|
四国の渓流釣り 渓の雑学 四国の岩魚 |
四国の渓流釣り |
四国にも岩魚が生息する。私が確認しているだけでも、本川村、加茂川の上流部、嶺北、穴吹川上流
、貞光川の一部、祖谷川源流部など・・・・・しかし、本来四国はアマゴ域、岩魚は生息していないはずである。では、何故か? |
手箱谷の連瀑帯 流心にはアマゴ、流心脇には岩魚 釣れてくるポイントは、ハッキリしていた |
|
連瀑帯を登りつめた場所 「よくもまぁこんなところを上がってきたものだ」 |
|
連瀑帯の上は流れが緩くなる。 非常に穏やかな渓だ |
|
岩魚とアマゴ ヤマト系?を思わせるが完全なニッコウ系である |
|
四国の岩魚に思うこと | |
四国の岩魚のルーツは本川に持ち込まれた2000匹、台風で桑瀬川に逃げ込んだ子孫だとすると、 四国の中でかなりのスピードで岩魚域は広がっているように思われる。
ただ、峰々を跨いで、水系を越えた広がりから想像すると人の手(放流)が大きく関わっていると考えられる。知り合いの渓流情報通のおやじによると「岩魚を専門で放流している集団」がいると聞いたことがある。 一昔前なら、岩魚は「幻の魚」などと云われ、貴重な魚としてもてはなされた時期があったが養殖技術の向上から岩魚も、そう、めずらしい魚ではなくなった。それでも、源流部の渓流釣りの象徴として多くの亡者がいるのも確かな話である。では、本当に四国の渓流 にとって「岩魚」は、どんな意味があるのだろうか? 私は、常々「四国の渓流」には【岩魚】は、いらないと思っている。四国の源流部の象徴は、岩魚ではなく、やはり渓の特徴を持った個性が強いアマゴだ 。水量が枯れかけた源流部でアマゴの引きの醍醐味を味わえるのは「四国の渓流」の特徴だ。よってこれ以上の岩魚域の広がりは「NO」である。 |
|
|
私がホームとする祖谷川源流部で岩魚が釣れた。見ノ越峠をはさんで穴吹川源流部から放流 と思われる。 |
ただ、どうゆう理由で岩魚が放流されたかは解らないがアマゴと同じ守るべき渓流魚だ。 |
「四国の岩魚」 アップロード:2018/3/17 |
|
渓の雑学 バックナンバー |
四国の渓流釣り用語集 | |||||
2011/04/09 四国の渓流釣りで使っている渓流釣り用語について説明しています。 |
遡行管理方法 | |||||
2004/10/16 遡行データは、要点をまとめてデータベースにするといいでしょう。日付・天候・水系名・川渓名・同行者・釣果・地形図名・・・・・・2、300貯まってくれば、並び替えをするだけでも楽しくなりますよ 私の遡行管理方法について紹介します。 |
2001年度総括 | |||||
2001/12/02 最近、昔からの相棒に見放され、一人で入渓することが多かった私の渓流釣りだが、今年の初めに『四国渓師会』という渓流釣りクラブを開いたこともあり、多くの方々と入渓することに恵まれた。一人で自由気ままに渓を遡行し釣りをするのもいいが、同行者と共に渓を語り、釣果を喜び合い、助け合いながらきつい遡行をして、とにかく楽し釣りができました。 |
林道の見つけ方 | |||||
2001/10/20 源流域を辿って渓の源頭へ 混血など無関係なネイティブなアマゴに逢える。 原始の昔から続く手付かずの自然林の中で呼吸する事の素晴らしさ。日常とは、全く違う世界に酔いしれる。 しかし、無理をして高巻きした大滝は下りたくないし、川通しは滑って危険である。一体、どうやって帰ったらいいのか?急に心細くなる。そういったとき、頼りになるのが林道の存在です。 |
燻製の作り方 | |||||
2001/10/20 渓で釣った渓魚をおいしくいただくにはいろいろな方法があります。 ノーマルなところで塩焼き、味噌の蒸し焼き、刺身、から揚げ、燻製等など、その中で私が最も好きな燻製の作り方について紹介します。 |