四国の渓流釣り 尺伝説
    
 番外編2 2001・Camp夏

四国の渓流釣り

2001夏
我が家の恒例行事の一つ、木屋平中尾山キャンプ場へキャンプに出かけました。
キャンプ場へ到着し、荷物の整理を終え少し休憩してから
「晩御飯のおかずを調達しに出かける?」っと
キャンプ場から穴吹川の上流まで下って釣堀に向かった。
 穴吹川本流と屋根又谷の出合いにある釣堀
 ヒレピンの天然アマゴとまではいかないが、ここのアマゴは綺麗だ。
 燻製にするアマゴを調達するために、年に何度か家族で釣りに来る。(8寸〜9寸型が揃う)

   竿代  500円/本
   魚  2000円/kg
 初登場、ウチの末娘
 「釣れない。釣れない」っと
 かなり不機嫌でしたが
 それまでの一番大きいアマゴを釣り上げて
 『上機嫌』になってしまった。

 これでも9寸(28cm)の大物だ!
 いくら釣堀といっても夏休みの最中ともあって、スレているのかなかなか反応してくれない。
 サポート係りとしては、あまりに暇なので、食料調達は子供達に任せて、私は穴吹川本流で竿を出した。6寸を掛けて釣堀にもどってくると末娘が9寸アマゴを釣り上げた瞬間で上機嫌だった。
 一匹釣って満足したのか。それとも、釣りに飽きてしまったのか
 「お父さんも、釣ってみる」っと竿を貸してくれた。
 「待ってました」っと釣り始めたのだが、うまくいかない。
 釣堀用必殺釣法も試したがこれも、うまくいかない。
 「お父さん、早く釣ってキャンプ場に帰ろうよ」っと末娘に野次られる始末
 傍にいた釣堀のおやっさんが観るに見かねて、撒き餌をしてくれた。
 撒き餌に反応して、物凄い数のアマゴが撒き餌に群れる。
 しかし、一時すると釣針に付けた餌だけがポツリと残り魚はいなくなる。
 「おかしいな。。。。。。。。こいつ等、安全な餌をチャンと判断しているんだなぁ」
 「ワッハハハハ・・・・・・・・」っと釣堀のおやっさん
 次の撒き餌で、デッカイアマゴが撒き餌に突進してくる。
 「あいつデッケイなぁーーーーー」
 「あれが、内の看板娘よ  ハッハハハハ・・・・・・」
 撒き餌がなくなり、デッカイのが私の餌を通り過ぎた瞬間、偶然あご下に針が掛かった。
 物凄いテンションが竿に伝わってくる。
 「来たぁ〜ーーーーー」
 大アマゴの動きに合わせて右に移動したのだが、隣で釣っていた息子の仕掛けが絡まった。
 「スレにオマツリ・・・・・・・こりゃ上げるの無理かも知れないなぁ・・・・・」
 釣堀のおやっさんも手伝ってくれて何とか大アマゴの動きをかわす。
 「おおーーい、網もってこいや」っと大声で対岸にいた息子さんを呼ぶ
 息子さんが大慌てで玉網を持って来てくださり、近くに寄せて玉網ですくった。
 「どうも、どうも、ありがとうございました」
 「お父さん、すごーい 私が釣ったのよりでっかいねぇ」っと末娘
 やれやれ、やっと父の偉大さわかったんかいな   なーんってね
 「どうだい」
 釣堀での釣果ではあるが
 満更でもない顔しちゃって・・・・・・
 「『看板娘』がいなくなった」っと
 ぼやいていた釣堀のおやっさん
 娘の為にと
 発泡スチロールのクーラに氷を入れ
 釣堀横のもみじを敷き詰め花嫁衣装で飾ってくれました。
 綺麗なアマゴにもみじの緑が映えて
 なかなか心にくい演出でした。

「刺身にしようか?」っと提案したのだが
我が家を取り仕切る奥殿の反対に合い、塩焼きにすることにした。
普通は左の写真様にして串刺しにして塩焼きにするが
こいつはデカすぎて40cmのコンロ一杯を占領してしまった。
あくまでも『強火の遠火』が基本

 小さい方を先に片付けて
 1時間半、こまめに裏返しを繰り返す
 午前1時、出来上がりだが
 「Zuuuu・・・・・・Zu・・・・」 
 あれっれ、みんな寝ちゃったの
 当然、晩御飯のおかずには
       間に合わなかった。

 串に付いた肉をしゃぶるのが
    たまんないのよ

アマゴ♀  37cm  600g



 尺伝説 バックナンバー

谷川支流のサビ尺
31.5cm ♂  95/02/11 東予水系
その日は寒かった上流の渓を目指していたが道が凍結していたために断念して下流の支流へ、 本流から二又した後の橋から入渓 釣りの方も上々で同行の小政氏も8寸を釣り上げている。(小生はまだ) 小雪も降り出したため・・・・

吉野川源流の尺二本
31.5cm ♂
30.0cm ♀
 92/08/17 吉野川水系
吉野川の最源流を釣るために、たかさんと白猪谷へ何度も道を迷いながら白猪林道の終点へ、この頃白猪林道は源流橋の手前までしか伸びていなかった・・・・

谷川上流のプロローグ
30.0cm ♂  92/02/10 吉野川水系
前年の弟の結婚式で淳師匠に遭遇 後日、色々話を聞かせてもらううちに、「今までの釣りは何だったのか? 脳天から、足の指先までショックを受けた。 そんなこんなで、淳師匠に教わった準備できる装備と渓流釣りのイメージを頭の中に叩き込んで92年度解禁を迎えた・・・・

土器川の銀化
34.0cm ♀  90/09/30 讃岐水系
この頃、土器川はよく釣れた。まだできてなかったビレッジ美合の前、谷田から川奥にかけて、下福家川、真鈴川、川東の中流部、自宅から近いこともあり休日に雨が降り始めるとよく出かけた。現在のようなちんけな枯れ川ではなく水量も豊かだったように思う・・・・

番外編3
31.2cm ♀  04/05/30 吉野川水系
アタリも魚の姿も全くないまま左支流から二又まで帰ってきた。地図では、左支流のみに水線が記入されているが、二又に流れ込む水量は、ほぼ同じくらいだ。この二又が魚止めなのか?あまり期待しないまま右支流への斜面を登った・・・・

番外編
38.0cm ♀ 1999夏 木屋平 釣り堀
家族で中尾山キャンプ場でキャンプ
木屋平の釣堀でかけた一尾
検寸定規を越えて検寸不能 メジャーで測定すると38cm デカイ・・・・