四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2021年度)
2月の源流はメチャ寒かった |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 2021/2/8 晴れ | モバイルサイトはこちら |
解禁の渓は雪なしだった。 それどころか1500mを越える山々の稜線付近に白いものが見当たらなかった。もしかしたら標高の高い源流でも釣りが出来るんじゃないかと云う思いが芽生えた。 車止めの気温は4℃・・・・この時期この場所に雪が全くないのには驚いた。 ここから1時間歩き標高1000mから釣りはじめる。先週、岩場を登ろうとして落ち葉の下に隠れた薄い氷を踏み右膝を思いっきり打ち付けたダメージが回復していないので休む回数が多くなる。まだ、重い荷物を背負った山歩きに慣れていない体力不足にも原因がある。思えば去年の11月末で止めてしまったオフトレ山歩きを後悔している。 |
歩いて1時間 標高1000m付近にも雪はなかったが壁面から滲みだした水が凍り張り付いた寒々しい風景を作り出していた。岩場に溶けた水が流れてないので気温が氷点下を下回っているだと思われる。 |
アマゴの喰いは渋い。 流れが緩く深みがある場所に数尾のアマゴが泳いでいた。餌を入れると寄ってきて餌を追いはじめるが奪い合いになることは少ないので針掛かりするまで時間が掛かってしまう。それにつられて大きいのも出てくることはあるが餌を追うより体力温存する時期と見なしているのか遠目に見て巣穴に引き返してしまう。 |
浅くなっていた大滝の大淵 全くアタリが無いので淵に立ち込み奥の岩のエグレを狙う。新しいウェーダーは水漏れがないものの水圧で太ももにピッタリ張り付き水の冷たさが骨の髄まで伝わってくるので長くは立ち込んでいられない。 |
この渓も去年の春先に降った湿気が多い大雪の影響なのか切り立った場所に生えた木が沢山倒れていた。幅広の渓なので遡行にそれ程影響はないが倒れた木が流され渓を塞いだ場所は大回りを強いられる。 陽が差し込んできたので暖かくなるのかと思いきや陽が当たっているのは南斜面だけで北斜面の陰になった渓筋に届いてくれない。もう少しすれば・・・・と思っていたが太陽の軌跡は北斜面に沿うように動いているので渓に日が差し込むことはなかった。北斜面と南斜面の差がこれほどあると改めて思い知り2月は南斜面で釣るべきである。 |
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寒々とした落ち込み 風が吹くとメッチャ寒くてやる気がなくなる。雪が積もっている方が歩くのに体力を使うので暖かいのではないかと思う。 |
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寒さに耐えかね陽が当たるところに逃げ込み少し早いが渓飯にする。 荷物の軽量化で固形燃料とメスティンを持ち込んだ。カップ麺とコーヒーを合わせた水量を沸かすには固形燃料1個では火力が足りなくてツインカムでやっと泡が何個か出てくる程度だったので麺が固かった。この標高と気温では固形燃料でお湯を沸かすには無理があったようだ。あと、湯が沸くのに時間が掛かるのもマイナスポイント(釣りをする時間が短くなってしまう)・・・・・利点は軽いのと固形燃料3個が百均で買える安さくらいかな。 もう少し暖かくなるまでガズバーナーのお世話になります。 |
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ギリ8寸 冗談の落ち込み脇にやる気のある奴が1尾居た。 チョット前にスマホを変えた。 今までのスマホは手ぶれ補正が効かなくて全く撮影する気にならなったが新しいスマホは手ぶれもバッチシで最近流行の超広角が付いているので試してみた。 なかなかいいじゃ 片手で撮影するテクニックを持ち合わせていないので撮影枚数は増えることはないだろうがメインカメラにない超広角の画角は魅力的なのでしばしば遡行記の写真に登場することになります。 |
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最源流になり谷間を通した延長線上の山頂付近に雪が見えるようになったが渓の方向が変わり壁面に張り付いた氷すらなく下流より暖かくなった気がする。それにしても2月のこの標高で雪がないのは考えられない。このまま雪が降らなければ源流に行くことは可能だが水温が冷たくアマゴの活性が低いのでしばらくは標高の低い渓を釣ることになると思います。 |
遡行データ 2021/2/8 晴れ 遡行距離:7.5km 標高差:320m 吉野川水系 釣果:22尾 最長寸:24.0cm キープなし |
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祝・愛媛渓流釣り解禁2021 | |||||
めでてえなぁ |
2020最終日 | |||||
気になっていた支流の釣査 | |||||
ダートの源流 二又を詰める | |||||
那賀川 最終日 | |||||
2020/8/31 晴れ 那賀川水系 釣果:10尾 最長寸: 遡行距離:11.2km 標高差:250m 那賀川最終日、あと1ヶ月しか残っていない。 |
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