四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2017年度) 標高が高い小谷で遊ぶ |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 |
2017/3/22 晴れ |
この渓は滝を3つ越えて両岸の張出が狭まった場所を通り過ぎると広く明るい渓になる。 狭まった影の場所から新しい雪が見えはじめた。 昨日、平地は雨だった。積算雨量は20㎜前後、しばらく纏まった雨が降っていないからこの程度の雨でも水量が増えアマゴの活性が上がるかも知れないと思っての釣行だったが標高の高い山間部は雪だったようだ。これじゃ水量の流入は限られて期待外れかも知れない。 下流で6~7寸のアマゴが数尾遊んでくれた。 餌を喰ってもその場にとどまって目印を動かそうとしない。 この状況だとアマゴは目の前近くの餌しか喰わない。いつもよりゆっくりと丁寧に流すか、定位していそうな場所を狙ってピンポイントで打ち込むしかない・・・・難しい釣りになりそうだ。 |
渓の斜面には雪、こういう中途半端な雪だと身構えることを忘れて滑って転びやすい。 岩盤の滝と淵が連続する渓、ちょっと釣り上がるのが不安だったが二又を過ぎると渓は南斜面に変わり陽当たりが良く遡行ルートに雪がなくなり一安心だ。 |
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アマゴ8寸(26cm) コイツは白泡の中に居た。 白泡手前に餌を入れても寄ってこず白泡の奥に入れると喰って来た。 水温が低いのか?餌を追わえて走るのはまだ先ですね 防水カメラの液晶保護パネルが割れてからしばらく水中撮影は控えていた。 何度か水に浸けて実験 たぶん・・・・大丈夫・・・・でっ再開 防水性能は薄い液晶保護シートだけでもっている。 いずれ痛い目を見る? チャレンジャーやなぁ |
滝を捲くのに嫌らしい場所が1箇所ある。 垂直の岩場を2m登りクラックを足場に片足で背伸びして木を掴み滝の岩壁をヘツリながら横移動する。背伸びするときにバランスを崩し滑落したら無事ではいられない。一度、下を見てビビリが入り木を掴めず急斜面の尾根から大高巻きをしたことがある・・・・滝が近づいてくるのにしたがい憂鬱な気分になる。 左は岩壁、はじめに教えてもらったのは右側の岩壁ヘツリルート、右斜面の上に林道が通っているので右巻きが正解だと信じて疑わなかったがちょっと左巻きルートの偵察してみる。岩壁を回り込んでみると手強そうに見えた岩壁の奥に段差があり、少々時間は掛かるが安全に通過することができた。前回は魚止めから林道までの撤退ルートを確保したし、もうこの渓でビビることはないだろう。 |
ベロンチョ アマゴ 6寸前なのに下顎が発達している。 釣ったアマゴ写真をよく見ると他の渓のアマゴに比べて下顎が少し長い。 この渓のアマゴの特徴だろうか? これだけ下顎が長いと餌を取り難いだろうにね。 |
アマゴ9寸(27cm) なかなか良い面構えの雄 まだ、水温が低いのか黄色いサビが残っている。 |
南斜面の渓といえど標高が高くなってくると 谷筋から吹き溜まりと流れ落ちて深くなった雪が押し寄せている。 春らしいの源流釣りができるのはもう少し先かな |
釣果:15尾 最大27.5cm キープなし 遡行距離9.8km 標高差480m |
「四国の渓流釣り 標高が高い小谷で遊ぶ」 アップロード:2013/24 |
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渓流釣り遡行記(2017) バックナンバー |
今年1番のり | |||||
3月18日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果21尾 最大28.0cm 遡行距離8.2km 標高差250m 今年1番のりの渓だった。 |
つ抜けの8寸 | |||||
3月11日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果17尾 最大25.0cm 遡行距離8.5km 標高差350m 源流でつ抜けの8寸、そこまで厳しい釣りだった。 |
祝・四国の渓流釣り 全面解禁 | YouTubeリンク |
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3月1日 徳島の渓流 吉野川水系 釣果8尾 最大19.0cm 遡行距離11.5km 標高差420m 徳島と高知の渓が加わり四国の渓流釣り全面解禁日 |
アマゴの写真 | |||||
2月24日 愛媛の渓流 東予水系 釣果39尾 最大29.5cm 遡行距離4.5km 標高差220m アマゴの写真の撮り方についてちょっと書きました |
滝見物になるところだった | |||||
2月18日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果26尾 最大24.0cm 遡行距離5.9km 標高差550m 源流で漸く8寸 危うく滝見物になるところでした |
下降して釣り上がる | |||||
2月8日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果21尾 最大28.0cm 遡行距離5.0km 標高差260m 今年初9寸 9寸が釣れれば大満足の釣行 |
愛媛渓流釣り解禁 Part2 | |||||
2月4日 愛媛の渓流 吉野川水系 釣果4尾 最大24.5cm 遡行距離5.4km 標高差400m 釣果は貧しいが楽しい渓歩きができました |