四国の渓流釣り 尺伝説
    
 谷川上流のプロローグ

四国の渓流釣り

東予水系 1992/2/10

 前年の弟の結婚式で淳師匠に遭遇 後日、色々話を聞かせてもらううちに、「今までの釣りは何だったのか? 脳天から、足の指先までショックを受けた。 そんなこんなで、淳師匠に教わった準備できる装備と渓流釣りのイメージを頭の中に叩き込んで92年度解禁を迎えた。
 この日は二月十日というのに四度目の釣行となった。 過去三回の釣行で去年の総数を釣っていたが(それでも30匹程度)そろそろある程度の結果が出なければ初心も腰折れになってしまう時期だった。  
 両岸は回廊に阻まれたこの渓の遡行不能地点にたどり着いて淵に目をやったとき、ヤツは見えていた。ただ、大きいことはわかっていたがどれくらいの大きさなのかはわからなかった。たかさんが淵尻を釣ってヤツまでエサが届かなかったためあきらめて、私にその場を譲ってくれた。それでもヤツは水流から少し離れた淵横から動こうとしなかった。「チャンスは、まだあるかも知れない」 長仕掛けを準備し岩壁にしがみ付いた小生はヤツの横にエサを投入したが反応がない。何度かエサを流すうちヤツの目の前にエサが落ちたときヤツが反転した反射的に合わせると竿の胴に快い重みが伝わってくる。重さをコントロールできずにしがみ付いていた岩壁から淵の浅瀬に飛び込んで取り込みに備える。ヤツの何度かの突進に左右に竿をふられるが意外と簡単にたかさんの網の中へ

検寸の結果30cmジャスト 下あごが突き出しだ鼻曲がりのオス その顔つき、風格 アマゴという魚に「完全に惚れた」瞬間であった。    

 


 尺伝説 バックナンバー

谷川支流のサビ尺
31.5cm ♂  95/02/11 東予水系
その日は寒かった上流の渓を目指していたが道が凍結していたために断念して下流の支流へ、 本流から二又した後の橋から入渓 釣りの方も上々で同行の小政氏も8寸を釣り上げている。(小生はまだ) 小雪も降り出したため・・・・

吉野川源流の尺二本
31.5cm ♂
30.0cm ♀
 92/08/17 吉野川水系
吉野川の最源流を釣るために、たかさんと白猪谷へ何度も道を迷いながら白猪林道の終点へ、この頃白猪林道は源流橋の手前までしか伸びていなかった・・・・

土器川の銀化
34.0cm ♀  90/09/30 讃岐水系
この頃、土器川はよく釣れた。まだできてなかったビレッジ美合の前、谷田から川奥にかけて、下福家川、真鈴川、川東の中流部、自宅から近いこともあり休日に雨が降り始めるとよく出かけた。現在のようなちんけな枯れ川ではなく水量も豊かだったように思う・・・・

番外編3
31.2cm ♀  04/05/30 吉野川水系
アタリも魚の姿も全くないまま左支流から二又まで帰ってきた。地図では、左支流のみに水線が記入されているが、二又に流れ込む水量は、ほぼ同じくらいだ。この二又が魚止めなのか?あまり期待しないまま右支流への斜面を登った・・・・

番外編2
37.0cm ♀  2001夏 木屋平 釣り堀
我が家の恒例行事の一つ、木屋平中尾山キャンプ場へキャンプに出かけました。キャンプ場へ到着し、荷物の整理を終え少し休憩してから「晩御飯のおかずを調達しに出かける?」っとキャンプ場から穴吹川の上流まで下って釣堀に向かった・・・・

番外編
38.0cm ♀ 1999夏 木屋平 釣り堀
家族で中尾山キャンプ場でキャンプ
木屋平の釣堀でかけた一尾
検寸定規を越えて検寸不能 メジャーで測定すると38cm デカイ・・・・