣り場は滝壺しかない。


やがて２段の大滝が現れる。左の写真（下段）は２５ｍ　右の写真（上段）３０ｍ両滝とも左からの高巻き・・・・下段の滝は右壁から巻けそうだがやめておいた方がいい。６ｍの竿に手尻いっぱいの仕掛けを投げ入れるが滝壺に全く届かない。

	上の写真８ｍ大石の重なり合いが厄介だ・・・・左から左の写真逆くの字の滝斜め右に落ちてから斜め左に方向を変える様は迫力がある滝だった。巻きは右のザレ場を１５ｍ程上ってから回り込む。
	連瀑帯がまだまだ続く。
	巨岩帯に変わった。
	少し明けてきたのか？斜面の樹木がなくなっただけだった。巨岩帯の坂が続く
	漸く釣りやすくなってきた。手頃な中淵が連続するようになったが、アタリが全くない。魚が走る姿すら見えない。誰かが釣ってしまったのか？いやいや、こんな渓に入ろうと思う馬鹿はそういるもんじゃない。
	ＫＥＩＺＯＵさんに待望の1匹目この厳しい渓相では、魚は棲めないのかとあきらめかけていた。
	俺にも最初の１匹（６寸）パーマーク９個・オレンジの朱点
	また、大滝や釣りをしている時間は高巻きをしている時間の半分以下だ。
	やっと、８寸（２６ｃｍ）が掛かりました。むちゃくちゃええ感じのアマゴや
	手前で６寸右奥の浅いところで８寸が釣れた。
	滝を高巻くのも疲れてしまった。
	見上げるようなところから水が落ちてくる。上はどうなっているんだ？

	二叉手前のゴルジェ渓は、どんどん傾斜がきつくなり、壁のような大石の重なり合いが行く手を阻む。
	下の二叉に到着雨が降り出してきた。時間は１時半を過ぎた。無理をすれば上の二叉まで行けるかもしれない・・・・いや・・・まだエスケープルートが確定していない。・・・・上流の二叉まで行けたとしても林道に出会える保証はどこにもない。ここは諦めて帰り道をさがすしかないな。しかし、２ｋｍに満たない距離でこんなにも時間が掛かってしまうとは思ってもみなかった。下の二叉で納竿左支流が揺るそうなので植林を目指して左支流を登りはじめた。
	左支流を少し登ると上流の全貌が現れた。ナメのきれいな滝（３０ｍ以上）があり深淵をもっている。ナメ滝上の淵もええ感じや！　めちゃくちゃもったいないでぇ「次にするか・・・・」「次はないかもしれへん・・・」
左支流５０ｍ程登ると植林帯になった。植林左の小尾根に取り付き５０ｍも登らないうちに林道と交差した。ラッキーである。その林道を平行にどんどん進むと本流筋が見えはじめた。本流筋にある林道と交差するのだろうと思ってさらに進むがいつまでたっても平行のまんま・・・ちょっと高度が違う？？？これが登山地図にあった登山道か？？？だったら行く先が違う車止めには戻れない・・・・引き返すことにした。引き返す途中、微妙な道があり、導かれるままに下り迷い込んだ。しばらくすると道はなくなり植林の間伐材が邪魔をして前進できなくなってしまった。元の林道まで登り返す元気もなかったので植林の中を平行移動・・・・これが逆に時間を食う羽目になってしまった。１時間くらい彷徨っただろうか。漸くきつ谷の谷尾根にでて植林サーフィンをしながら急降下した。　納竿から４時間弱、めちゃくちゃ疲れた。

釣果：６匹　最大２６ｃｍ
　

	上の写真８ｍ大石の重なり合いが厄介だ・・・・左から左の写真逆くの字の滝斜め右に落ちてから斜め左に方向を変える様は迫力がある滝だった。巻きは右のザレ場を１５ｍ程上ってから回り込む。
	連瀑帯がまだまだ続く。
	巨岩帯に変わった。
	少し明けてきたのか？斜面の樹木がなくなっただけだった。巨岩帯の坂が続く
	漸く釣りやすくなってきた。手頃な中淵が連続するようになったが、アタリが全くない。魚が走る姿すら見えない。誰かが釣ってしまったのか？いやいや、こんな渓に入ろうと思う馬鹿はそういるもんじゃない。
	ＫＥＩＺＯＵさんに待望の1匹目この厳しい渓相では、魚は棲めないのかとあきらめかけていた。
	俺にも最初の１匹（６寸）パーマーク９個・オレンジの朱点
	また、大滝や釣りをしている時間は高巻きをしている時間の半分以下だ。
	やっと、８寸（２６ｃｍ）が掛かりました。むちゃくちゃええ感じのアマゴや
	手前で６寸右奥の浅いところで８寸が釣れた。
	滝を高巻くのも疲れてしまった。
	見上げるようなところから水が落ちてくる。上はどうなっているんだ？

	二叉手前のゴルジェ渓は、どんどん傾斜がきつくなり、壁のような大石の重なり合いが行く手を阻む。
	下の二叉に到着雨が降り出してきた。時間は１時半を過ぎた。無理をすれば上の二叉まで行けるかもしれない・・・・いや・・・まだエスケープルートが確定していない。・・・・上流の二叉まで行けたとしても林道に出会える保証はどこにもない。ここは諦めて帰り道をさがすしかないな。しかし、２ｋｍに満たない距離でこんなにも時間が掛かってしまうとは思ってもみなかった。下の二叉で納竿左支流が揺るそうなので植林を目指して左支流を登りはじめた。
	左支流を少し登ると上流の全貌が現れた。ナメのきれいな滝（３０ｍ以上）があり深淵をもっている。ナメ滝上の淵もええ感じや！　めちゃくちゃもったいないでぇ「次にするか・・・・」「次はないかもしれへん・・・」
左支流５０ｍ程登ると植林帯になった。植林左の小尾根に取り付き５０ｍも登らないうちに林道と交差した。ラッキーである。その林道を平行にどんどん進むと本流筋が見えはじめた。本流筋にある林道と交差するのだろうと思ってさらに進むがいつまでたっても平行のまんま・・・ちょっと高度が違う？？？これが登山地図にあった登山道か？？？だったら行く先が違う車止めには戻れない・・・・引き返すことにした。引き返す途中、微妙な道があり、導かれるままに下り迷い込んだ。しばらくすると道はなくなり植林の間伐材が邪魔をして前進できなくなってしまった。元の林道まで登り返す元気もなかったので植林の中を平行移動・・・・これが逆に時間を食う羽目になってしまった。１時間くらい彷徨っただろうか。漸くきつ谷の谷尾根にでて植林サーフィンをしながら急降下した。　納竿から４時間弱、めちゃくちゃ疲れた。