四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2014) 昔はよく釣れた渓 |
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吉野川水系 |
2014/9/6 晴れ |
一昔前、この渓はよく釣れた。 集落手前の林道を2時間歩いて取水から釣り上がり、またそのコースを引き返すものだった。 ある時、足をねんざしてこれ以上は無理と判断した。相棒はもう少し釣り上がると言うので別れた。いつもなら2時間もあれば車止めに着くのだが足を引き継ぎながら林道を下ったので4時間経っても車止めに辿りつけない・・・・そのうち相棒のことが心配になりはじめた。何処まで釣り上がったのだろうか?いくら何でも追いついていい頃だ・・・・辺りは暗くなりはじめた。向かえに行こうにもこの足じゃどうしようもない・・・・などと考えていると前方から相棒が向かえに来てくれた。 相棒の話によると、よく釣れるのでしばらく釣り上がると林道と交差した。その林道を登ると車道の工事中だった。工事のおじさんの車に乗せてもらって車止めに帰ってきたそうだ。 今では、車道は舗装されてから釣り人が多いみたいだ。何カ所か途中から入る林道があるので一番良い場所を頭ハネされることもある。解禁当初ならいい釣りが出来ることもあるが、禁漁間近の終盤になってくるとシブい釣りになってしまう。今年は水量が多いのでこの時期でもいい釣りが出来るかも知れないと淡い期待を持ちながら入渓した。 |
電力の点検道を標高差100m下って取水上の支流から釣りはじめる。 この小支流は意外に穴場なのだがアタリが少ない 50m釣り上がったところで本筋に戻る |
水量は最高でささ濁り状態 |
最初の大滝20m 左の高巻きルートが崩れて歩きにくい。 |
ポイントは滝の奥 いつもなら8寸が出てもおかしくないんだけれど6寸1尾 |
2番目の大滝10m この滝の高巻きルートもザレて新しくロープが張られていた。 最初の大滝もそうだが解禁当初、雪がある内は危険だ |
ひったくるようなアタリ 合わせを入れるとミミズがない 今年は熊太郎太ミミズのちょん掛けで通している。 先だけ咥えて餌をとられるパターン ミミズを通し掛けにすると針掛かりするようになった。 しかし、釣れてくるアマゴは計ったように5寸ばかり・・・・ |
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2番目の大滝を越えると渓相がよくなる。 5m前後の落ち込み、中淵、50m上は植林だが渓沿いは自然林が溢れている。 |
これまでとは違ういいアタリ、いい引き やっと8寸が来た。 写真を撮るまえに飛び跳ねて・・・・写真はありません。 |
かなり前からアタリがなくなり納竿 車止めまで1時間歩く 着替えをしていると激しい雨が降り出した。 最近このパターンが多い・・・・日頃の行いがいいから? 行いがよかったらもう少し釣れてもいいのだけどね。 |
釣果:21尾 最大24.0cm キープなし 遡行距離13.7km 標高差300m |