四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2015年度)
    
釣り旅 2、3日目
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仁淀川水系

2015/9/10 小雨/晴れ

 朝、目が覚めると川が流れる音がしていた。
 2日酔いには違いないがとても気持ちが良い状況で目が覚めた。
 カーテンを開けて、布団の上からしばらく川の流れを見ていた。

 細かい雨が降り続いている。
 昨日のダメージが残っているのか身体が重い、それとも2日酔い?
 停滞を決め込むには条件が整いすぎている。
 コーヒーを啜ったり、窓から川を眺めたり、写真を撮ったり・・・ゆったりとした時間を過ごす。

 昼近くになると雨が上がった。
 停滞する条件は薄れてゆく。
 こんな素晴らしい流れが目の前にあるのだから『釣り』にでかけないで何をする。

 目星を付けていた大淵には先客がいました。
 まぁ、こんな時間に出かけて来たんじゃ仕方ありません。
 次の場所は、堤防下の大場所・・・・二人の話では昨日通りかかった時釣り人が居たそうです。
 源流の小さなポイントと違って釣り切られるようなことはないだろう。
 また、いつもと違った餌が繰り返し流れてくるので魚の活性が上がっている可能性もある。
 コンクリートが切れた深みでアマゴ7寸と岩魚8寸が掛かった。

 まだ時間があるので、本流の下流から宿まで釣り上がる。
 車道から上は植林になっているが川沿いの急斜面は手付かずの素晴らしい自然林が残っている。
 川の流れは渓流竿では落ち込みの奥まで届かない淵が点在している。
 宿があって遊歩道が付いているから、攻め尽くされているようで魚影が薄いのは仕方ない。
 対岸が岩壁になった大淵でアマゴ8寸を掛けた。
 大場所で食い気がない魚を誘って喰わせる釣り方・・・・何となく分かったような気がする???

 夕食はBBQでした。
 薪を使って炭に火を付ける方法でバカ盛り上がりしたがアルコールは控えめ(~昨日の反省?)
 そして、早めにお休みとなりました。 

仁淀川水系

2015/9/11 快晴

3日目

 剣山周辺の渓流でしか釣りをしたことがないタカちゃん。
 「こんな渓もあるんだよ」と面河のナメ渓を案内しました。
 ただし、『釣れないこと』はフレコミ済み
 
 釣り旅3日目となると釣ることはどうでもいい。
  (銀チャンはやる気満々で毛鉤を振りながら先行していきます)
 とは言え、ボーズを喰らってはご先祖様に申し訳ないから一寸だけ竿を出しました。
 5寸ほどのアマゴに気を使っていただきました。

 ナメの大滝と原生林、そして青空の美しいコントラスト
 釣れなくてもバシャバシャとナメ床を歩くだけでも楽しくなりますよね。


 意外と早く先行者に追いついてしまい最後までナメの渓を堪能できなかったのが残念です。
 と言うか先行している親爺さん、遡行が遅すぎます。
 でも、頭を跳ねちゃいけないのが渓の掟
 3日間の釣り旅を終えて、快い疲れと満足感を背負って車止めまで林道を歩きます。
 銀チャン、タカちゃん
 楽しい過ぎる『釣り旅』と『飲み旅』に誘っていただきありがとうございました。


釣果:7尾 最大26.0cm キープ1

 


 渓流釣り遡行記(2015) バックナンバー

釣り旅
9月9日  高知の渓流 四万十川水系 
釣果63尾 最大26.5cm 遡行距離12.5km 標高差:220m
 釣り旅の1日目 四万十川源流

鉱毒の渓
9月4日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果65尾 最大28.0cm 遡行距離10.2km 標高差:260m
 鉱毒の流れ込みがある渓 鉱毒の区間からアマゴが釣れた

台風後の釣り
8月 27日  愛媛の渓流 東予水系
釣果52尾 最大29.5cm 遡行距離8.0km 標高差:290m
 台風から中1日空けて入渓 良い釣りが出来ました。

復活が待たれる渓
8月 23日  高知の渓流 物部川水系
釣果:21尾 最大30.1cm 遡行距離15.5km 標高差:380m
 昔素晴らしかった渓、復活はもう少し先になるだろう

仁淀川源流
8月 9日  愛媛の渓流 仁淀川水系
釣果:12尾 最大24.0cm 遡行距離14.8km 標高差:600m
 大量発生したテジロ ボコボコにされそうになりました。

吉野川源流
8月 2日  高知の渓流 吉野川水系
釣果:12尾 最大28.0cm 遡行距離8.5km 標高差:200m
 去年より確実に渓の復活は進んでいるようです。

四釣行連続の尺上計画
7月 29日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果:51尾 最大25.0cm 遡行距離9.9km 標高差:350m
 次から妙なプレッシャない普段通りの釣りに戻れそうです