四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2018年度)

  水量があれば気になる小渓


四国の渓流釣り

愛媛の水系

2018/3/11 晴れ 

 3日前の雨と雪解け、渓の水量が増えて良い具合になっていると想像していた。
 水量があれば気になる小渓がある。
 普段は細い流れ、アマゴは用心深くなり巣穴に隠れ釣りにならない。
 しかし、一度水が増えると狂ったように餌を追わえる。
 連爆に閉ざされた上流、林道が付いているが一寸ややこしい・・・・
 あんな小渓、多くの釣り人は気付かないし気にも留めないだろう。
 だから、シンプルで良いアマゴが残っている。
 1時間弱の歩き
 ダラダラと登り急斜面もあるので結構シンドイ林道
 この2日、平地はいい天気で気温も上がっていたのに山は雪が降ったようだ。
 大した雪ではないが、湿めった雪なので足元が滑り歩き難い。


 なんだこの水量は、本当にあの小渓なのか?
 渓は空けているので陽当たりがよく雪の心配はなさそうだ。

 短い渓なので連爆の直ぐ上から釣りはじめた。
 こう云う小渓は、サッサと片付けてしまい次の渓か本流へ向かう選択肢もあるが
 時間に追われるのは嫌だし、写真を撮りながらゆっくり釣り上がることが多くなった。
 渓を楽しみながら釣りも楽しむ・・・・近年、そんな風に思いだした。

 アマゴ8寸(24cm)
 側線に沿った朱点と歪で少ない配置の黒点・・・・前回来た時とタイプが違う。
 卵放流でもあったのか?
 アマゴが棲んでいるのに確かめもせず卵放流をする心理が分からない。
 どんなアマゴでも釣れりゃいいのだったら、もっと下の方でやってくれ
 貴重な在来種が居て交配が進んだら取り返しが付かなくなってしまう。
 谷間に青空、いい天気だ。
 ここらでコーヒーでも沸かして一休みするか

 アマゴ9寸(29.0cm)
 コイツは前回来た時に居たアマゴ、在来種ではないと思うがシンプルでいいアマゴだ。
 凛とした顔つきの頭デッカチ、尾鰭がシャンとしていれば尺あったかも・・・・惜しいなぁ
 盛期に豊富な餌を追うようになれば直ぐに尺を越えるだろう。

 30分くらいアタリがなくなり魚止めを越えてしまったようだ。
 二又までだったら水量が減っても大丈夫な深い淵が幾つかある。
 次は釣ったアマゴを上に持ち上げてみようか?
 卵放流アマゴなんかに負けないで立派な子孫を残して欲しい。

 影の斜面には雪が残っていた。
 滑って転んで手を付いた先にはシバ栗の毬・・・・メチャ痛かった。

 
釣果:21
尾 最大28.5cm キープ0 遡行距離5.9km 標高差500m
 


最源流へ行こうと思ったが
3月7日  東予水系
釣果:30尾 最大:31.5cm 遡行距離:5.7km 標高差:320m
春の陽気に誘われ最源流へ行こうと思ったが途中で挫折

雪なし、漸く春の渓流釣り
3月3日  東予水系
釣果:32尾 最大:29.0cm 遡行距離:9.3km 標高差:500m
雪が溶け、渓が春らしくなってきました。

青石の美しい渓へ
2月27日  東予水系
釣果:18尾 最大:26.0cm 遡行距離:4.6km 標高差:250m
青石の美しい渓へ行ってきました。

雪の源流に行ってみようか
2月24日  東予水系
釣果:18尾 最大:27.0cm 遡行距離:6.2km 標高差:400m
雪に閉ざされた源流、良いアマゴに出合えました

南向きの渓
2月21日  吉野川水系
釣果:18尾 最大:26.0cm 遡行距離:5.1km 標高差:350m
傾斜が急な岩稜の滝渓なのに何故か早期に行きたくなる渓


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