四国の渓流釣り 源流釣り入門
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大きなアマゴは何処に居るの尺上編2025版です。 ※写真図中の説明 青色⇒仕掛けの流れ 点線⇒釣れなかったとき・影に隠れて見えないとき 赤色⇒アマゴの動き 点線⇒確実に動きを見てない場合、想像上の軌跡 赤丸⇒アタリがあった場所・あるいは針掛かりした場所 点線⇒ポイント 赤×⇒立ち位置 |
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尺アマゴ 30.5cm ♀ | |
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手前の青丸で8寸・次の青丸で泣き尺・赤丸で尺、そして最後に釣れたのが6寸、7寸が釣れていれば一淵サイクルヒットになっていたのに・・・・広くはないけど凄い深淵だった。 白泡に仕掛けを入れたら直ぐにアタリがあった。 竿を立て均衡状態で白泡の中に引き込もうとするので奥に巣穴があるのだろうね。 真ん中の岩下にエグレがあるので左から餌を追ってきた可能性もある。 アマゴから餌はどう見えているのか?気になるな。 大滝の滝淵から突いている深渕の上は大岩が重なり合っているので滝淵から落ちてきたアマゴは上に戻れないが、狭くなった落ち込みの下で待っているだけで労せずとも餌にありつける。 餌を喰って大きくなれば、己より魚体の小さいアマゴを追い払い餌を独占するのに淵頭の狭さは都合が良いようにのように思える。 源流には、こうした好条件のポイントは数多くあると思うけど、大物が釣れてみないと見逃しがちである。 |
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尺アマゴ 30.3cm ♀ | |
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左の白泡に仕掛けを入れて1mくらい流れた場所で喰ってきた。 オモリが2Bなので落ち込み際から、そう深くない場所にアマゴが定位する場所があるのだろう思うが、白泡の濃さと波紋の激しさで場所は伺い知れない。 水の流れが速くて落ち込みの底を攻めきれない場合は大錘をプラスして竿を上下させながらラインを岩壁に押しつけるようにしてやれば落ち込み直下に餌を落とすことができ大物が居れば喰ってくる。 落ち込みの下が深ければ表層の流れが急峻でも、滝からの水圧で押しつけられているので流が緩くアマゴが居付くポイントになっていることが多い。 良い確率で大物が出る淵は、前後の淵を疎かにしてはならない。 |
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尺アマゴ 30.1cm ♀ | |
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滝の落ち込みから続く本筋を流れに仕掛けを入れた。 赤の実線を流し、仕掛けが底付近に馴染んだ赤丸で喰ってきた。 尺アマゴの動きを想像してみたのが青の破線 ①落ち込みから追ってきた。 ②張り出した岩下のエグレから出てきた。 ③雪が降りメチャ冷たい水、淵底でジッーっとして餌が流れてくるのを待っている可能性もある。 淵の表層は水紋が立ちある程度の流れになっているが底は水が動いてないようなのでアマゴの消耗するエネルギーが少なくて済みそうだ。 滝は2段になっていて上段の滝には無理をしない限り竿が出せない。 下段の淵でアマゴが釣れる釣れないのバラツキが多いのは上の段の滝淵が落ちてくるタイミングの違いと釣り人の有無が関係している。 |
大きなアマゴは何処に居る バックナンバー |
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尺アマゴは何処に居る(2022) | ||||
大きなアマゴは何処に居るのか? 尺上編2022年版 |
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尺アマゴは何処に居る(2021) | ||||
大きなアマゴは何処に居るのか? 尺上編2021年版 |
尺アマゴは何処に居る(2020) | |||||
大きなアマゴは何処に居るのか? 尺上編2020年版 |
尺アマゴは何処に居る | |||||
大きなアマゴは何処に居るのか? の尺上編 写真の加工は面倒くさいし、ある程度のことは尺伝説に書いてあるから放置しておこう思ったのだけど 『大きなアマゴ・・・・』なんだから9寸があって尺がないのはカッコが付かないってことで尺上編を追記しました。 |
大きなアマゴは何処に居る Part4 | |||||
大きなアマゴは何処に居るのか? 落ち込みに続く沈み石のエグレ 最強の釣れるパターン 素直な水の流れより複雑な流れの方がいいし、深みがあれば尚いい。 想像するに落ち込みの底は表層より揺ったりとして流れアマゴは常に上を向き餌が落ちてくるのを待っていると考えられる・・・・ |
大きなアマゴは何処に居る Part3 | |||||
大きなアマゴは何処に居るのか? ソロソロ魚止めが近付き大物を予感できるポイントがなくなってきた頃に現れた滝 ここは丁寧に攻めなくては・・・・ 手前の流れで6寸と7寸が出た。 |
大きなアマゴは何処に居る Part2 | |||||
大きなアマゴは何処に居るのか? 源流の核心部がはじまる長淵 この淵は大物が出そうな予感があったので遠巻きに渕尻から丁寧に攻めたがアタリはなかった。 少し前進して奥に仕掛けを入れたが白泡に届かない、仕掛けが中央流れたところでガツンと来た・・・・ |
大きなアマゴは何処に居る | |||||
大きなアマゴは何処に居るのか? 8寸以上のアマゴが釣れたら釣れた場所を写真に残すことにしている、今年からそれに加えて9寸以上は釣れた状況を記録に残すようにした。目的は大物が釣れた場所の傾向を知るためにはじめた。 傾向がない場所で釣れることも偶にあるが「落ち込み」・「エグレ」・「淵尻」・「沈み石」・「二又の合流」に集約されていた。・・・・ |